ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:プロジェクトパートナー発信レポート

ミレニアム・プロミスCEOからのメールマガジン

親愛なる友およびサポーターの皆様へ
9月26日にニューヨークで開催された第1回ミレニアムプロミスパートナー大会にご出席された皆様に、ミレニアム・プロミスを代表し心より感謝申し上げます。
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皆様のたゆまぬ御支援、御協力と創意工夫のおかげで、ミレニアム・プロミスにとりまして、大変素晴らしい一日となりました。ビジネス、科学、行政、芸術、テクノロジー、信仰など、あらゆる分野のリーダーおよび専門家にお集まりいただき、極端な貧困の撲滅対策に関して、豊かな見識や革新的なご意見を頂戴することができ大変光栄でした。ミレニアム開発目標達成に向けて、飛躍的な変化をもたらすべく地球規模で取り組みが進んでいます。私達はその最前線で一丸となっているのです。

この度の会議の要旨を添付しましたので、ぜひご覧ください。この会議に関する更に詳しい情報や資料はミレニアム・プロミス・パートナー大会のウェブページで得ることができます。
ミレニアム・プロミスは、サハラ以南地域における統括的な地域支援活動の拡大を目指しています。またミレニアム・ビレッジとその周辺地域における産業開発および企業投資を促進し、一般市民からの支援拡大に努めています。パートナーの皆様の多くから、こういった私達の活動に対する具体的な支援策を提示していただくなど、極めて実りの多い会議でありました。
また、マラウイ共和国のムタリカ大統領より、全ての村をミレニアム・ビレッジにするため協力していきたいとの大変心強いお言葉をいただきました。閣下は、ミレニアム・ビレッジのアプローチを自国の開発戦略に組み込むこともお考えだそうです。極端な貧困を撲滅し、ミレニアム開発目標を達成するためには、こういった戦略的な協力が不可欠です。
パートナー大会で皆様からいただいた活力とアイデアをもとに、ミレニアム開発目標を支援するため、ミレニアム・プロミスは引き続き地球規模の運動を進めて参る所存です。
皆様と力を合わせて、目標に向かい邁進していきたいと思います。今後も目標達成に向けて何かお考えがあれば、ぜひ私達にお知らせくださるようお願いいたします。
皆様のたゆまぬ御協力に心より感謝いたします。

ジョン・マッカーサー

翻訳:田村トリサ

ミレニアム・プロミスからのメールマガジン

世界では、約10億の人々が一日1ドル以下で生き延びねばならない極端に貧しい暮らしをしています。この重大な問題に対処するため設けられたのが、ミレニアム開発目標(MDG)です。極端な貧困や飢餓、予防可能な病気感染を削減し、男女平等、教育、環境維持を推進するため、達成目標を掲げています。

来週開催される国連総会では、ミレニアム開発目標ハイレベル会合とアフリカ開発課題ハイレベル会合(事務局訳)の二つの主要会議が予定されており、これらの問題が大きく取り上げられます。ミレニアム開発目標の達成期限は2015年です。その折り返し地点である2008年という重要な時に、これらの会議が開催されるわけですが、世界のリーダー達は両会議を通して、重要目標を達成すべく決意を新たにすることでしょう。
米国でミレニアム開発目標を全面支援する唯一の組織であるミレニアム・プロミスにとって、この二つの会議は特に重要です。目標達成が可能であることを各国に示すことができるよう、積極的に会議に臨む所存です。都市から遠く離れたアフリカのサハラ以南地域の貧困集落においてでさえ、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトを通して見事な成果をあげ、目標達成に向け着実に前進しているという事実を世界へ向けて発表したいと思います。
ミレニアム・ビレッジでは、住民が自助努力により貧困から脱却するため、農業、医療、教育、インフラなど、ねらいを定めて統括的に投資しています。早くも達成することができた成果として、地域における平均食物生産量の倍増、マラリア対策のため34万帳を超える蚊帳の配布、7万人の児童を対象に地元の農産物を利用した学校給食サービスの実施などがあります。さらに、このプロジェクトでは、携帯電話とインターネットを利用した集落の連携を進め、マラリアやHIV治療を提供する医療サービスの拡大に取り組んでいます。
来週、私達は、世界のリーダー達を前にこれらの成功事例を発表し、ミレニアム開発目標達成に向けて早急に動き始めるよう、強く働きかけたいと思います。より多くの支援を得られるよう、皆様もぜひ、周りの方々にミレニアム開発目標についてお話ください。私達の願いは、皆で力を合わせ、明日の命も危うい生活を送る10億人の人々に誓った約束を必ずや成し遂げることです。
皆様のご支援に感謝いたします。

ミレニアム・プロミス

翻訳:田村トリサ

ミレニアム・プロミスからのメールマガジン

2008年ミレニアム開発目標報告書が国連により本日発表されました。この報告書には、ミレニアム開発目標達成に向けた進捗状況の概要が記され、特に次のような成果が報告されています。
○ 2000年に750,000件あったはしか感染による死亡件数が、2006年には250,000件に減少。現在、発展途上国の子供達の8割がはしかワクチンを接種している。
○ サハラ以南の地域においてマラリア防止策が拡大。五歳以下の子供がいる家庭で殺虫剤処理済の蚊帳を使用する家庭が増加。2000年に比較すると20ヵ国中16ヵ国で蚊帳の使用数が、少なくとも3倍に増えている。
○ 1990年以降、新たに16億人に対し安全な飲み水が供給可能となった。

