ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:活動報告

【活動報告】インターン報告会

IMG_0122  「インターンシッププログラム」(NPOサポートセンターと株式会社ディスコ共催)により、2013年2~3月の間、MPJ事務局で週2回ほどインターンとして働いてくれた中浦光明くんの報告会が4月13日(土)に行われました。
 中浦くんはインターン中、将来の自分の仕事を模索をしていたそうです。短い期間ではありましたが、「MPJでのインターンを経て、自分のやりたいことが見つかった」と聞いて、私たちも嬉しく思っています。彼は、大学一年生にもかかわらず、社会に対してもとてもしっかりした考えを持っている、というのがMPJ事務局のみんなの印象でした。ここでの経験を今後の人生でも活かしてほしいと思います。応援しています!またオフィスに遊びに来てくださいね!

MPJユースのタンザニア研修報告会を実施しました!

【質疑応答を受けるMPJユースのメンバー】

【質疑応答を受けるMPJユースのメンバー】

 去る3月30日(土)午前、MPJユース(東大生中心の学生団体)のメンバーが、JICA地球ひろば@市ヶ谷にて、タンザニア視察の報告会を行いました。週末の午前9時半開始にも関わらず、社会人の方々も多くご参加くださり、分野ごとの報告の後、活発な質疑応答がなされました。タンザニア研修に参加したMPJユース12名のうち3名は、4月1日から社会人として新たに出発しています。これからは彼らが中心となってOBと現メンバーの交流や学習の場も設けられることになりました卒業したメンバーの皆さん、ありがとう! 
 報告書が完成しましたら、改めてホームページに掲載いたします。
 
MPJ Youth タンザニア研修報告会
〜学生が伝えるアフリカ・タンザニアの今〜

 
東京大学の国際交流活動奨励事業や三菱UFJ国際財団などからの助成をいただき、MPJ ユースの学生メンバー12名が、2013年2月21日~3月7日、東アフリカのタンザニアへ研修に出かけて参りました。現地では、政府や国際機関、各種企業、NGOなどを訪問し、またダルエスサラーム大学において日本、タンザニア、ルワンダの学生とともに国際学生会議を開催いたしました。現地にて日本企業が何を考えながら活動しているのか、タンザニア・日本政府の思惑とは何か、タンザニアの一般社会では何が起こっているのか、またタンザニア・日本・ルワンダの学生による将来への提言など、渡航メンバーによる生の声でタンザニアの今・将来をお伝えしました。
 
【日時】 2013年3月30日(土)9時30分~11時30分
【場所】 JICA地球ひろば(市ヶ谷):会議室600
 
【現地訪問先】
 日本企業:住友化学と現地の合弁会社(A to Z Textile Mills)、住友商事、積水化学、三菱商事、パナソニック。
 現地政府機関:タンザニア外務省、タンザニア農業省
 日本政府関係:JICA、日本大使館
 社会・保健関係:UNICEF、小学校、CHAWAKUA(教育関係NGO)、現地診療所

 
【MPJユースについて】
MPJユースは「学ぶ、発信する」をコンセプトに活動を行っている学生団体です。
アフリカに関して週1回の勉強会・その成果発信を主な活動とし、学園祭での大規模講演会や文化発信イベント「アフリカンナイト」を開催するとともに、2010年度より、メンバーが実際にアフリカへ渡航し学ぶ、アフリカ研修を年1度実施しております。
活動の詳細・ご質問・活動参加等につきましてはHPをご参照下さい。http://mpjyouth.web.fc2.com/

チェロの女王ワレフスカ氏による復興チャリティ・コンサートを無事に終了しました!

【ワレフスカ氏と福原氏】

【ワレフスカ氏と福原氏】

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、去る3月22日(金)、東日本大震災被災地の復興支援イベントとして開催された「スペシャル・チャリティ・コンサート チェロの女王クリスティーナ・ワレフスカ氏を迎えて」(アークヒルズクラブ主催)を後援いたしました。このスペシャル・イベントにはMPJが企画から関わり、アメリカ大使館の後援もいただき、ルース大使ご夫妻や近藤文化庁長官など著名な方々のご臨席も賜りました。
 
ワレフスカ氏はロサンゼルスにて、楽器商の父とバイオリニストの母の間に生まれました。16才で奨学金を得てフランスへ渡り、パリ音楽院にてアメリカ人として初めてチェロと室内楽の部門において首席で卒業しました。[/caption]
【ルース大使ご夫妻とアーティスト】

