ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:活動報告

MPJユースのタンザニア研修に同行しました!

MPJユースのメンバー12名は、2月20日~3月7日までの16日間、東アフリカのタンザニア連合共和国を訪問いたしました。MPJからは理事長・鈴木りえこが同視察の前半期間、彼らの活動に同行いたしました。
 
MPJユースは、3月7日の帰国直後である8日には、KPMGのマイケル・ヘイスティング卿をはじめとする企業の皆様を対象に報告を行った後、3月30日にも後援組織(東京大学や三菱東京UFJ財団)、一般の方々の前で研修報告を行いました。彼らの熱心な活動に関して、参加した社会人の皆様の多くからお褒めの言葉をいただいております。
 
今回は簡単ではありますが、鈴木より彼らの研修の前半に関する活動報告をいたします。

 

【蚊帳の中に入ってみました!】

【蚊帳の中に入ってみました】

まずは、タンザニアの北東部アルーシャにて住友化学と現地アパレル会社との合弁会社 A to Z Texile Millの工場とAfrica Technical Research Centreを視察いたしました。事前に東京の住友化学にてブリーフィングを受け、十分な準備を行った後の訪問でした。住友化学の蚊帳・オリセットはマラリア抑止に大きく貢献していますが、5年間、効能が持続する一方、他の蚊帳に比べて価格が高めであること、国際機関等からの寄贈により市場が飽和しつつあることなどの理由によって、残念ながら必ずしも事業は好調とは言えないそうです。幸い、私たちが訪れたときは注文も入って工場はフル稼働、従業員の方々もアフリカの工場としては珍しいくらいにきびきびと作業を行っていました。

【Kiwawa小学校にて、メロウ山を背景に】

【メロウ山を背景に】

また、アルーシャでは郊外にある小学校 Kiwawa Primary Schoolを訪問しました。小学生らは普段は給食サービスを受けられないということでしたが、MPJが費用を負担し、週末にもかかわらず集まってくれた子供たちやYohana校長先生をはじめとする関係者ら約60名に給食を提供しました。タンザニアではお米は高価だそうですが、その日の給食はビーフが入ったライス、キュウリとスイカの薄切り、コーラやスプライトなどが用意されました。小学生らは大盛りのランチを満喫した後、私たちを歓迎する踊りや歌も披露してくれ、学生たちと一緒にゲームを楽しみ、写真を撮って、一緒に楽しいひと時を過ごしました。

 

【岡田大使の公邸にて】

【岡田大使の公邸にて】

ダルエスサラムに移動してからは、三菱商事ダルエスサラーム事務所(渡辺敦史所長)、パナソニック・エネジー・タンザニア(佐古佳幸社長)、積水化学タンザニア(荒浪Makoto所長)、ミレニアム・ビレッジのコーディネーター(Dr Sempeho)、住友商事ダルエスサラーム事務所(グラムフセイン所長)、Unicef(安田Tadashi医師)、駐タンザニア日本大使・岡田眞樹閣下、日本大使館の草の根無償資金協力から支援を受けているモヨ・サフィ・ワ・マリア診療所などを訪問しました。MPJユースのメンバーは、研修期間の後半は、ダルエスサラム国立大学にて3日間の学生会議を開催し、ルワンダから招待した3名の学生も含め3か国の学生、約30名が、政治・経済・社会に関する熱い討論を行い、文化交流なども含めて多方面から友好を深めることができました。その他、タンザニア政府期間(外務省、農水省)、JICA事務所や道路工事の事業現場も訪問させていただきました。皆さま、それぞれ長時間にわたり丁寧な説明と質疑応答に応えてくださいました。この場を借りて、心からお礼を申し上げます。
 
【スマートフォン10台をミレニアム・ビレッジへ寄贈】

【スマートフォン10台をミレニアム・ビレッジへ寄贈】

この訪問中、MPJからは、タンザニアのミレニアム・ビレッジ・プロジェクトに日本製のスマートフォン10台を寄贈しました。携帯が銀行の役割も果たしつつあるアフリカにおいて、ミレニアム・ビレッジ、Mbola村の発展に少しでも役に立てていただければ幸いです。
 
なお、MPJユースは現在、研修報告書を作成中です。完成しましたら改めてMPJのホームページに掲載いたします。皆さま、楽しみにしていてください。

【活動報告】-TICADVサイドイベント‐KPMGのマイケル・ヘイスティング卿を囲んでMDGsに関する討論会を行いました!

