ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

ガーナのミレニアム・ビレッジを訪問しました!

小学校訪問

小学校訪問

2月11日から21日まで、MPJユースの第7回アフリカ研修(研修先:ガーナ)の前半日程に同行し、MPJ理事長の鈴木りえこがガーナを訪問いたしました。今回、研修に参加したのは、川溿晃平さん(MPJユース代表)ら13名(東大や東京外国語大学の学生など)で、鈴木は学生たちと一緒に在ガーナ日本大使館、JICAガーナ事務所、JICA青年海外協力隊員たちが活動する現場、地方都市クマシから片道4時間のミレニアム・ビレッジなどを視察させていただきました。青年海外協力隊員たちの活動現場を訪れるたびに感じることですが、彼らの開発に対する情熱と、現地の方々への敬愛、現地の人々が日本の学生たちを心から歓迎してくださったことに感謝しています。

訪問したCHPS

訪問したCHPS

首都アクラから車で2時間程度の近郊にあ青年海外協力隊員の方たちが日本で研修を受けたガーナの方々と保健・教育分野で地道に活動している現場では、学生たちは特にCHPS(コミュニティ・ベース保健計画サービス)と呼ばれるシステムに関心を持ったようでした。これは医者や看護士などの医療専門家が少ないガーナで、政府が戦略的に保健アクセスの格差と保健分野での貧困削減を目指したものです。CHPSは、郡保健局が主導して約3,000~5,000人ずつのCHPS郡に分け、コミュニティ保健委員会とコミュニティ・ヘルス・オフィサー(CHO)を設置します。そしてCHOが郡内の担当家庭を訪問し、保健指導や簡単な診療を行ったり、連携する病院へ患者を送ったりするというものです。実験的に行われたCHPSでは、乳幼児死亡率が大幅に削減されるという成果を挙げたそうです。

学生が宿泊させていただく家族

学生が宿泊させていただく家族

また、MPJユースの学生たちは2~3名に分かれて、ガーナ第2の都市クマシから車で片道4時間の僻地にあるミレニアム・ビレッジ(Bonsasso)の村人の家に2泊させていただきました。理事長・鈴木にとっては、2012年にやはりMPJユースと訪れて以来5年ぶりの訪問でした。もともと金が採れる地域で、以前から貧困のほか、違法採掘や児童労働などが問題になっていましたが、2,3年前に地域内に金を採掘する会社が設立され、村にたどり着くまで5回も検問ができていて、すっかり敷居が高くなっていました。

発展した村の様子

発展した村の様子

ミレニアム・ビレッジの担当者は、ビレッジの成果により村人が働く意欲を抱いていること、他の村々に比べてインフラが整っていることなどが会社を誘致した成功要因となっていると語ってくれました。一方、村では露店が増え、家を新築した人も少なくなく、驚いたことにタクシーが5台も待機していました。これまで様々なミレニアム・ビレッジを訪問しましたが、タクシーを見たのは初めてでした。学生が宿泊させていただく家は担当者が特に環境の良い家々を選んでくださったそうですが、電気も水もあり、暑さを除いては期待以上に快適だったようです。MPJユースの学生たちは、ビレッジ滞在の後、首都に戻ってガーナ大学の学生たちと国際学生会議を開催いたしました。学生会議に関しましては、MPJユースから報告させいていただきます。

お世話になった吉村馨大使をはじめ日本大使館の皆さま、牧野耕司JICAガーナ事務所長をはじめJICA関係者の皆さま、ミレニアム・ビレッジの皆さま、学生たちは本当に良い経験をさせていただきました。改めて心からお礼を申し上げます!