【ルース大使ご夫妻とアーティスト】

著名なピアニストであるアルトゥール・ルービンシュタイン氏は「私をはっとさせた唯一のチェリストだ。」と、彼女を称賛されています。ワレフスカ氏のチェロは世界に2台しかないという1740年のベルゴンツィ。当日の演奏曲目は「ハバネラ風の小品」(ラヴェル作曲)、「ソナタ イ長調から」(フランク作曲)など、アンコールを含めて6曲でした。アークヒルズクラブの会場は、赤井勝氏による桜の女王「陽光桜」の装飾や夜景を背景にロウソクの光が揺れる幻想的な雰囲気に包まれ、心に沁み渡るようなチェロの音色が響きわたりました。そして、約50名のゲストの皆様が、口々に「感動した」とおっしゃってくださいました。また、ディナーのワインは、ピーロート・ジャパン株式会社がご寄贈くださいました。
 

参加費15,000円のうち4,000円は、アークヒルズクラブからMPJへご寄付いただき、その総額をMPJからアメリカ大使館の復興支援事業である「TOMODACHI事業」へ寄贈いたします。
 
ピアニストは、ニューヨーク在住の福原彰美氏。
当日の曲目やアーティストの紹介はこちらをご覧ください。ワレフスカ氏コンサートチラシ

MPJユースのタンザニア研修に同行しました!

MPJユースのメンバー12名は、2月20日~3月7日までの16日間、東アフリカのタンザニア連合共和国を訪問いたしました。MPJからは理事長・鈴木りえこが同視察の前半期間、彼らの活動に同行いたしました。
 
MPJユースは、3月7日の帰国直後である8日には、KPMGのマイケル・ヘイスティング卿をはじめとする企業の皆様を対象に報告を行った後、3月30日にも後援組織(東京大学や三菱東京UFJ財団)、一般の方々の前で研修報告を行いました。彼らの熱心な活動に関して、参加した社会人の皆様の多くからお褒めの言葉をいただいております。
 
今回は簡単ではありますが、鈴木より彼らの研修の前半に関する活動報告をいたします。

 

【蚊帳の中に入ってみました!】

【蚊帳の中に入ってみました】

まずは、タンザニアの北東部アルーシャにて住友化学と現地アパレル会社との合弁会社 A to Z Texile Millの工場とAfrica Technical Research Centreを視察いたしました。事前に東京の住友化学にてブリーフィングを受け、十分な準備を行った後の訪問でした。住友化学の蚊帳・オリセットはマラリア抑止に大きく貢献していますが、5年間、効能が持続する一方、他の蚊帳に比べて価格が高めであること、国際機関等からの寄贈により市場が飽和しつつあることなどの理由によって、残念ながら必ずしも事業は好調とは言えないそうです。幸い、私たちが訪れたときは注文も入って工場はフル稼働、従業員の方々もアフリカの工場としては珍しいくらいにきびきびと作業を行っていました。

【Kiwawa小学校にて、メロウ山を背景に】

【メロウ山を背景に】

また、アルーシャでは郊外にある小学校 Kiwawa Primary Schoolを訪問しました。小学生らは普段は給食サービスを受けられないということでしたが、MPJが費用を負担し、週末にもかかわらず集まってくれた子供たちやYohana校長先生をはじめとする関係者ら約60名に給食を提供しました。タンザニアではお米は高価だそうですが、その日の給食はビーフが入ったライス、キュウリとスイカの薄切り、コーラやスプライトなどが用意されました。小学生らは大盛りのランチを満喫した後、私たちを歓迎する踊りや歌も披露してくれ、学生たちと一緒にゲームを楽しみ、写真を撮って、一緒に楽しいひと時を過ごしました。

 

【岡田大使の公邸にて】

【岡田大使の公邸にて】

ダルエスサラムに移動してからは、三菱商事ダルエスサラーム事務所(渡辺敦史所長)、パナソニック・エネジー・タンザニア(佐古佳幸社長)、積水化学タンザニア(荒浪Makoto所長)、ミレニアム・ビレッジのコーディネーター(Dr Sempeho)、住友商事ダルエスサラーム事務所(グラムフセイン所長)、Unicef(安田Tadashi医師)、駐タンザニア日本大使・岡田眞樹閣下、日本大使館の草の根無償資金協力から支援を受けているモヨ・サフィ・ワ・マリア診療所などを訪問しました。MPJユースのメンバーは、研修期間の後半は、ダルエスサラム国立大学にて3日間の学生会議を開催し、ルワンダから招待した3名の学生も含め3か国の学生、約30名が、政治・経済・社会に関する熱い討論を行い、文化交流なども含めて多方面から友好を深めることができました。その他、タンザニア政府期間(外務省、農水省)、JICA事務所や道路工事の事業現場も訪問させていただきました。皆さま、それぞれ長時間にわたり丁寧な説明と質疑応答に応えてくださいました。この場を借りて、心からお礼を申し上げます。
 