Ticad Logo-Colour【報告するMPJユースの代表】去る3月8日(金)、KPMGインターナショナルのGlobal Head of Citizenshipであるマイケル・ヘイスティング卿を東京大学へお迎えして、第五回アフリカ開発会議(TICADV)のサイドイベントを開催いたしました。「ミレニアム開発目標(MDGs)に向けた特別ダイアローグ」と題して、タンザニア研修から帰国したばかりのMPJユースのメンバー12名(MPJユース代表:金子明さん、視察団長:松嶋徹郎さん)がフレッシュな体験を基に、経験豊富なマイケル・ヘイスティング卿と意見交換したものです。会合には、KPMGやあずさ監査法人関係者の方々をはじめとする企業、メディア、NGOの方々にもご参加いただきました。  
 
先ずは「MDGsを達成するために、今後どのようなアクションが必要か」というテーマで、ユースの代表らがタンザニア研修を踏まえた活動報告と意見を述べ、その後、味の素株式会社の取出恭彦博士が同社のガーナにおける研究活動について説明されました。そして、マイケル・ヘイスティング卿が、ミレニアム・ビレッジを中心に頻繁に訪れているアフリカ諸国において、リーダーらとの会談や現地視察に基づいた深い考察を述べられました。なお、KPMGは2年前にタンザニアのペンバ等にミレニアム・ビレッジを設立しています。  
 
【マイケル・ヘイスティング卿】マイケル・ヘイスティング卿は、アパルトヘイト終焉後、超富裕層と最貧層のギャップが開いている南アフリカの現状や石油資源が豊かなナイジェリア政府の腐敗による失敗などを繰り返さないよう、最近大規模な天然ガスの埋蔵が期待されているタンザニアは、同じく石油が生産されているガーナのような透明な資源マネジメントを行うべきであると、タンザニア政府に関してのアドバイスを述べられました。そして、携帯電話を使ったバンキングや様々な情報へのアクセスが可能となり、アフリカ諸国の低所得階級から中所得階級が生まれつつあること、プリペイドのスマートカードを利用して、水を無駄にせずに供給できるような仕組みが出来上がっていること、アフリカの平均的な成長率が中国とほとんど変わらないことなど、変革を遂げつつあるアフリカ諸国のポジティブな面を強調されました。一方、アフリカ大陸では毎日約3万人が亡くなっていて、さらに亡くなり続けるであろうこと、法律が確立されていないために著作権などの権利が守られていないことに対して懸念も示されました。また、MDGsに関しては、No.5である妊産婦の健康を向上させる目標が、多額の費用も要し最も困難であることを指摘されました。2015年以降になっても、サステナブルな成長をめざし、アフリカ諸国のリーダーらがこれらの目標を達成するための努力を怠らないと約束していること、人権を守ることなどにも注意が向けられつつあることなどにも言及されました。  学生からも活発な質問があり、非常に充実した2時間となりました。 このような有意義な会合を可能にしてくださったKPMG / あずさ監査法人の皆様に感謝しております。【最後に集合写真を撮りました】

ウガンダの奨学生から御礼の手紙をいただきました!

