ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

What's New

2016年09月20日

第29回研究会報告書を公開しました!

去る6月18日に、MPJとMPJユースの共催で東京大学内で開催いたしました第29回研究会の報告書が完成いたしました!今回の研究会では、テーマを「アフリカの政治と開発-ルワンダをめぐって」と題し、アジア経済研究所の地域研究センター長を務められ日本におけるアフリカ研究の第一人者である武内進一先生にご登壇いただきました。講義の前半では、武内先生が携わられてきた開発というフィールドについて、また近年のアフリカ全体における政治体制や紛争の状況について解説をいただきました。講義後半では、先生のご専門であるフランス語圏地域の中部アフリカに位置する国ルワンダに焦点を当て、その政治と開発に関して、また国民和解についてもお話をいただきました。昨年度ルワンダに関する勉強会を多く開催し、今年2月には実際にルワンダへ渡航したMPJユースのメンバーも多く参加し、するどい質問で会場は大いに盛り上がりました。時代と共に移り変わるアフリカを長く見つめられ、冷静にその過去と未来についてお話される武内先生の姿がとても印象的でした。アフリカの政治や開発についてあまりわからないという方でも、とても聞きやすい内容だったのではないでしょうか。ご興味のある方や当日ご参加できなかった方は、こちらの報告書で講演の内容をご確認いただけます。ぜひ一度、ご覧ください!


2016年09月06日

安倍昭恵総理夫人とサウリ村チームリーダーとのご面談@ナイロビ

去る8月27日の夕方、第6回アフリカ開発会議(TICADVI)のため、安倍晋三総理大臣とともにケニアの首都ナイロビを訪問されていた安部昭恵総理夫人が、ケニア・シアラ県にあるミレニアム・ビレッジ、サウリ村のチームリーダー、Ms. Jessica Masiraとヘルス・コーディネーター兼医師である Mr. Donald Apat、MPJ理事長・鈴木りえこと、インターコンチネンタルホテルにて約30分間の面談を行ってくださいました。安倍総理夫人は、マーガレット・ケニヤッタ・ケニア大統領夫人ほか、各国の大統領夫人らとの公式イベントが目白押しという超多忙なスケジュールを割いて、日本政府が2005/2006年から支援しているミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの設立の経緯、経過、成果などに熱心に耳を傾けてくださいました。本当にありがとうございました! ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)は、国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成へ向けた介入アプローチのあり方を世界に示すために、一日1.25ドル未満で暮らす人々が多い最貧国最貧地域の中からモデル村が選ばれ、介入が実施されています。サウリ村はHIV感染者が多いこともあり、第一号の村に選ばれました。この村はMVPが終了する2016年6月までの3年間は日本の支援で運営されていたため、JessicaとDonaldから安倍総理夫人に対して、心からの感謝の気持ちが伝えられました。ミレニアム・ビレッジは人工的に区切られた村なので、その周辺の村や伝統を守る地域のリーダーとの話し合いについて、総理夫人からご質問があり、設立当初にジェフリー・サックス教授ご夫妻とサウリ村を訪問した鈴木から、「村々を訪れ、数時間にわたり村人らと一緒に地べたに座り、地域の長老たちと話し合い理解していただいた」とお答えしました。 サウリ村には、2005年にアメリカの人気女優アンジェリーナ・ジョリ氏もサックス教授ご夫妻と訪問されたことがあり、その様子がMTVで放映されました。安倍総理夫人も「私もいつか訪れたい」とおっしゃってくださり、Jessicaたちもそのために「準備を惜しまない」と和気あいあいとした内容の濃い会談となりました。 実は、村からはHIV陽性の母親とHIV陰性の子ども2組が、MPJセミナーのためにナイロビを訪問中で、総理夫人側は彼女たちもこの面談に参加することに対して積極的に対応してくださいましたが、TICADVI中はケニア側の警備が非常に厳しく、面会に必要なIDなどの書類が準備できなかったため、残念ながら母子との面談は実現できませんでした。いつの日か安倍夫人がサウリ村を訪問され、母子らとの面会が実現することを願っています。


