ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:プロジェクトパートナー発信レポート

サックス教授ニュースレターを掲載しました!

コロンビア大学地球研究所所長 サックス教授のニュースレターを翻訳しましたのでご覧ください。

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世界の貧困への挑戦
親愛なる皆様へ
10年前新世紀のスタートにあたり世界のリーダーたちが集まり、「極度の貧困、飢餓および流行病を根絶するために行動しよう」 と、2015年を達成期限とする8つのミレニアム開発目標を設定しました。そして来る9月、彼らは目標達成の進捗状況と如何にしてそれを促進するかを話し合うために再びニューヨークに集まります。
ミレニアム開発目標をより達成可能なものにするために必要な独創的な発想、新たな手法、技術やシステムを検討する際に地球研究所の科学者や学生たちが目を見張るような中心的な役割を果たしていることに、地球研究所の所長として、また国連事務総長潘基文氏の特別顧問として、私は感動を覚えています。
アフリカをはじめとする世界中の国々での実証プロジェクトを通じて、我々はミレニアム開発目標が達成可能であることを示しているのです。
地球研究所所長 ジェフリー・サックス
原文は以下よりご覧ください。
http://www.earth.columbia.edu/newsletter/2010/sept/

翻訳:加藤尚美

ジョン・マッカーサー氏よりメッセージが届きました

ミレニアム・プロミスCEO ジョン・マッカーサー氏よりのメッセージを翻訳いたしました。

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本日、ニューヨークのミレニアム開発目標サミットでの国連事務総長の開会の辞には、ミレニアム・ヴィレッジ・プロジェクトへのすばらしい支援の言葉が含まれていました。国連事務総長はこのように述べています。
「困難にもかかわらず、懐疑論にもかかわらず、迫りくる2015年というデッドラインにもかかわらず、ミレニアム開発目標は達成可能です。今年、私はアフリカの12カ国近くを歴訪し、自分自身で何が可能であるかを見てきました。
マラウイのムワンダナというミレニアム・ヴィレッジで、(中略)私は革新…統合されたプロジェクトの数々…そして不屈の努力を目にしました。」
我々は、ミレニアム・ヴィレッジの成功がミレニアム開発目標達成への道を示していると国連事務総長に認められるという栄誉に浴しました。さらに広い意味で言えば、我々は、その言葉はアフリカの地方にあるミレニアム・ヴィレッジのスタッフやコミュニティの企業家的なリーダーシップの証であると考えます。
国連事務総長のスピーチの全容は以下のリンクから参照可能です。
http://www.un.org/en/mdg/summit2010/debate/UNSG.pdf
ミレニアム開発目標の達成に向けて共に活動して下さる皆様のパートナーシップに感謝いたします。
敬具、
ジョン・W.・マッカーサー、ミレニアム・プロミスCEO
ミレニアム開発目標に関する迅速なアップデート・ニュース速報はツイッター、フェイスブックでご覧いただけます。
Twitter: @endofpoverty
Facebook: www.facebook.com/millenniumpromise

翻訳:進 絢

国連事務総長がミレニアム・ビレッジを訪問しました!

