ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

第六回グローバル・フロンティア講座を開催いたしました!

ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、さる2012年1月11日(水)に、第六回「グローバル・フロンティア講座 最後の市場アフリカに挑む」を開催いたしました。

 

講師に外務省の草賀純男アフリカ審議官をお迎えし、「日本の対アフリカ政策」というテーマで、アフリカ政策の全体像及び最前線の状況を解説頂くとともに、官民連携(パートナーシップ)による事例もご紹介頂きました。2008年に開催された第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)において、日本政府は「アフリカ向けのODAを倍増」、「アフリカ向け民間直接投資の倍増支援」とする対アフリカ支援策を打ち出しています。来年2013年にはTICADⅤが日本で開催される予定で、今後もアフリカと日本のつながりが、より深まっていくことが期待されます。

 

アフリカ大陸の一部の国では依然として政情不安な状況にあるのはもちろんですが、多くの国で新しい動きが起こっており、今やマーケットとしても世界中から注目を集めつつあります。「民間の支援をするのは外務省にとっても重要なアジェンダになっている。積極的に働きかけを行って欲しい。」とのコメントを頂きました。

 

 

【写真】外務省アフリカ審議官/草賀純男氏

 

後半の質疑応答においては、参加者の方より日本のODAに関する質問があり、MPJ会長の北岡より「ODAの絶対額が減少するなか、知恵を絞った援助が増えている。全体としてのクオリティはあがっている。」との指摘がありました。

 

【写真】グローバル・フロンティア講座塾長/北岡伸一MPJ会長

 

 

グローバル・フロンティア講座の次回(第七回)講座は2012年1月18日(水)に開催いたします。 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

 

 

東日本大震災被災地支援プロジェクトのご報告

大晦日と元旦に陸前高田の支援活動に参加しました。以下、彼のルポをご覧ください。

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大晦日の12月31日、関東圏、名古屋、関西圏など各地から、総勢63名が集まり、東京駅からチャーターバスに乗って陸前 高田市へと向かいました。
今回、ボランティア・リーダーを務めてくださったのが須合啓氏で、彼は 「夢枕プロジェクト」を設立して震 災直後から被災地や被災された方々を支援をされている方で、強い熱意を抱いた教志(師)です。そのため、日頃から彼を慕う教 師の方々も数多く集まってくださいました。
被災地へ向かうバスの中では、隣の席の人と握手したり、24時間以内のグット&NEWをシェアリングしたり、マ イクを使っての全員の自己紹介、しおり作り、DVD鑑賞など、仲間たちと思いを共有し、それぞれの気持ちを高 めていきました。

バスにゆられること8時間、夜になって陸前高田市に到着。暗くて陸前高田市の状況を見ることはできませんで した。ただし、街灯がなく真っ暗だったので、星が非常にキレイに輝いていたのを覚えています。
花火が打ち上がる23時まで、翌日の“らんら んランニング♪”のサプライズ、モザイクアートの準備を進めました。
23時ちょうど、河川敷で、秋田県大曲の花火師さんらが製作した1,000発の鎮魂の花火が澄み切った夜空に打ち あがりました。内閣総理大臣賞を受賞した花火師さんらが、費用を度外視して日本一の花火を打ち上げてくだ さいました。

【写真】陸前高田で大曲の花火師によって打ち上げられた花火 撮影:安田菜津紀氏

花火を見て涙を流す人、遺影と共に家族で見る人など、胸に刻みつけるように見入って方々などが多くいたのが印象 的でした。
宿舎にもどってから、ボランティアスタッフ全員が集まり、手を繋いでカウントダウンをして、年越しそばを 食べました。その後、若い世代が中心となってモザイク・アートの準備を進めま した。

 

 【写真】北岡会長と大曲の花火師の方々

 1月1日・元旦
朝6時に宿を出発。
全員でコースの下見を兼ねて、箱根山付近にて朝日を鑑賞。日が昇るにつれて、陸前高田市の全容が徐々に姿 を現していきました。
がれきの撤去がほぼ終わってさら地になった土地と、山のように積み上げられたがれき。
山 を下りてランのコースを下見しながら歩いていると、まだ撤去されていないボートや、流されてきたものが残 っていました。

