ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

国連総会サイドイベント会議の報告(食糧危機)

9月22日国連総会初日に、ニューヨーク国連内で開催されたサイドイベント会議(The Earth Institute at Columbia University, FAO, IFAD, WFP and UNDP 共催)”A Response to the World Food Crisis: Smallholder Agriculture, Food Security and Rural Development in Africa”で、潘基文事務総長とサックス教授らがスピーチを行いました。
会議にはアフリカの農家代表としてカメルーン(右の写真)やケニアの女性たち(左の写真)も参加して活発に発言しました。食糧危機が農家に与える影響は大きく、家計を営む女性たちの負担がさらに増大する懸念が広がっています。また、会議では将来的に「水不足」が及ぼす深刻な状況にも言及されました。

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会議資料に掲載されたミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)に関する文章と、食糧危機に関する事務総長メッセージ簡約は「続き」をお読みください。



MVPはパブリックセクターから特定された投資と、UNDP、コロンビア大学地球研究所、ミレニアム・プロミスのパートナーシップの主導で実施され、劇的な効果をあげている。援助の対象はアフリカ10カ国80以上の地方の村々における貧困に苦しむ40万人以上に拡大した。
農作物の収穫を増やし、村民の基準栄養価を満たし、多角経営化による現金収の実現、就学率向上、地元で収穫された食物による学校給食の提供、マラリア羅漢率の抑制した。
The Millennium Villages Project (MVP) demonstrates the dramatic results that can be achieved with a coordinated suite of targeted public-sector investments. A joint initiative of the UNDP, the Earth Institute at Columbia University, and Millennium Promise, the MVP has rapidly expanded to more than eighty sites across 10 African countries covering over 400,000 rural poor people. In early results, villages have generated crop surpluses, met caloric requirements, provided cash earnings through diversification, increased school attendance through locally grown school meals, and reduced malaria prevalence.
●国連・潘基文事務総長(9月22日第一回国連民間セクターフォーラムでの演説簡約。
国連本部で開かれたこのフォーラム(テーマ:世界的な食糧危機に対する長期的対応)には、企業経営者、国家元首及び政府首脳、市民団体・財団指導者、国連機関関係者ら100名近くが集い、ミレニアム開発目標の達成に必要な行動を確認した。
潘事務総長は、ミレニアム開発目標の達成が順調に進んでいないこと、無駄な時間はないことと訴えた。また、健全な社会でのみ市場が繁栄すること、官民協力を促進する必要性を強調した。さらに、持続可能性と成長の機会を結びつけ、知識、資源、新しい手法を結集させる必要があるとつけ加えた。
食糧や燃料の高騰により、何百万人もの人たちが飢餓に追い込まれ、社会の不安定化や暴動が起こりやすいことに懸念を示し、食糧問題対処への援助が必要だと語った。農業への投資を通じ、現在の危機の対応のみならず、世界中での食糧安全確保のさらなる促進に協力できると述べた。
文責:事務局