【スマートフォン10台をミレニアム・ビレッジへ寄贈】

【スマートフォン10台をミレニアム・ビレッジへ寄贈】

この訪問中、MPJからは、タンザニアのミレニアム・ビレッジ・プロジェクトに日本製のスマートフォン10台を寄贈しました。携帯が銀行の役割も果たしつつあるアフリカにおいて、ミレニアム・ビレッジ、Mbola村の発展に少しでも役に立てていただければ幸いです。
 
なお、MPJユースは現在、研修報告書を作成中です。完成しましたら改めてMPJのホームページに掲載いたします。皆さま、楽しみにしていてください。

【活動報告】-TICADVサイドイベント‐KPMGのマイケル・ヘイスティング卿を囲んでMDGsに関する討論会を行いました!

Ticad Logo-Colour【報告するMPJユースの代表】去る3月8日(金)、KPMGインターナショナルのGlobal Head of Citizenshipであるマイケル・ヘイスティング卿を東京大学へお迎えして、第五回アフリカ開発会議(TICADV)のサイドイベントを開催いたしました。「ミレニアム開発目標(MDGs)に向けた特別ダイアローグ」と題して、タンザニア研修から帰国したばかりのMPJユースのメンバー12名(MPJユース代表:金子明さん、視察団長:松嶋徹郎さん)がフレッシュな体験を基に、経験豊富なマイケル・ヘイスティング卿と意見交換したものです。会合には、KPMGやあずさ監査法人関係者の方々をはじめとする企業、メディア、NGOの方々にもご参加いただきました。  
 
先ずは「MDGsを達成するために、今後どのようなアクションが必要か」というテーマで、ユースの代表らがタンザニア研修を踏まえた活動報告と意見を述べ、その後、味の素株式会社の取出恭彦博士が同社のガーナにおける研究活動について説明されました。そして、マイケル・ヘイスティング卿が、ミレニアム・ビレッジを中心に頻繁に訪れているアフリカ諸国において、リーダーらとの会談や現地視察に基づいた深い考察を述べられました。なお、KPMGは2年前にタンザニアのペンバ等にミレニアム・ビレッジを設立しています。  
 
【マイケル・ヘイスティング卿】マイケル・ヘイスティング卿は、アパルトヘイト終焉後、超富裕層と最貧層のギャップが開いている南アフリカの現状や石油資源が豊かなナイジェリア政府の腐敗による失敗などを繰り返さないよう、最近大規模な天然ガスの埋蔵が期待されているタンザニアは、同じく石油が生産されているガーナのような透明な資源マネジメントを行うべきであると、タンザニア政府に関してのアドバイスを述べられました。そして、携帯電話を使ったバンキングや様々な情報へのアクセスが可能となり、アフリカ諸国の低所得階級から中所得階級が生まれつつあること、プリペイドのスマートカードを利用して、水を無駄にせずに供給できるような仕組みが出来上がっていること、アフリカの平均的な成長率が中国とほとんど変わらないことなど、変革を遂げつつあるアフリカ諸国のポジティブな面を強調されました。一方、アフリカ大陸では毎日約3万人が亡くなっていて、さらに亡くなり続けるであろうこと、法律が確立されていないために著作権などの権利が守られていないことに対して懸念も示されました。また、MDGsに関しては、No.5である妊産婦の健康を向上させる目標が、多額の費用も要し最も困難であることを指摘されました。2015年以降になっても、サステナブルな成長をめざし、アフリカ諸国のリーダーらがこれらの目標を達成するための努力を怠らないと約束していること、人権を守ることなどにも注意が向けられつつあることなどにも言及されました。  学生からも活発な質問があり、非常に充実した2時間となりました。 このような有意義な会合を可能にしてくださったKPMG / あずさ監査法人の皆様に感謝しております。【最後に集合写真を撮りました】