 ウガンダでは1997 年より初等教育無料化政策UPE(Universal Primary Education)を実施しており、小学校に通う子どもの数は増えました。しかし、貧しくて中学校に通えない子どもも未だに多く存在します。また、女の子だからという理由で学校に通えない子どももたくさんいます。
 
ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、皆様のご寄附から、優秀でも家庭の事情で進学が難しいウガンダの女の子たちへの奨学金制度(寄宿舎付き中学校・高校進学)を実施しています。現在、計20名の女子生徒への支援を行い、そのうち3名が中学校から高校へ進学し、3名が看護学校へ、14名が中学校へ通っています。彼女たちより、御礼の手紙がきましたので、一部ご紹介させていただきます。

 

 

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MPJのスポンサーシップを受けられ、本当にありがたく思います。なぜなら私が通っているMaryhill高校はウガンダで最もレベルの高い学校の一つで、皆様の援助なしに高等教育を受け続けることは不可能でした。

【Atamba Claire】

【Atamba Claire】

みなさまの温かい励ましに感謝するとともに、Maryhill高校が教えてくれたことは自分にとって大変有意義な教えてであったことを実感しています。例を挙げるとすれば、私は学校のコーラスグループに所属しており歌うことを学びました。また、走ることによって骨を強くするというような身体に関することも多く学んでいます。さらに道徳について学ぶことで、精神的にも成長できたと思っています。  現在、弁護士を目指して勉学に励んでいます。私の村で最初の弁護士になることが夢なのです。私の村では多くの人、特に女性が夫から虐待を受けており、彼女たちを助けたいと思っています。ウガンダという国に平和と正義をもたらすことが私にはできると思います。将来弁護士になり、周りを愛し、皆から尊敬される人物になりたいです。  私にこのような機会を与えてくれました皆様には感謝し尽くせません。皆様のおかげで私は進学することもできるのです。神様のご加護が皆様にありますように。   Atamba Claireより **********************
 
   MPJと知り合って、私は世の中にこんなにいい人たちがいることをはじめて知りました。あれから5年が経ちましたが、今も私を応援して知識と技術を与えてくれるMPJは、私のよき助言者であり目標とする人たちです。支援を受けられたのは本当に光栄でした。教育を受けられることに本当に感謝しています。

【Ninsiima Stedius】

【Ninsiima Stedius】

私は今まで学校に通うことができませんでしたが、MPJのおかげで、学校で勉強するという夢が叶いました。そして貧しい家に生まれたために、将来が限られていた私の人生を変えてくれました。  もし奨学金を受けることもなく、今までの人生が貧しいものだということさえ分からずにいたらどうなっていただろうと想像してみました。私がどんなに感謝しているか、きっと伝わると信じています。  長期休暇の間に、両親の庭仕事や家事を手伝いました。穀物を収穫し、次の季節に備えることができました。  ほかにも本を読んだり、学校で習っていることについて友だちと意見を交わしたりして休暇を過ごしています。  もうすぐ中等教育課程の6年生に進級し、上手くいけば生物学や化学、農業について学ぶことができます。将来は地元に戻って医者か看護師をしたいと思っています。そうでなければ、こんなに時間をかけて見守ってくれている皆様に申し訳ないです。本当に皆様のおかげだと、いつも感謝しています。感謝の気持ちを受け取ってくださって、本当にありがとうございます。  本当にありがとう。(Hotoo ni Arigato)   Ninsiima Stediusより **********************

 

今回、お手紙の翻訳は中野舞子様、堀井彩絵様にボランティアでご協力いただきました。  他の生徒からのお手紙、奨学生一覧はコチラをご覧ください。

【活動報告】目黒区立第八中学校とウガンダの生徒がスカイプで交流しました!

