ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

カテゴリー:研究会

MPJユースが、東大5月祭で講演会を開きます!

MPJ Youthは、アジア開発学生会議(以下ADYF)と共催で、新たに採択されたSDGs(持続可能な開発目標)についての講演会を五月祭の企画で行います! 講演名は「アジア・アフリカと持続可能な開発目標」です。2016年に新たに採択されたSDGsがアジア・アフリカ両地域にとってどのような意味を持ち、どのような影響を与えるのかについて参加者に知って、考えていただく企画を、講演会を通して行うつもりです! 講演会では、アジアとの比較から、アフリカにおける都市開発に関する問題、また各地域の医療問題への取り組みについての講演を行う予定です。

        

【日時】2016年5月15日(日)14:00-16:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文1号館(東) 法21
【参加費】無料
【参加方法】当日会場にお越しください

【講演者紹介】
独立行政法人国際協力機構理事 加藤 宏様
1954年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ハーバード大学ケネディ行政学院終了(公共行政修士)。1978年JICA(国際協力事業団)入団。その後、外務省勤 務、JICA 鉱工業開発調査部、総務部、企画部、アジア1 部、国内事業部などを 経て、2007 年 4 月から国際協力総合研修所長。2008年10月のJICA研究所設立に伴い、同副所長。2013年4月から研究所長、2013年10月より理事に就任。神戸大学大学院国際協力研究科客員教授、国際開発学会理事などを務める。
東京大学医学系研究科国際保健政策学教授 渋谷 健司教授
1991年、東京大学医学部医学科卒、同年に医師免許取得後、帝京大学付属市原病院麻酔科医員(研修医)として勤務。1993年、東京大学医学部付属病院医師(産婦人科)を経て、米国ハーバード大学リサーチ・フェロー。1999年に同大学より公衆衛生学博士号取得。同年、帝京大学医学部産婦人科助手、2000年衛生学公衆衛生学講師。2001年に世界保健機関(WHO)シニア・サイエンティスト(保健政策のエビデンスのための世界プログラム)就任。2004年にWHOコーディネーター(評価・保健情報システム/保健統計・エビデンス)を経て、現職。専門分野は死亡・死因分析、疾病の負担分析、リスクファクター分析、費用効果分析、保健システムパフォーマンス分析、保健外交など。現在、Global Burden of Disease 2010研究コアメンバー、GBD科学評議会、WHO保健統計専門家委員やランセット特別号の組織委員を務める。

*渋谷教授には、本年1月より、MPJの会長として、弊法人の活動にご賛同いただいております。

第28回MPJ研究会のご報告(JICA中村様ご講演)

講師中村氏皆さんこんにちは!MPJユースの会代表の福谷です。
少し前になりますが、6月30日、文京シビックセンターで行われた第28回MPJ研究会にて、JICAアフリカ部の中村恵理様にお話を伺う機会を得ました。

中村様は現在独立行政法人国際協力機構(以下JICA)のアフリカ部にてケニア・ソマリア向けの協力を担当されています。今回は中村様がこれまで経験されてきた南スーダン、ダルフール(スーダン共和国)、ケニアなどでのお話を中心に聞かせていただきました。以下では、中村様に頂いたレジュメの国別のテーマに沿ってお話を紹介します。


1.国家建設のダイナミクスと長い長い道のり@南スーダン
2011年に独立を果たした南スーダンでは、新しい国家を建設していくためのインフラ整備の重要性を実感されたそうです。道が無ければ人も資材も地方へ届けることは出来ず、その事態の深刻さを、現地の様子を映した写真で私たちも感じることができました。また、紛争終結直後の混乱した社会の中で、内戦の再発を防ぐには、平和の配当を地域や部族の偏りなく、幅広く実感してもらうことが重要です。そのためにJICAは若者の職業訓練や、小学校の先生の再トレーニングといったプログラムを通じて、人々が生活費を得るために再び紛争に加担してしまうことを防ごうとしています。こうしたJICAが実施するプログラムは、「その国が最低限機能するために最低限必要な機能とは何か?」という観点から、現地と必要な機能を役割分担しながら進められています。特にJICAは、その中でも中長期的な事業に強みを持ち、農業開発などの援助事業を行っています。

2.民間セクターこそが開発の担い手@ダルフール(スーダン)
ダルフールに関しては、紛争影響下ではありながらも、日常の生活を送る市井の人々の様子を写真で見せていただき、意を突かれた思いでした。歴史的に、ビジネスが得意な国民性で、人々はハイリスク・ハイリターンの商業取引を行っていますが、今後の発展を考えると、現地での雇用を生む民間セクターをいかに伸ばしていくかが重要だということでした。