2016年09月06日

TICADVI 公式サイドイベント・セミナーのご報告

8月27日~28日の二日間、ケニアの首都ナイロビにて開催された第6回アフリカ開発会議(TICADVI)の外務省公式サイドイベントとしてミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)とミレニアム・プロミス・ケニア(MPK)の共催で、セミナーを開催いたしました。このセミナーは、「市民社会ネットワーク for TICAD」のNGOセミナーシリーズの一環として、28日午前9時から10時半まで、ライコ・リージェンシー・ホテルにて開催されたものです。 セミナーの内容は、ケニアのシアラ県にあるミレニアム・ビレッジ、サウリ村のチームリーダーであるMs.Jessica Masiraとヘルスコーディネーター&医師のMr. Donald Apatの2名が講師となり、2005年から開始されたミレニアム・ビレッジ(10か国80村)第一号としての10年間の経験、とりわけ保健衛生面での実績を話してくださいました。サウリ村からは、特別ゲストとしてHIV陽性の母親2名とその子ども2名(HIV陰性)も参加し、母親たちがそれぞれの体験談、プロジェクトの成果として子ども(3歳と7歳)たちがHIV陰性を保っていることなどを、涙ながらに語ってくださり、聴衆の感動を誘いました。サウリ村ではコミュニティ・ヘルス・ワーカーが妊婦のHIV検査を実施し、陽性の場合は治療を開始します。出産直後の赤ちゃんも治療され、生後18か月間は母乳のみで育てられるのです。そのほかの飲食をするとHIVに感染する危険性があるためだそうです。HIV陽性の母親たちは定期的に集まり、お互いに励まし合い、経験者からアドアイスをいただき、前向きに生活しています。MPJ理事長の鈴木も2014年秋にサウリ村を訪れた際、たまたまHIV陽性の母親から生まれた子どもたちが生後18か月を経て、HIV陰性であることが証明された「卒業式」に参加することができました。30組ほどの夫婦とその子どもが一組ずつ名前を呼びあげられ、音楽と踊りとともに参加者の前に現れ、「卒業証書」を与えられダンスして記念写真を撮るというお祝いの儀式でした。最後には、Jessicaと鈴木が大きなケーキにカットを入れ、参加者全員でケーキを食べながら喜びを分かち合いました。その時、”I am free”というTシャツを着ていたよちよち歩きのFaithちゃんが、1年半後に元気な姿でセミナー会場を走り回る姿を見て、感無量となりました。さて、セミナーの聴衆は日本人のほかアフリカの方々も半数程度を占め、講義の後には多くの質問がありました。日本の著名な研究者の方も、ミレニアム・ビレッジのコストパフォーマンスに関する質問をされ、Jessicaからは村人一人当たりの予算が110ドルという答えでした。また、外務省のTICADVI大使兼アフリカにおける地域経済共同体(RECs)・平和・安全保障担当大使をされている藤田順三大使も参加され、冒頭に挨拶してくださいました。そして、最後にはHIVに対する偏見が根強い地域で、陽性の方々が公の場で体験を語ってくださるのは、非常に有意義なことであると感想を述べてくださいました。サウリ村では10年にわたる包括的な分野(農業、教育、保健衛生、インフラ、起業ほか)での介入がなされ、様々な変化を遂げています。当初から見守っている鈴木の印象としては、特に村人に心理的な変化が表れ、援助に頼ることから自立への転換が徐々に感じられます。セミナーの参考資料(英語)はこちらです。


2016年08月26日

TICADⅥのサイドイベントへ参加します!

初のアフリカ開催となる6度目のアフリカ開発会議(TICAD)が、いよいよ目前に迫ってまいりました! MPJは今回のTICADに合わせ、市民ネットワークfor TICAD(Afri-can)主催のサイド イベントの一角として、ケニア・ナイロビにてセミナーを開催します。 MPJの支援先であるサウリ村チームリーダーのJessica・ヘルスコーディネーターのDr. Donaldを招き、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)の成果や課題、SDGsの達成に向けた今後の取り組み、についてお話します。さらに、MVPの一環で支援に力を入れてきたHIV陽性のお母さんとその子どもたちにも、当日特別ゲストとして参加してもらいます。MVPでは、たとえHIV陽性であっても、お母さんたちが自信をもって暮らすことができるよう、子どもたちが健康に育っていけるよう、支援を継続してきました。セミナーでは、この活動についても紹介します。 セミナー開催要領は以下の通りです。 「MDGsからSDGsへ:ミレニアム・プロミス/  ケニア・シアヤ地域におけるミレニアム・ビレッジの経験を通して」 日程:2016年8月28日(日) 時間:9:00~10:30 (ケニア時間) 場所:ライコ・リージェンシー・ホテル (ナイロビ市内) 主催:ミレニアム・プロミス・ジャパン 共催:ミレニアム・プロミス セミナーの詳しい開催報告は後日HP上で公開いたしますので、そちらにもご期待ください!市民ネットワークfor TICAD(Afri-can)の広報ページはこちら


ニュースレター

毎月1〜2回ミレニアム・プロミスに関する活動などの報告をニュースレターでお届けしております。ぜひご登録ください。
>>バックナンバー