【ガーナ視察の紹介】

【ガーナ視察の紹介】

去る3月1日(金)、MPJスタッフ新島絵里奈と、MPJユースのメンバーから西村千夏さん、石井遥さんが目黒区立第八中学校の卒業を控えた3年生69名を対象に、国際理解教育の一環として講義いたしました。 内容としては、1.MPJの活動一般に関する紹介、2.MPJユースの会が昨年3月に実施したガーナ視察の報告、3.ウガンダ・ルヒーラ村のMPJ女児奨学生5名と男子学生1名とのスカイプを通じた対話、という3つに分けて授業を行いました。 まずは、中学生の皆さまにももっと身近にアフリカのことを感じてもらえるように、現地の生活や活動の説明をいたしました。最後に スカイプでウガンダと繋がると一気に会場は盛り上がり、中学生らが積極的に質問しました。 ウガンダではミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの教育担当者らや現地に滞在中のMPJスタッフ・高橋郷が準備を行い、Marryhill high schoolのご協力を得て、6名のウガンダの生徒と目黒区立第八中学校を繋ぎました。

【生徒からMPJへの手紙】

【生徒からMPJへの手紙】

授業後には、中学生の皆様から以下のような感想をいただきました。その中でいくつか下記にご紹介いたします。 「学べることの大切さを感じなければいけない。」 「もっと世界に目を向けていきたい。」 「アフリカの子供たちの勉強に対する熱意を感じた。」 「貧しい=かわいそうではないということに気付いた。」 生徒さんたちが、この授業を通じて、少しでもアフリカへの関心を抱いてくださり、今後の交流につながりましたら幸いです。 また、目黒区立第八中学校の皆様からは、アフリカへ送るための文房具をご寄付いただきました。 今回、このような機会を設けてくださった飯野博史校長先生をはじめとするご担当の先生方、誠にありがとうございました。
生徒からの終了後のMPJへの手紙はコチラ
目黒区立第八中学校のHPでも今回の授業をご紹介いただきました!

【復興支援】「チーム恵比寿」の弾丸バスツアーご報告

昨年暮れのこととなりますが、ミレニアム・プロミス・ジャパン復興コーディネーターの本間真理子が、「チーム恵比寿」の弾丸バスツアーに参加してまいりましたので、ご報告いたします。

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【陸前高田に到着しいよいよ活動開始】

【陸前高田に到着しいよいよ活動開始】

 
 東日本大震災の発災から1年10ヶ月以上が経ちました。歳月が経過しても復興の兆しを見い出だすことが難しい被災地では、長引く不自由な生活に、希望を失いかけている人々も少なくありません。

すでにご報告の通り、MPJはアフリカ支援に特化していた定款を変更し、被災された東北の方々に少しでも笑顔を届けるために、支援活動を行って参りました。
 
2011年の年末は、陸前高田市のクリスマス・年越しイベントの企画・実施に協力致しました。大晦日の花火の打ち上げ、元日のチャリティランには北岡会長、鈴木理事長はじめMPJのスタッフが主体となってイベントを盛り上げ、被災された方々と共に過ごしました。
 
昨年2012年は、長期化する避難生活で難しい課題が山積する被災地の変化する状況ので下、MPJは小規模でも、地道に継続され、被災者に喜ばれている活動へと支援をシフトしました。その中で実現したのが「チーム恵比寿」との連携でした。
 
「チーム恵比寿」の代表を務める加倉井昌幸さんは震災後間もなく整体師仲間と支援活動を開始。刻一刻と変化する環境に丁寧に寄り添いながら、避難所、仮設住宅をほぼ隔週おきに訪問し、整体と同時に心のケアを提供し続け、現在は整体師、美容・理容師、ネイリスト、ミュージシャン、マジシャン、バルーンアーティスト、落語家さんなど多彩なタレント150名を超すメンバーで活動しています。
 
MPJは彼らの訪問が円滑に行えるよう2012年5月以降の訪問から参加し、仮設住宅での受付業務や傾聴などを行うサポートスタッフとして活動しています。
 
1回の訪問に使える時間は30時間です。深夜12時に恵比寿に集合し、施術に使用するベッドや資機材を積み込んだ小さなマイクロバスに乗り込み、8時間近くをかけて移動。丸一日活動した後に同じバスで戻り、始発が動き出す早朝6時に恵比寿で解散します。