3.東アフリカの大国の見据える未来@ケニア
東アフリカ5カ国の玄関口であるモンバサ港を抱えるケニアでは、港湾整備や日本の商社と協同での地熱発電所の建設を通じて、更なる経済成長が促進されています。また、そうした成長の成果を全国民と分け合うという観点から、日本の国民皆保険制度の実現に向けた体制整備のための技術協力も行っています。そうした経済成長の一方で、ケニア国内にはソマリアからの難民コミュニティもかなりの数が形成されており、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協力しての物資の支援も行われています。

現在、中村様はケニア・ソマリア向けの協力を担当されていますが、ソマリアは依然としてテロ組織の活動が沈静化しておらず、安全確保が難しいため現地に行かれたことは無いそうです。現在JICAによる面的な展開は行えておらず、今後は他の国際機関との協力や日本での研修事業を通じて、若年層が海賊やテロ組織に参加してしまわないよう、雇用の機会を提供していくことが重要になります。

また質疑応答の時間では、アフリカにおける中国の進出に関して、日本とは異なる援助方式であることについて、それぞれの国の強みを生かして上手くお互い利用し協力し合えればいいというお話があり、今後の国の援助機関同士の協力の重要性を感じました。

一括りにアフリカと言っても、現在も内戦状態の国もあれば、ケニアのように大統領自ら「もう援助は不要だ」というような発言をするほどに発展し、自信をつけてきた国もあるということを今回お聞きし、改めてアフリカでの国際協力の複雑さを実感しました。

個人的には、このようにアフリカの中でも特に大変な現場を多く経験されてこられた中村様ですが、ご本人は非常に穏やかな方で、その後の懇親会等も通じて、相手の意見に耳を傾けてお話されることを大事にされている印象を受けました。そしてそうした姿勢こそが、多くの援助機関や関係者と協力して援助計画を作り上げていく国際協力の現場では、最も重要な要素なのではないかと感じました。


中村様 プロフィール
独立行政法人国際協力機構(JICA)のアフリカ部にてケニア・ソマリア向けの協力を担当。国際協力銀行(インド向けのインフラ開発及び民間企業向けの海外投融資業務を担当)、JICAスーダン事務所(若年層向けの職業訓練や農村開発の事業を担当)、世界銀行民間・金融セクター開発局(南北スーダンの民間セクター開発を担当)を経て現職。

MPJユースの会
代表 福谷佳苗

【ご案内】第28回MPJ研究会(国際協力の現場へのまなざしー東アフリカを中心に)

MPJでは、6月30日(火)、「国際協力の現場へのまなざし―東アフリカを中心に」中村恵理様をテーマに、
第28回MPJ研究会を行います。
講師には、現在、独立行政法人国際協力機構(JICA)アフリカ部にてケニア・ソマリアを担当されている中村恵理様をお迎えし、ケニア・ソマリア向けの協力事業や南スーダン独立時に現地にて活躍された貴重なご経験などをお話しいただきます。その後、参加者のみなさまとの双方向のディスカッションを行う予定ですので、みなさま、ぜひご参加ください。



◆開催概要◆
◇テーマ:国際協力の現場へのまなざしー東アフリカを中心に
◇日時: 2015年6月30日(火)午後6時30分~8時(受付開始時刻 午後6時~)

◇場所: 文京シビックセンター3階区民会議室B
    (東京都文京区春日1‐16‐21)
    http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
[地図]
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◇アクセス: 東京メトロ 後楽園駅より 徒歩1分
       都営地下鉄 春日駅より 徒歩1分
       JR水道橋駅より 徒歩9分
◇会 費: 参加費:一般 1000円  学生 500円  会員 無料
◇申込先: MPJ事務局
      以下の申込フォームに必要事項をご記入しお申込みください。
      (受付締切 6月29日10:00)
     https://docs.google.com/forms/d/1S5yTTonj_m0nmSYNuAhzoLK8BO_9D6c69jc1Vc9-9ow/viewform?usp=send_form


【講師略歴】
独立行政法人国際協力機構(JICA)のアフリカ部にてケニア・ソマリア向けの協力を担当。国際協力銀行(インド向けのインフラ開発及び民間企業向けの海外投融資業務を担当)、JICAスーダン事務所(若年層向けの職業訓練や農村開発の事業を担当)、世界銀行民間・金融セクター開発局(南北スーダンの民間セクター開発を担当)を経て現職。南スーダンが独立する過程を現場で目の当たりにしながら、平和構築・国家建設のダイナミックさと難しさを実感する。紛争影響地域が紛争状態に後戻りしないためには、現地での雇用機会の創出や雇用を生む民間セクターの発展が重要だとの考えのもと、現在はソマリア向けの職業訓練・産業開発関連の事業にも携わっている。

