ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:活動報告

ミレニアム・ビレッジで乳幼児死亡率が激減

「「サハラ以南のアフリカ諸国では、およそ8人に1人の子供が5歳の誕生日を迎える前に亡くなっています。その割合は以前と比べて減ってきてはいるものの、未だに先進国の20倍の数字になっています。

『ランセット』誌の今週の記事(2012年5月8日号)が伝えるところには、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの数々の試みによって乳幼児死亡率が劇的に減少し、国連ミレニアム開発目標のNo.4:である「1990年から2015年までに、5歳未満の乳幼児死亡率を3分の2に引き下げる」という目標達成に充分寄与するとのことです。

 

ミレニアム・プロミスHPより引用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトはこれまで、より良い公衆衛生サービス、安全な飲み水の供給および衛生環境の向上、より安定した作物生産、より良い道路・学校の整備、そしてその他のサービスをアフリカの10カ国、50万人以上の人々に提供できるように、政府や地元コミュニティと協力して活動して参りました。ある研究者のグループは、イギリスの医学雑誌『ランセット』誌上にて、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトのプログラムの影響力について「5歳未満の乳幼児死亡率がたった3年のうちに22パーセント引き下がった」と結論付けました。

 

ミレニアム・プロミスHPより引用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミレニアム・ビレッジにおける乳幼児死亡率の削減スピードは、他の同様のプロジェクトが遂行されている村と比べても速く、更に農村部では国平均の3倍のスピードであると記事は伝えています。

記者によると、この結果はマラリアや下痢などの予防可能な病気の割合を減らしたことと同時に、基本的な医療だけでなく、高度な医療を受けられ易くなったこと、食料が確保できること、安全な飲み水が手に入ることによる「持続可能な発展」へのアプローチが有効に作用したからだとしています。乳幼児死亡の主な原因は、栄養不良・下痢・肺炎・HIVエイズ、そしてはしかなのです。

 

 

ミレニアム開発目標について、コロンビア大学地球研究所長であり、国連事務総長の潘基文氏の特別顧問であるジェェフリー・サックス博士は、「この結果は、収入が少ないような環境でも、基本的な公衆衛生サービスの提供の拡大が可能なことを裏づけたのです。」と、述べています。

「今日の技術と優良なシステムデザインをもってすれば、政府と地元コミュニティの協力・援助、僅かな寄付によって、ミレニアム開発目標の保健衛生目標を達成することは可能なのです。遠隔で貧しく、病人の割合が高い村のような場所にも同じことが言えます。」更に、サックス博士は続けます。「目標達成までに残された数年の間、状況が良くなり続けることを期待しています。ミレニアム開発目標達成のため、現地の人々は一生懸命なのです。」

 

研究者たちは、2006・2007年~2009・2010年の間にミレニアム・ビレッジの各家庭を訪問し、保健の分野におけるプロジェクトの成果(例えばクリニックの建設、無料基本医療の紹介、蚊帳の配布、予防接種キャンペーンなど)を確認しました。農業、栄養、水、衛生、そして乳幼児の健康に関係するインフラの分野でも同様の確認が成されました。そして、ミレニアム・ビレッジでの結果とこのプロジェクトのような複数セクター介入型の投資アプローチの手法をとらなかった近隣の村と比較しました。ミレニアム・ビレッジでは、この10年計画おいて、2009・2010年(コミュニティーに保健員が来るようになった)以降も進歩が見られたとのことです。

 

これらのリサーチの結果は、ミレニアム・ビレッジのコミュニティにおいては、2015年までにミレニアム開発目標を達成できそうだと示唆しています。しかし、『ランセット』誌の記者が指摘することには、達成のためには、良い結果を出し続けなくてはいけません。プロジェクトのスタート時には、数々の懸念があったにも関わらず、複数セクターが統合されたプロジェクト戦略はアフリカ農村部においても効果があることが、この結果から分かるとしています。状況の改善に関して、村人一人当たりに換算すると以前は27ドルであった費用が、年間116ドルに増えました。費用の半分は外部からの寄付金で賄われています。この金額は、国際的に承認されている公的開発援助レベルの金額なので、複数セクターが統合されたプロジェクトがかなりの低予算で実現可能だということを示しています。

 

2005年にスタートしたミレニアム・ビレッジ・プロジェクトですが、今後数年はこの改善が持続可能なものになることに焦点を当てていきます。そのために、農業方法の改善やビジネスの発展による現地の収入増加を模索していきます。このプロジェクトでは、今後ミレニアム・プロミスのプログラムを、より人口の多い地域を含む他の地域でも応用できるよう、規範となるモデルとオンラインツールを構築を進めています。

 

 

※こちらの記事の英語文とプロジェクトの詳細は、ミレニアム・プロミスホームページをご参照ください。

http://www.millenniumvillages.org/field-notes/child-mortality-declines-sharply-in-millennium-villages

 

ガーナより数独のお礼状が届きました!

