ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:活動報告

【マラウイ農民グループ支援事業】バオバブオイル製造トレーニングを実施!

こんにちは!MPJマラウイ事務所から活動報告をさせていただきます。

今回はバオバブオイル製造トレーニングについてです。

 

前回のブログでもご紹介しましたMaluso Cooperative Unionにて、バオバブオイル製造のトレーニングを行ないました。

対象グループの一つでもあり、ひまわりオイルとバオバブオイルを製造しているMadisi Agro-processing Cooperativeから2名の講師を招き、バオバブオイルの製造や搾油機の使用方法・メンテナンス方法などのトレーニングを、今後バオバブオイル製造を担当するMaluso Cooperative Unionのスタッフに向けて実施してもらいました。

 

トレーニング前日の試運転で搾油機の部品の一部が破損してしまうというハプニングもありましたが、当日までに部品を交換し、無事にトレーニングを実施することができました。

トレーニングは6時間にもわたりましたが、メンバー同士疲れも見せず、和気あいあいと行なわれていました。

 

写真にてトレーニングの様子を少しご紹介したいと思います。

 

 

<トレーニングの様子>

講師の二人。Ciciliaさん(左)、Tybinさん(右) Madisiグループでもオイル製造の担当をして います

講師の二人。Ciciliaさん(左)、Tybinさん(右) Madisiグループでもオイル製造の担当をしています

バオバブオイルを搾油している様子

バオバブオイルを搾油している様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンテナンス方法の指導

メンテナンス方法の指導

Maluso責任者も交えての確認作業

Maluso責任者も交えての確認作業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイルを搾油する時に出る絞りカス。家畜の餌として販売もできます

オイルを搾油する時に出る絞りカス。家畜の餌として販売もできます

搾油したばかりのオイル。この後にフィルタリングを行ないます

搾油したばかりのオイル。この後にフィルタリングを行ないます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後も活動状況を随時更新して参りますので、ぜひご覧ください!

 

【ウガンダ事業】心理社会的ケア実施のためクラウドファンディングに挑戦中!

難民居住区の小学校の先生・児童と駐在員礒部・片野田

難民居住区の小学校の先生・児童と駐在員礒部・片野田

 

<心理社会的支援事業の計画>

MPJウガンダ事務所では、先月に引き続き南スーダン難民への心理社会的支援事業の計画・立案を進めています。2月6日よりクラウドファンディングサイト「Readyfor」で、ご寄付の受付を開始しました。多くの皆さまに南スーダン難民の現状を知っていただきたいので、是非こちらのプロジェクトページをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/refugee-mental-health-mpj

 

これまでの南スーダン難民居住区での活動を通して、MPJスタッフは紛争で大切な人を殺されたり、家族と離ればなれになったりしたことで、心に傷を抱えた多くの難民の方々に出会ってきました。4月に開始を予定している新事業では、紛争でトラウマを抱えた子どもたちに心理社会的ワークショップを実施し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)等の心の病の予防・改善に取り組みます。

 

長期休み中にも関わらず、学校にきて勉強する児童

長期休み中にも関わらず、学校にきて勉強する児童

難民居住区で出会った子どもたち

難民居住区で出会った子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<心理社会的ケアの必要性>

MPJの現地スタッフが出会った、ある男の子の事例を紹介したいと思います。この小学生の男の子は、南スーダンで戦闘に巻き込まれて、戦闘員(男性)に父親を目の前で殺されました。母親と2人で何とかウガンダに逃れてきましたが、父親が殺された時のショックは、心に残ったままでした。

難民居住区の小学校で、MPJ現地スタッフ(男性)がその子どもに話しかけると「お前が僕のお父さんを殺したんだ!お前が持っているペットボトルには、お父さんの血が入っている!」と叫んで逃げ出しました。

もちろんスタッフが男の子の父親を殺したわけはなく、持っていたペットボトルにも水が入っていただけでした。避難してから何ヵ月もの時間が経過しているのに、紛争で経験した出来事があまりにショックで、トラウマとなって男の子を苦しめているのです。