 ニューヨークのミレニアム・プロミスからのニュースレターを翻訳しました。今回は、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの中間報告書の発行、同時に国連事務総長パン・ギムン氏のビレッジ訪問についてお知らせしています。
事務総長.jpg親愛なるパートナーの皆様へ
皆様と同じように、私たちも結果主導主義です。ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)より初めての中間報告書を皆さんにお届けすることができ、大変光栄に感じております。「地方アフリカにおける開発の成果―ミレニアム・ビレッジの3年後の姿」と題するこのレポートによって、持続可能な地方の開発への足掛かりとなる、単純かつ低コストの介入への統合的な取り組みの効果を確認することができます。食糧生産や疾病対策、そのほか水や公衆衛生などの基礎基盤インフラへのアクセスにおける大きな進歩を5つの地域で実証しており、今後数か月にわたって行われる関連報告の最初のものとして、このレポートは大変意義深いものです。
今回のレポートでは、以下を始めとする結果が公表されました。
・蚊帳の利用が7倍に増え、マラリアの羅漢率が平均で60%近く減少しました。
・主要作物の生産が平均で2倍以上に増加し、2歳未満の子供における慢性的な栄養失調を30%減少させることができました。
・80%以上の児童へ給食が支給され、就学児童数の増加および教育の向上へと繋がりました。
・熟練助産師による立ち会い出産が平均で40%以上増加しました。
・改善された水源の利用が3倍以上に、また改善された公衆衛生施設の利用は7倍程度までに、それぞれ増加しました。
図らずも中間報告の発表は、Mwandama(マラウィ)にあるミレニアム・ビレッジへの潘基文国際連合事務総長の日曜訪問と重なるものでした(5月30日)。在任中の国連事務総長の視察を受けるのは、MVPにとって初めてのことです。潘事務総長は訪問中、MVPの成功が世界中で最も貧しい地域にあっても私たちにできうることを確認するケース・スタディであるとして、世界へ向けて、ミレニアム・ビレッジを注目するよう呼び掛けられました。
今後とも引き続き皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
ジョン・マッカーサー
ミレニアム・プロミス最高経営責任者

プレスリリース(マドンナさんとConnect To Learnプロジェクト)

マドンナさんとサックス教授.jpg 4月6日付でミレニアム・プロミス(ニューヨーク)が発表したプレスリリースの内容を急きょ全訳いたしました。4月5日以来、マドンナさんのミレニアム・ビレッジ訪問(マラウィのグムリラ村)と、”Connect To Learn”の開始に関するニュースレターの翻訳を当ホームページ上に掲載しています。このプレスリリースは、今後ミレニアム・プロミスが力を入れるべき新プロジェクトとして、発展途上国の子女に対する教育支援へのイニシアティブ”Conect To Learn”に関する概要をまとめています。

【写真】マドンナさんとサックス教授(ミレニアム・プロミス提供)
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マドンナさん、コロンビア大学地球研究所、エリクソン社、ミレニアム・プロミスの4者が共同で発展途上国に対する教育支援への取り組みを開始