MPJでは、独立行政法人国際協力機構(JICA)のプログラム「世界の笑顔のために」の一環として今年3月、ガーナへ「数独」を寄贈し、先日そのお礼状が現地から届きました。

「数独」は株式会社ニコリから無償でご提供頂き、お送りしたものです。お礼状を送ってくださったのは、ガーナで4番目に大きいタマレというガーナ北部の都市にあるSt.チャールズ高校のジャクパ・P・ケリー学校長と、現地で理数科の教師として活動している青年海外協力隊員の水元麻紗子さんです。

 

【写真】学校長からの感謝状                 【写真】ガーナの紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(感謝状の和訳)

この度は数独100冊をご寄附頂き、ここに感謝の意を表します。これらは長きに渡り生徒たちの知的好奇心を育てていくでしょう。誠に感謝しております。

州議会、PTA、教員及び職員、生徒に代り、貴殿の寛大な寄付に厚く感謝申し上げます。

皆さまに神のご加護がもたらされますように。誠にありがとうございます。

ジャクパ・P・ケリー 学校長

 

水元さんによると、ガーナをはじめとするアフリカの理数科教育では理論が重視されており、理科や数学までも「暗記科目」となっているそうです。このため、応用力に欠ける印象もあり、数独を通して生徒たちの柔軟な発想を育てる一助になることを期待しているということでした。毎週月曜日に行われる全校生徒と先生が一同に会する集会において、数独本の使い方を説明、披露すると、生徒たちは歓声をあげて喜びを表現してくれたということです。

青年海外協力隊の水元さんよりのお礼状.pdf 

MPJは今後とも、途上国における教育支援に地道に取り組んでいきたいと考えています。

MPJユースのガーナ視察のご報告

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)ユースの会では、東京大学から奨励金を得て、12名が2月28日より3月15日まで、ガーナ視察を実施しました。

 

駐ガーナ日本大使・二階閣下をはじめJICAガーナ事務所長の稲村様などへの表敬訪問、ガーナ大学での国際学生会議の開催、ミレニアム・ビレッジ(Bonsasso)やJICAの現地活動を視察、日本企業やNGOの方々のお話を伺うなど、充実した内容の17日間研修を無事に終了いたしました。

 

【写真】アミティエ・スポーツクラブさまのグッズで記念撮影

 

 

また、キッコーマンさまからご寄贈いただいたお醤油、信越化学工業さまからいただいたエコバックを訪問先の皆様へ、アミティエ・スポーツクラブさまからいただいたサッカーボールやリュック、ユニフォームなどを現地の小学校へ寄付いたしました。小学校では、成績優秀な生徒へ贈ってくださるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

        【写真】JICAのボランティアが授業する小学校にて          【写真】ミレニアム・ビレッジのカカオ畑で説明を聞くユース

 

MPJからは理事長・鈴木りえこが同行いたしました。

改めて報告会を実施いたします。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!

 

ウガンダ支援女児のインタビュー動画をアップしました!

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、去る1月31日にウガンダにて支援している女の子達への公開インタビューを行いました。

 

ウガンダと日本をスカイプでつなぎ、彼女達の学校生活や将来の夢などについて語ってもらいました。女の子達からは「医師になって地域の生活向上を目指したい。」「MPJのサポートに感謝している、いつか日本に行きたい。」「父親がいなく母親も病気のため、MPJの支援がなければ教育を受けることができなかった。」などのコメントがありました。

 

MPJでは今年度、新たに3名の女児を選抜し、20名に寄宿舎付きで就学支援を行っています。そのうち6名は中学校を終了し、3名が高校へ、3名が看護学校などの専門学校へ進学しました。今後も1人でも多くの女の子に就学の機会を提供できるよう、支援事業を拡大していく予定です。

 

彼女たちの素朴な眼差しやカメラを前にちょっとはにかむ姿など、一生懸命インタビューに答える様子は大変胸を打ちます。ぜひ皆さま、ご覧ください!

 

 

公開インタビューの収録と動画の編集には、以前、フジテレビの報道番組でディレクターをされていた高橋夏子さんがご協力くださいました。

「陸前高田に贈るフルコース」終了御礼

日本IBM㈱さま、サントリーホールディングス㈱さま、㈱グラント・イーワンズさまをはじめ、皆さまのご協力のお蔭で、岩手県陸前高田市における年末年始の復興支援プロジェクト「陸前高田に贈るフルコース」が無事に終了いたしました! このプロジェクトの主催はチーム・クレッシェンド(http://team-crescendo.net/)で、MPJ復興支援コーディネータの本間真理子が発起人となっています。MPJでは会長・北岡伸一、理事長・鈴木りえこ、本間真理子をはじめインターン2名の計5名が現地に赴き、陸前高 田市の皆様と活動を共にさせていただき、年末年始を過ごしました。 たくさんの笑顔を陸前高田にお届けすることができました!詳しくは下記報告書をご一読ください。

陸前高田へ贈るフルコース報告書

●メディア掲載

・2011年12月31日  読売新聞

・2012年1月1日  朝日新聞  読売新聞  NHKニュース  NHKラジオ

・2012年1月3日  日経新聞・被災地写真特集「絆を胸に復興誓う新年」   岩手日報「豊富胸に全力ラン」

・2012年1月5日  TV朝日・報道ステーション  日本テレビ系列TV岩手ニュースプラスワン  フジテレビ系列めんこいTVスーパーニュース

・2012年1月6日  TBS系列IBC岩手放送ニュースエコー

など、新聞・TV等で報道して頂きました。