【ご案内】外務省 海外スタディ・プログラム帰国報告会(6/4開催)

外務省主催の海外スタディ・プログラムの研修員として、1月より約10週間の期間、アメリカへ派遣されたスタッフの赤坂が無事帰国いたしました。

研修の内容はソーシャルビジネスの研究として、ハーバード大学でのSocial Entrepreneurship Conference(社会起業大会)への参加と、フェアトレードビジネスをリードする社会的企業のMata Tradersでの実務研修を行いました。

研修の報告会を下記日程にて実施することになりましたので、以下ご案内いたします。また、外務省主催の報告会も一般参加が可能ですのでぜひ足をお運びください。

■1月、2月のレポートはこちら
⇒研修レポート ~ソーシャルビジネス先進国から~1
URL http://millenniumpromise.jp/archives/7164
研修レポート ~ソーシャルビジネス先進国から~2
URL http://millenniumpromise.jp/archives/7225

研修最終月の3月は、次の研修生への引き継ぎ業務で慌ただしくなりましたが、実務研修に加えて、Mata Tradersの経営層へ社会性と事業性の両立などについてインタービューなどを独自に行うことも出来ました。フェアトレード基準にのっとりながらも、一般のアパレル企業と同等の収益率を保ちながら事業を継続するという、他の団体・企業がなかなか果たす事が難しい経営の秘訣などまで聞く事ができ、非常に貴重な経験となりました。

〈開催概要〉
■ MPJ 研究会 
日時:6月4日(木) 18:30〜20:00 (受付開始 18:00)
場所:文京シビックセンター5階区民会議室B
   (東京都文京区春日1‐16‐21)
   [地図]http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
参加費:一般 1000円  学生 500円  会員 無料
申込先:特定非営利活動法人ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)
    以下の申込フォームに必要事項をご記入しお申込みください。(受付締切 6月3日10:00)
    http://goo.gl/forms/kkifHXi53l
    問い合わせTEL.03-5842-2801
URL:http://millenniumpromise.jp/

■ 外務省主催 NGO海外スタディ・プログラム説明会&研修員報告会
日時:6月3日(水) 14:00〜16:45
場所:早稲田奉仕園内 アバコビル6F スカイラウンジ
   (東京都新宿区西早稲田2-3-18)
   [地図]http://www.janic.org/about/map/index.php
参加費:無料
申込先:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
    問い合わせTEL.03-5292-2911
URL:http://www.janic.org/

【ご案内】第26回MPJ研究会(フィリピン・レイテ島タバンゴ町の小学校復興事業ご報告)

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来る7月8日(火)、MPJがこの4~5月に取り組みましたフィリピン・レイテ島タバンゴ町の小学校復興事業(http://millenniumpromise.jp/archives/6375)のご報告を、第26回MPJ研究会にて行います。

これは災害復興支援事業の一環として行ったもので、2月のハイエン台風被災地視察(http://millenniumpromise.jp/archives/6288)にて出会った、支援から取り残されていた小さな町「タバンゴ町」への復興活動を、ジャパン・プラットフォーム(JPF)からの助成を得て実施しました。

視察から事業着手・進行管理まで全工程を監督した、本事業現地派遣員の赤坂友紀がご報告いたします。
 

◆開催概要◆
◇テーマ:フィリピン・レイテ島タバンゴ町における、ハイエン台風被災小学校復興事業のご報告
◇スピーカー:ミレニアム・プロミス・ジャパン フィリピン被災地支援現地派遣員 赤坂友紀
 
◇日時: 2014年7月8日(火)午後6時30分~8時(受付開始時刻 午後6時~)
◇場所: 日本財団ビル2階 第8会議室
      (東京都港区赤坂1-2-2、㈱東京ビー・エム・シーTEL.03-6229-5558)
◇アクセス: 溜池山王駅、国会議事堂前駅、虎ノ門駅 各駅より徒歩5~6分

日本財団ホームページより

日本財団ホームページより

 

◇会費: MPJ会員 無料、一般 1000円、学生 500円
◇お申込み方法:下記URLの申し込みフォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1ppbhnAHXnZncD2O9hpnJtNFKznu4dpdDC4VAYtufVSs/viewform?usp=send_form
◇定員:30名(会員優先、先着順)



【スピーカー略歴】
本田技研工業株式会社にて約10年間、広報や海外営業として勤務。夫の転勤により退職し、現在は石川県を拠点にフリーとして活動。
日本初となる7日間耐久のマラソンイベント(hakusangeotrail.com)の立ち上げなど、世の中に新しい価値を生み出す活動に挑戦中。
東日本大震災以降、復興支援活動をライフワークとするようになり、昨年末からはフィリピンに渡航し各種プロジェクトに携わる。

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