~アフリカ、アジア及び中南米における女子の初等・中等教育普及と奨学金支給に向け、寄附を呼びかけ~
☆マラウイのリロングウェにて、2010年4月6日
 米歌手マドンナさんが、コロンビア大学地球研究所、エリクソン社、ミレニアム・プロミスと共に新しい教育支援の取り組みについて発表を行いました。この取り組みは世界中の子供たちに、初等・中等教育の普及を支援しようとしているもので、特に女子の中等教育に焦点をあてています。“コネクト・トゥ・ラーン(Connect to learn)”と名付けられたこの取り組みは、特に女子を対象にして中等教育の奨学金を支給するとともに、学校内での情報通信技術(ICT)の導入によって、教育の質の改善と普及を目指します。
 今回のパートナーシップは、現在の世界的な教育環境危機を改善し、そして、世界の人々、企業、非営利団体や政府に行動を起こしてもらおうと働きかけるものです。7000万人を超える子供たちが初等教育を受けることができておらず、何億人もの子供たちが試験に合格しても中等教育を受けることができていないのです。この子供たちの半分以上は女の子で、学校に通うために様々な障害を乗り越えなくてはならない環境にいます。さらに、運良く学校に通うことができても、教育の質が十分でないことは珍しくありません。
 「今が変化の時です。学校に通うことができない子供たちが世界に何百万人もいます。だから、この子供たちが奨学金を通して基礎教育を受けられるようにしてあげよう、テクノロジーや世界中の情報にアクセスする機会を作ってあげよう、って皆さんにお願いしているのです。」とマドンナさんは話します。
 「コネクト・トゥ・ラーン」は認知度を高め、オンライン募金や企業とのパートナーシップ、財団投資などを通じて資金調達することを考えています。その資金で中等教育への補助金を供給したり、学校同士のパートナーシップ・プログラムを拡張したり、インターネットを通じて世界中の学生たちをつなぐことが可能となります。今後数カ月のうちに、この取り組みがパートナーシップを発足させ、世界に最大の影響を与えられるよう活動を加速させていくでしょう。
 「我々がこの取り組みを始めたのは、今の若い世代が教育と技術を身につけ、21世紀の世界に暮らす住民として高い生産性を誇ることが最も重要なことだと考えているからです。」とジェフリー・サックス教授(コロンビア大学地球研究所長、国連事務総長特別顧問、ミレニアム・プロミス代表)は述べます。
 「我々は情報化時代に暮らしており、教育が成功や健康、さらには生存の鍵を握っているのです。経済的な問題あるいは学校の教育施設が不足していることによって、とても多くの子供たちが早い年齢で退学を余儀なくされています。このような状況は、特に、学業を続ける上で多くの社会的障害に直面する少女たちにあてはまります。今日、すべての若い人たちが学校教育を享受できるようにし、インターネットを通じて世界中の知識につなげることができるのですから、それによって、世界的な知識共同体の創造や、相互接続の世界で相互理解をすることもできるのです。
コネクト・トゥ・ラーンは、少年も少女も、すべての若い人たちが中等教育まで受けられるようにすることを約束します。これは貧困を終焉させ、繁栄を保証し、平和で持続可能な世界をもたらす道筋なのです。」と同教授。
 エリクソン社のハンス・ヴェストベリ社長兼CEOは、次のように述べます。「ブロードバンドは、今や世界中のどこにおいても必須なものであるばかりか、初等教育や中等教育を含めた21世紀の教育の質を高めることができます。世界中の学生たちは考えを共にし、お互いから学びあえる可能性を持っているのです。もはや教室がグローバルに、モバイルになる時なのです。というのは、議論の場や社会的ネットワークの場、カリキュラムの編成・実行の場といった世界中の多くの場所でモバイル・ネットワークが固定ネットワークを上回り始めているからです。我々の持つ最新の通信技術と企業規模を考えれば、エリクソンこそが将来の世界を形作るに最もふさわしい会社といえるでしょう。」
 また、ミレニアム・プロミスのジョン・マッカーサーCEOは次のように話します。「世界的な教育問題の解決には、企業や政府、科学技術、学会、そしてコミュニティ・リーダーシップが協力して戦略を導き出す必要があります。女子教育のメリットと必要性に特に焦点をあてることで、発展途上国における健康衛生や男女平等、経済成長の面で社会全体に大きな前進が期待できるでしょう。」
 コネクト・トゥ・ラーンが中学生への奨学金援助やICTを学校に導入することによって、サハラ以南のアフリカ10カ国、50万人に達するミレニアム・ビレッジのインフラは大きな影響を受け、世界的な教育支援プロジェクトは初期段階から成功を収めるでしょう。アフリカでプログラムを開始した後は、その他の発展途上国でも教育支援や奨学金支援を展開し、教育問題支援について世界的パートナーシップを確立するよう取り組んでいきます。
 また、ソニー・エリクソン社もオンラインアプリストア「eStore」を通じて携帯電話プラットフォームを提供し、携帯電話でインターネットを利用する世界中のユーザーに対してもこの取り組みを広げていきます。
なお、ご寄附および本件の詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。www.connecttolearn.org