極限状態にある被災地で活動を継続するのは簡単ではありません。受け入れを拒否される団体も少なくない中、訪問時の細かな配慮がメンバーに徹底されているために、喜ばれ、要請を受けて訪問回数を重ねています。
 
MPJは献身的なボランティアを根気良く続けて来た彼らの熱意に敬意を表して、「2012年クリスマス陸前高田・大船渡ツアー」に大型バスのサプライズプレゼントを贈りました。

12月23日の深夜。恵比寿駅に集合したメンバーからは大きな歓声が上がりました。「活動を始めて1年9ヶ月、こんな大型バスで訪問できる日がやって来るとは想像も出来なかった。」「歴史的な日だ。夢のよう」「続けてきて良かった」バスの中には歓喜の声とともに、MPJへの感謝があふれていました。

彼らの喜びに満ちたエネルギーは施術を通じてそのまま被災地の方々へと伝達され、被災地へのクリスマスプレゼントとなったことは言うまでもありません。そして、これからもボランティア活動を継続するための励みとなりました。

【釜石でのワイン配布】

【釜石でのワイン配布】


クリスマス。もう一つのプレゼント。それはワイン発祥の地、グルジアからのワインのプレゼントです。MPJの復興支援コーディネーターを経た後、現在、私(本間真理子)はご縁を頂き、グルジアに30ヘクタールの葡萄畑を所有しています。これからワインの仕事を通じて被災地に1000人の雇用を生み出そうと頑張っています。

昨年末、自社の初めてのワインが出来ました。まず被災地の人に味わって頂きたいと願い「Wine for Two」というキャンペーンを立ち上げました。100%無添加の美味しいグルジアワインを1本お買い上げ頂く毎に被災地にもワインが1本プレゼントされるという仕組みです。この提案に最初に賛同し、個人的に参加して下さったのがMPJの北岡会長ご夫妻でした。短いキャンペーン期間にも拘らず、お蔭様で1200本のワインを釜石、大槌、陸前高田、大船渡へお届けすることが出来ました。「Wine for Two」にご賛同・ご参加下さった皆様に心から御礼申し上げます。

【大船渡中仮設でハワイアンムードいっぱいのクリスマスパーティに思わず笑顔があふれます。】

【大船渡中仮設でハワイアンムードいっぱいのクリスマスパーティに思わず笑顔があふれます。】


クリスマスにワインをお届けした仮設住宅の集会所では、心のこもったワイン会を開くことが出来ました。
 
大船渡中の仮設で会ったHさん。
「震災前は家事に加えて、家業のクリーニング点の切り盛り。人が働いているときに働き、休んでいるときにも働いた。それでも何をやっても否定される毎日だった。ストレスのために過去に3度も入院した。津波がフレームをすべて流してくれた。昔からのしがらみも権威もすべてを流してくれた。薬も流されて、初めて薬を飲まない生活をしている。もらった命だから人のために出来ることを精一杯やりたい。」

そう語るHさんは、現在は仮設を訪問するボランティアの受け入れ窓口となり、住民たちの世話を進んで引き受けています。津波で新しい命をもらったと自信をもって語る笑顔が印象的でした。
 
釜石市では継続が危ぶまれていた「石屋イルミネーション」というクリスマスイベントが、全国から寄せられた善意の支援で震災後も継続でき、地元の方々を励ましています。今年はグルジアワインのプレゼントも実現しました。渡されたボトルを抱えて、輝くイルミネーションに照らし出される皆さんの笑顔を拝見し、これからも継続して行きたいと思いました。

【間もなく解体が始まる旧陸前高田市役所前で合掌】

【間もなく解体が始まる旧陸前高田市役所前で合掌】


陸前高田では年末から旧市庁舎の解体が始まり被災の記憶の風化が危惧されています。尊い犠牲の上に学んだ数々の教訓は決して忘れてはなりません。たとえ地球上のどこであっても、不自由な生活を余儀なくされている方々がいる限り、今後も出来る限りの支援を続けていく必要があると感じています。