ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

マラウィのビレッジより活動報告が届きました!③

第3回目の今回は、唐須史嗣さんからのレポート第2弾をご紹介いたします。

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2010年7月10日(土)
12週間の研修プログラムのうち最初の5、6週間はミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)各セクターのスタッフに付き添い、 現場での現状や活動等をできるだけ学び、吸収します。今週はちょうど研修の中間点で、 マラウィ湖の南部に位置するMangochiで合宿の様な物を行いました。主な目的としてはMVPの需要と今まで学び観察した経験を元に、後半5、6週間に導入するプロジェクトについて話し合う事。
スタッフは自分のセクターでこれから導入してみたい活動や、人手不足で進めていないプロジェクト等様々なアイディアを挙げてくれました。全部で12個。以下四点の基準によって絞りました:
1. 僕達研修生の興味だけではなく、実際にMVPやそのスタッフにとって重要であり、価値のある活動である事。
2. 僕達研修生四人の経験や知識を活かせるプロジェクトである事。
3. 5、6週間の間にはっきりとした結果が出せる物。
4. 可能な範囲で様々なセクターに影響のある(“integrated”な)プロジェクトである事。
数時間話し合った結果この4基準を満たすプロジェクトとして最終的に下記3つに決定しました:
1. キャッサバのバリューチェーンの分析:ムワンダマのカテテ村で成功しているキャッサバのパン屋を見て、このビジネスは可能性があると皆確信しています。パンのみではなく、キャッサバの生産からパン、チップス、粉、ノリなど様々な商品の販売までのバリューチェーンを分析し、本当に有益なビジネスなのか、いかにしてコスト削減や効率性を上げられるか、等を分析。最終的にはムワンダマで小規模のキャッサバ工場を建て、一番近い町、ゾンバで店舗を開き販売をする可能性も。
2. 作物の収穫量の推定:マラウィの主食であるトウモロコシはマラウィ人の摂取カロリーの6割以上を占めていると言われています。トウモロコシのデータは豊富である反面、その他の作物(大豆、キマメ(pigeon pea)、キャッサバ、ピーナッツ等)のデータは極めて少ない。ムワンダマ地域のこれらの作物の収穫量を推定するプロジェクト。上記のバリューチェーンの分析にも取り入れられます。
3. 学校のパソコン導入:レノボから寄付されたパソコンを電気の通っている小中学校1、2校で導入。教員のトレーニングから教室のセキュリティー(扉の鍵、窓等)、どの様にして100人近くいる教室でパソコンを有効活用するのか、周囲のコミュニティーの利用等々考慮しなくてはならない点は沢山あります。まず1、2校で導入し、そこで学んだ知識を元にこのプロジェクトを拡大するか検討。

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【写真】左:Mangochiで合宿中プロジェクトについての会議 右:中央が唐須史嗣さん