これは単なる一例ですが、紛争で衝撃的な体験をしてトラウマを抱えた子どもたちは、適切な支援を受けられないと悪夢やフラッシュバックといった症状に長年苦しめられることになります。MPJは、そんな子どもたちに心理社会的ケアを届けようと準備しています。

 

 

 

心理的社会ケアの必要性について先生方からも聞き取り調査を行いました

心理的社会的ケアについて、先生方への聞き取り調査にて

放課後の子どもたち

放課後の子どもたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<衛生普及活動の実施>

昨年8月から特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンさんと協働で実施している水・衛生分野での活動も継続しています。先月は難民居住区の市場で働く人たちの中で代表者を選出してもらい、衛生普及員となるための研修を行いました。また、小学校に手洗い用のタンク、バケツ等の学校を衛生的に保つための物資も配布しました。この活動は3月中旬まで続く予定です。

 

 

衛生普及員(下)に研修を行うMPJ現地スタッフAlice(中央)

衛生普及員(下)に研修を行うMPJ現地スタッフAlice(中央)

研修を受ける衛生普及員

研修を受ける衛生普及員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現地駐在員による、マラウイ事業報告会を開催しました!

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2018年2月26日(月)、文京区シビックホールにて、第33回MPJ研究会「バオバブ製品の製造販売を通した農民グループの自立支援」事業報告会を開催いたしました。

 

MPJは2017年2月より、バオバブの果肉や種子を使ったバオバブ・パウダーやバオバブ・オイルの製造・販売によって、農村を活性化する事業を実施しています。事業を開始してからちょうど1年経過し、一時帰国した現地駐在員青木道裕と天野桃子が、初年度事業についてご報告しました。   日本人にはまだなじみの薄いマラウイの紹介や、バオバブ製品の製造に着目した理由から始まり、バオバブ製品の製造方法、農民の皆さんの収入を向上させる取組み、初年度の成果と今後の課題、次年度の目標などについてご説明しました。

 

参加された方々からも、バオバブの実の収穫時期、初年度の生産量、現地で事業に携わっている人数、マラウイでの流通経路などについて多くの質問をいただきました。   また出席者全員にバオバブ・パウダーとバオバブ・オイルのサンプルをお配りし、実際に製品をお試しいただきました。

 

バオバブ・オイル、バオバブ・パウダー共に本国でもまだ浸透度が高いとは言えないため、次年度の目標は、安定した製造体制を整えるとともに、広報、販売にも力を入れていくことです。

 

この目標をどのように達成するのか、そして農民の皆さんの生活がどのように向上するのか、などについてMPJのブログなどを通じてこれからもお伝えしてまいります。   どうぞこれからも、MPJのマラウイ事業にご注目下さい!

ウガンダ事業:現地スタッフからの活動報告

20180201ウガンダ事業用画像①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(左から片野田、Alice、礒部)

 

2017年8月より始動しているウガンダ北部での南スーダン難民支援事業にて、今年新たに現地へ派遣された駐在員(片野田義人・礒部美穂)から近況報告が届きましたのでお知らせいたします。
 

★近況報告と新規現地スタッフのご紹介★
初めまして!2018年1月より新たにウガンダ北部へ派遣された片野田義人と礒部美穂です。
片野田はイラクにてシリア難民とイラク国内避難民支援に従事した後、今回MPJ現地駐在員としてウガンダ北部へ派遣されました。礒部はMPJ本部スタッフとして昨年8月より外務省主催の「海外スタディプログラム」に参加し、約3ヶ月間ウガンダの現地NGO「TPO Uganda」へ派遣された後、現地駐在員として派遣されました。赴任してまだ一ヶ月足らずですが、今月新たに現地スタッフを雇用しましたので、今回は1月の活動報告と合わせて、新規現地スタッフをご紹介したいと思います。

