ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

第19回MPJ研究会のご報告 「アフリカ開発の現状と展望」(ジェトロ・アジア経済研究所共催)

第19回MPJ研究会②8月30日、ジェトロ・アジア経済研究所とMPJとの共催で特別講演会を開催しました。アフリカに関して博識な平野克己先生の話を聞こうと、平日夕方の開催にもかかわらず、学生、社会人合わせて21名の方が千葉のアジア経済研究所まで足を運んでくださいました。

今回は、平野先生のご著書「経済大陸アフリカ」を出席者の方にあらかじめ読んできていただいたので、ご著書の内容のポイントの概説に加え、ご本を書かれた後(13年1月刊行)先生が考えていらっしゃること、私たちが何を考えなければいけないかを中心にご講演いただき、その後、質疑応答の時間に移りました。
質問は、学生からの学問に関するものや企業で働く方のビジネスに関するものまで様々でした。例えば、アフリカの人々は日本に援助を求めているのかという往々にして問われる質問に対し、援助ではなく投資が必要とされており、中でも農業分野の開発が急がれていて世界全体の食糧生産の減少傾向から考えても安全保障上重要であると述べられていました。他にも、中国が行うアフリカ開発の評価と日本に対する評価との比較や、拠出額が減少している日本のODAでは今後どのような支援を行うべきかといった質問や、農業や医療、地域経済統合、アフリカメディアの現状などなど分野を問わず飛び交う質問に、先生は的確にわかりやすくご回答され、さらには参考文献の紹介やビジネスへのアドバイスなどフォローアップもされていました。終了時間を大幅に過ぎるほど白熱した議論が繰り広げられ、大変勉強になりました。
第19回MPJ研究会①第19回MPJ研究会報告書(PDF)はこちらからご覧いただけます。
第19回MPJ研究会報告書
なお、ジェトロ・アジア経済研究所のホームページでは、講演部分の映像が公開されています。平野先生の熱のこもったご講演を是非ご覧ください。http://www.ide.go.jp/Japanese/Dogachannel/201308_hirano.html