会場となっている「市立米崎中学校」に戻って、「陸前高田に贈るフルコース」のフィナーレを飾る“らんら んランニング♪”の準備をしました。

当日参加もOKということで、数十名の当日参加者が集まり、総勢250名あまりの老若男女、幅広い陸前高田市 民が集まり、米崎中学校~箱根山間約6㎞を走ったり、ウォーキングをしました。途中、みんなで声を掛け合 い励ましあいました。

 

 【写真】“らんら んランニング♪”のスタートの瞬間

 

ランとウォーキングを終え、11時半ごろ会場に戻ると豚汁が振舞われるとともに、体育館では、A4用紙約3,000 枚を使って製作したモザイクアートが完成してありました。2階から見下ろすと、体育館の床に広がったその大 きさに目を奪われました。
63人のボランティアスタッフみんなで作った「絆」の証で、一つの作品をみんなで作り上げる一体感をともに味 わいました。

 

 

【写真】完成したモザイクアートと、ボランティアスタッフで集合写真

 

元旦のお昼過ぎ、陸前高田市を離れる前に、高田松原で津波に流されずに唯一残った「奇跡の一本松」を観る ことができました。
津波にも負けず、たった一本、力強く立ちそびえていましたが、残念ながら、松の根が腐
り生育が困難になっている、との報道がなされました。
ただし、その子孫が残されることも発表されています 。
この「奇跡の一本松」の辺りにはガレキの集積所になっており、陸前高田市のガレキが集まっていて、震災の 被害の大きさを感じられる場所でもありました。
帰りのバスでは、二日間でそれぞれの感じたことを発表し合い、10年間続けて行きましょうと誓い合って解散 となりました。

2日間の活動を経て、震災から9か月が経過した陸前高田市を訪れ、
震災の傷跡が未だに残っているなという印象を受けました。
関東では、震災のニュースが日に日に減っていく中で、現地では現在進行形だと感じました。
ただ、笑顔が素敵な人がたくさんいて、現地の人は決して沈んでいるわけではなく、
前を見て歩いている感じがし、何かしらの形で東北に関わっていきたいと強く感じました。
なお、今回のイベントの模様は以下の動画で一部見られます。
またGalleryの方でも今回の写真を載せています。

111231_鎮魂・新生の花火@陸前高田

 

第五回グローバル・フロンティア講座を開催いたしました!

ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、さる2011年12月21日(水)に、第五回「グローバル・フロンティア講座 最後の市場アフリカに挑む」を開催しました。講師として平野克己氏(JETROアジア経済研究所地域センター長)をお迎えし、「アフリカビジネス:現状と課題」というテーマでご講演頂きました。人口減少社会に突入するなか、低成長にあえぐ日本の現状を捉えるとともに、アフリカでのビジネスを積極化させている中国の動向及び今後の展開についてお話頂きました。

 

【写真】JETROアジア経済研究所地域センター長/平野克己氏

 

MPJ特別顧問でもあるジェフリー・サックス教授とアンドリュー・ワーナー氏の論文“Sources of Slow Growth in African Economies,” (Jeffrey Sachs and Andrew Warner, Journal of African Economies, Vol.6 No.3, Oxford University Press, 1997)は開発経済学の最も優れた論文のひとつであるとしたうえで、その論文における「貿易開放度」の議論が日本経済にもあてはまるのではないかという分析でした。また、特に資源に対する中国の需要は今後も増えていくことが見込まれるなか、いかに日本企業がアフリカにおいてビジネスを展開していくべきか、企業戦略としては「攻めのCSR」がキーワードになってくるということです。

 

 

参加くださった皆さまからは、ご自身のアフリカでのビジネス経験をもとに、具体的かつ実践に基づいた質問を頂きました。

 

グローバル・フロンティア講座の次回(第六回)講座は2012年1月11日(水)に開催いたします。 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

 

 

【写真】外務省/草賀アフリカ審議官と平野氏

 

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