 
<PSNシェルター・トイレ建設のモニタリング>
1月の活動は主に、現在建設中であるPSN(Person with Special Needs, 特別な支援を必要とする人たち)向けのシェルターとトイレの建設現場のモニタリングとなりました。下記の写真はトイレの建設現場ですが、ここではトイレが垂直に建っているか、強度は規定に満たしているか、使用している材料は粗末なものでないか等を入念にチェックしています。問題がある場合はもう一度やり直すよう指示も出します。

 

 

20180201ウガンダ事業用画像②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(建設途中のPSNトイレの前で作りをチェックする現地スタッフのAlice (中央))

 

 

 

20180201ウガンダ事業用画像③

 

(難民居住区内にあるヤンガニ小学校、トイレの建設現場)

 

<次期事業立案のため、難民居住区内の学校を視察>
現行事業と並行して現在進めているのが、今年4月中旬より始動を計画している心理社会支援事業の企画・立案です。次期事業の心理社会支援では、紛争でトラウマを抱えた難民の子どもたちに心理社会セッションを実施し、それを通してPTSD(心的外傷後ストレス障害)等の心の病の予防・改善に取り組みます。今月は活動を実施するエリアの小学校を訪問し、先生や学校関係者に聞き取り調査を行ったほか、セッションを実施する教室を視察しました。

 

 

20180201ウガンダ事業用画像④20180201ウガンダ事業用画像⑤

 

(学校の教室を視察する様子)        (生徒たちと片野田、礒部)

 

 

<現地スタッフのご紹介>
1月より、新たにウガンダ北部・ユンベ地区出身のAlice Candiru AmoroさんがMPJスタッフとして勤務を始めました。Aliceさんは地方政府にて勤務した後、ビディビディ難民居住区にて医療関係のNGOに従事し、MPJの現地スタッフに加わりました。今回はアリスさんからのご挨拶を紹介したいと思います!

 
<Alice Candiru Amoroさんのご挨拶>
日々、日本の文化を色々知ることができて嬉しいです。また私の同僚からは色んなことを教えてもらい、それがビディビディ難民居住区で活動することの励みになっています。この仕事はやりがいがあり、この団体と一緒に働けることが出来て嬉しい限りです。日本の皆さまへ、ご挨拶申し上げます。ありがとうございます!

 

今後も定期的にブログをアップデートしたいと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します!

東京総合工科高等学校にて講演会を実施しました!

都立総合工科高校講演0171222(圧縮済み)

 

2017年12月22日(金)、東京総合工科高等学校にて全校生徒約550名を対象にMPJ理事長・鈴木りえことMPJスタッフ・礒部美穂が「貧困削減について考える」というテーマで講演いたしました。

 

本講演会は「東京都オリンピック・パラリンピック教育推進支援事業」の一環として、世界で起こっている課題について生徒とともに考え、国際感覚を豊かにし、ボランティアマインドの育成を図るという目的で開催されました。

 

講演の前半、鈴木は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の説明から始まり、アフリカでは1日1.9ドル以下で生活する人々が40%にものぼること、世界のHIV感染者の70%がアフリカのサハラ砂漠以南にいること、世界の非就学児の過半数がアフリカに住んでいること等を説明しました。さらに後半では、MPJのマラウイにおける農民グループ自立支援事業やウガンダでの南スーダン難民支援事業について、写真とともにお話いたしました。

 

礒部は2017年8月から3ヶ月間、ウガンダの現地NGO「TPO Uganda」にてインターンとして心理社会支援に携わった経験を紹介させていただきました。

 

講演会では鈴木が問いかけた質問に対し、学生の皆さんから元気に返答をいただいたりと、活気ある学生さんの姿に私たちも元気をもらいました。

 

オリンピック・パラリンピック教育として、少しでも学生の皆さんが世界のおかれている現状に目を向けるきっかけとなっていれば幸いです。

 

東京総合工科高等学校の皆さん、ありがとうございました!

 

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