コロンビア大学地球研究所について
コロンビア大学地球研究所は、持続可能な開発に関する実務的な課題に取り組む世界でも屈指の研究施設です。主な活動として、次世代のグローバル・リーダーを教育・養成、先進的な科学研究、より持続可能な世界を作るための解決策の導入などを行っています。詳細は、以下をご覧ください。www.earth.columbia.edu
エリクソン社について
エリクソン社は、通信会社に技術とサービス提供するトップ企業です。2G、3Gおよび4Gの移動通信技術のリーダーであり、20億人を超える加入者にネットワークサポートを提供しているほか、運用管理サービスにおいてもトップに立っています。同社は、移動通信網および固定通信網のインフラや電気通信サービス、ソフトウェア、ブロードバンド、マルチメディアソリューションを個人や企業、メディア産業向けに提供しています。また、ソニー・エリクソン社とST‐エリクソン社の2つのジョイント・ベンチャーは、高性能携帯端末を個人向けに提供しています。エリクソン社のビジョンは、革新・技術・持続可能なビジネスソリューションを通して「人々が、誰とでも何の制限もなく自由にコミュニケーションできる世界」をつくるリーダーシップを発揮すること。175カ国に展開して8万人超の従業員を擁しており、2009年は2,065億スウェーデン・クローネ(約271億ドル)の売上規模を誇っています。スウェーデンのストックホルムを本社に1876年に設立され、ストックホルムのOMX NASDAQおよびニューヨークのNASDAQに上場しています。ホームページは、www.ericsson.com
ミレニアム・プロミスについて
ミレニアム・プロミスは、2015年までにアフリカでミレニアム開発目標(MDGs)を達成するために活動しています。ミレニアム開発目標は、極度の貧困が持つ様々な要因に焦点をあて、国際的な合意によって8つの目標を掲げているものです。ミレニアム・プロミスは、貧困に陥ったコミュニティや、国・地方政府、パートナー組織と一緒になって総体的アプローチを用い、貧困のサイクルを阻止するために効果的なプログラムを実施しています。ミレニアム・プロミスは、今の世代が極度の貧困や飢餓、予防可能な疾病を撲滅する歴史上はじめての機会だと考えて活動しています。詳細は以下をご覧ください。 www.millenniumpromise.org

翻訳:栗山浩延

マドンナさんがスポークスパーソンでConnect To Learnを開始!

ミレニアム・プロミスからニュースレターが届きました。Connect To Learnのプレスリリース全文は現在、事務局で翻訳中です。

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マドンナさん(CTL).jpg 本日、コロンビア大学地球研究所、エリクソン、ミレニアム・プロミスの連携で、“Connect To Learn”というグローバルでエキサイティングな新規教育支援の開始を、皆様にお知らせすることができて嬉しく思います。
4月6日(現地時間)、Connect To Learnのグローバル・スポークス・パーソンである米歌手のマドンナさん、コロンビア大学地球研究所長兼ミレニアム・プロミスの共同設立者のジェフリー・サックス教授、エリクソンCEO兼社長であるHans Vestherg氏がマラウィを訪問して、この発表を行いました。Connect To Learnは中等教育、とりわけ女子教育の推進に焦点をあてるとともに、ICTの新技術が世界中の教育の質を向上させることを可能にした、という点で国際的にも画期的なイニシアティブです

【写真】Connect To Learnのサイトより

 エチオピアのミレニアム・ビレッジ、コラロ村に住むSmertという女の子の物語が、女子の中等教育が与えるパワーを証明しています。彼女の物語は以下のサイトで動画としてご覧いただけます。
http://www.youtube.com/user/MillenniumPromise#p/f/0/ESw1NDi7hPw
 Smertはミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの奨学金を受けて、コラロ村の近くの町HawzienにあるSecondary Schoolに通っています。今年中に卒業し、その後大学進学を予定していて、村では初めてSecondary Schoolを卒業して、大学へ進学する女子となります。彼女は医師を目指し、村に住む他の多くの女の子たちのモデル的存在として、彼女たちを鼓舞しています。私たちは、彼女のような環境にいる何億もの子供たちに将来への希望を与えるConnect To Learnを開始することができ、非常に誇りに感じています。
 世界的な行動要請の一環としてConnect To Learnは、女子と男子が中等教育へ進むための直接的な奨学金支援を行うとともに、ICT技術を使ったSchool To Schoolプロジェクトへの支援も実施します。先ずは、アフリカのサハラ砂漠以南にあるミレニアム・ビレッジに住む約50万人の学生を対象として支援を開始します。
 皆さま、ぜひグローバルな中等教育支援活動を推進する私たちの活動に参加してください。さらに詳しい情報と今後の活動をフォローするために、下記のサイトからサインアップしてください。    http://www.connecttolearn.org/
 
 プレスリリースの全文とミレニアム・ビレッジに関する最新情報は、以下のミレニアム・プロミス・ウェブサイトからご覧いただけます。
 http://www.millenniumpromise.org

ミレニアム・プロミスCEO
ジョン・W・マッカーサー
抄訳:MPJ事務局