ミレニアム開発目標の達成期限は2015年です。その折り返し地点である2008年において、私達は前例のない成果をあげることができました。しかし、まだ課題は多く残っています。目標を確実に達成できるよう、一層の努力をせねばならない重要な時です。皆で力を合わせ、我々の世代で、極端な貧困と飢餓をなくし、予防可能な病気の感染を食い止めようではありませんか。
皆様のご支援に感謝いたします。

ミレニアム・プロミス

翻訳:田村トリサ

ミレニアム・プロミスからのメールマガジン

ミレニアム・プロミスからメールマガジンが届きました。
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まもなく秋学期が始まります。世界の子供達は新学期の準備をしています。子供達にとって、質の高い教育が将来豊かな暮らしをするための第一歩となります。しかし、貧しい子供達は基本的な初等教育すら受けることができません。だからこそ、全ての子供達が初等教育を受けられる環境を整えることが、ミレニアム開発目標(MDG)が掲げる重要目標なのです。MDGとは、極端な貧困に起因する様々な問題に対処するため、各国が承認した8つの目標のことです。

私達ミレニアム・プロセスは、MDG達成に向けて、アフリカのサハラ以南地域の貧困集落において、初等教育が受けられる環境を確保するために活動しています。実績ある実用的な教育投資をもってすれば、この目標は達成可能であることが、私達が進めるミレニアム・ビレッジ・プロジェクトで示されています。学校を建設し設備を整え、教員を採用、研修し、給食プログラムを実施、そして授業に必要な道具(机、椅子、教科書、コンピュータやインターネット技術等)を供給することで、複数のミレニアム・ビレッジでは出席率および児童の成績が向上しています。
例を挙げましょう。マリ共和国にあるティビィ村の学校では、プロジェクト施行以来、教室を増築し、教員を増員した結果、当初70人だった児童数が300人に増加しました。ケニア共和国のデルトゥ村では女子寮の竣工後、女子児童数が倍以上増えました。MDGの三つ目の目標である男女平等と女性のエンパワーメントに対しても貢献することができました。70,000人を越える児童を対象に給食プログラムが実施された地域では、出席率が向上し、児童に意欲が芽生え、早退が減りました。
アフリカで取り組みを進める一方、米国ではミレニアム開発目標や極端な貧困生活を送る人々についての啓発活動も行っています。2008年5月には、アフリカと米国の小学校をインターネットで結ぶ「スクール・トゥ・スクール」プログラムを開始しました。プログラムの第1段階として、ウガンダ共和国ルヒラ村のミレニアム・ビレッジにある小学校の児童と米国コネチカット州グリニッジにあるウィットビー校の児童がインターネットを通して互いの生活について情報交換するという交流が始まりました。「スクール・トゥ・スクール」を通して、世界の多様な異なる地域に住む子供達が互いの共通点を学ぶ機会を得ます。それは、他国で起きていることは自分に関係することであると捉えられるような、物事を地球規模で考えることができる次世代の育成につながるでしょう。
米国ではまもなく新しい学年度が始まります。私達が取り組む教育支援活動に、皆様のご支援をよろしくお願いします。ミレニアム・プロミス及びミレニアム開発目標の啓発活動にご協力していただける学校教員、学生、ご両親、一般の皆様は、ミレニアム・プロミスのホームページに掲載してある各種資料をぜひご覧ください。互いに手をとり、世界から極端な貧困と飢餓をなくし、予防可能な病気の感染を食い止める最初の世代となろうではありませんか。
翻訳:田村トリサ

サックス教授のメッセージ

ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトについて
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コロンビア大学地球研究所長
国連事務総長特別顧問
ジェフリー・サックス

「ミレニアム・ビレッジのアプローチは最新の科学に基づく行動計画によりアフリカの地方における貧困を削減し、2015年までにミレニアム開発目標を達成することを目的としています。
私は2005年に、ミレニアム・プロミスの共同創設者となる栄誉に恵まれました。企業や市民社会のリーダーによる貧困撲滅の同盟が結成され、包括的な地域社会主導型の経済発展の試みが促進されました。
約10億人の人々が極貧の生活を送り、日々死活問題に関わるほどの極度の経済的困難に苦しんでいます。極貧とは、1日1ドル未満で生活することと定義されることがありますが、より正確には、極貧とは十分な食べ物、基本的な保健サービス、安全な飲み水、道路・電気・通信による外の世界とのつながりを含む、基本的なニーズがきちんと満たされない状況を言います。ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの戦略は、農業、保健、教育、道路、電気とインターネット・アクセスへの投資による貧困の削減です。
sachs2.jpg初期段階において、食料生産、疾病管理、通信及び貧困地域の人々の自信の面で、非常に良い結果が出ています。このような実用的かつ経済的にも実行可能な対策を実施し、貧困地域に力とリーダーシップを与えることにより、世界で最も貧しく、最も困難な地域においてさえ、極貧と戦い、勝利することは可能だということが、示されつつあります。
それだけではありません。これらの対策は、短期間に国のレベルに拡大してゆく可能性があるのです。予防接種、蚊帳の大量配布、全国的な駆虫、ビタミン補給、引換券による種と肥料の配布、ペダル式ポンプによる灌漑、学校と病院の無料化、地域の医療従事者の一斉研修等は全て、アフリカ全土で導入されつつあり、成功を収めています。
これらの投資は、平和と安全保障、貧困地域の長期的繁栄へ向けた一番の希望です。