ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

第21回MPJ研究会のご報告 「病院で手の消毒100%プロジェクト~ウガンダで院内感染予防を目指して~」

DSC_0593去る11月19日、サラヤ・イーストアフリカ代表・宮本 和昌氏を講師にお招きして、第21回MPJ研究会を行いました。
講演のテーマは「病院で手の消毒100%プロジェクト~ウガンダで院内感染予防を目指して~」というもので、保健・衛生にご興味をお持ちの約30名の方にご参加いただきました。
メディアにもしばしば登場されている宮本氏はお話がとてもお上手で、現地やご自身のことについて冗談や面白いエピソードを織り交ぜて語ってくださり、たびたび笑いが起こるような和やかな雰囲気の講演会でした。 宮本氏のお話では、ウガンダの病院では“サラヤする”(サラヤのアルコール消毒液を吹き付けるの意)がごく自然のことになっているそうです。一方では、この段階に達するまでの調査や教育なかなか困難だったそうです。
質疑応答ではプロジェクトに関する質問のほか、アフリカで起業された講師自身に対する質問が多く、本人も驚かれていたようでした。懇親会に移っても、現地の代表として会社をマネジメントする難しさやモチベーション、青年海外協力隊参加までの経緯やそこで感じたこと、ウガンダ進出へのアドバイスなどを求め、参加者の方々の関心は尽きません。
今後は社名にある「サラヤ・イーストアフリカ」の文字通り、ウガンダだけではなく東アフリカ地域全体を視野に活動を広げていかれるとのことでした。 改めて講師の宮本様、ご参加いただいた方々に御礼申し上げます。
第21回MPJ研究会報告書はこちら第21回研究会
講演内でご紹介がありました、病院で手の消毒100%ダンスの動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=ZK9ekSNHWgA
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ミレニアム・プロミス・ジャパンロゴ完成のご報告

ニューヨークのミレニアム・プロミスよりロゴを共有する許可をいただき、アートディレクター/デザイナー菊地敦己氏のご協力を得て、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)のロゴが完成いたしました。自然の叡智とネットワークを象徴したカラフルな蜂の巣をイメージした洗練されたロゴに、関係者一同、ミレニアム開発目標の達成を目指し、気持ちを新たに活動していきます。
保存禁止”











ASBS中間報告会についてのご報告

ミレニアム・プロミス・ジャパン主催のアフリカ・ソーシャルビジネススクール(ASBS)の中間報告会を小川徳和氏・猿田千里氏・宮下芙美子氏の3名、審査員の中村安秀先生(大阪大学大学院教授)・更家悠介氏(サラヤ株式会社代表取締役)・鈴木りえこ(MPJ理事長)にお集まりいただき、中間報告会を行いました。
詳細はコチラです。http://millenniumpromise.jp/asbs

ケニア大使とのランチミーティングのご紹介です。

ケニア大使とのミーティングの紹介(ケニア大使館HPより)

LUNCHEON MEETING WITH MILLENNIUM PROMISE JAPAN (MPJ)

「ケニア大使とのミーティングの紹介(ケニア大使館HPより)」 

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  前列左から、 東京大学特任教授 阿部力也氏、 ミレニアム・プロミス・ジャパン理事長 鈴木りえこ氏 駐日ケニア共和国特命全権大使 ベンソン・オグトゥ氏

後列左から、

デジタルグリッドソリューションズ株式会社 代表取締役 秋田智司氏

ケニア共和国大使館職員 山脇裕子氏

ミレニアム・プロミス・ジャパン職員 伊藤正芳氏

ミレニアム・プロミス・ジャパン理事長の鈴木りえこ氏主催の昼食会が2013年10月23日に開かれました。昼食会にはベンソン・オグトゥ特命全権大使と他の高官の方々が招かれ、アフリカにおけるミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの現在の進捗状況及び今後の開発計画について意見交換が行われました。

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、アフリカにおける地域開発を行い、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)の管轄のもと、サハラ砂漠以南のアフリカ10カ国にわたる現在80のミレニアム・ビレッジを支援しています。ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)は生活の質や教育水準の向上、男女平等社会の促進を目的に貧困削減の取り組みを支援しています。総じて、同プロジェクトの趣旨は、低所得者地域における経済的自立の促進です。

日本国内では、人間の安全保障、外交、国際平和の促進といった分野で活動しています。そして、日本の皆さんにもミレニアム開発計画(MDGs)の存在を知ってもらうことがそ の目的です。また、ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、文化交流事業にも支援を行い、相互の経済的発展と理解の促進に取り組んでいます。   2004年の8月には、ケニアのサウリとデルーツで初のミレニアム・ビレッジが誕生し、それ以来、その地域における穀物生産力が飛躍的に向上したことにより、近隣の市場における経済的発展につながりました。   このミーティングの席上、ベンソン・オグトゥ大使は、阿部力也氏(東京大学特任教授)と秋田智司氏(デジタルグリッドソリューションズ株式会社 代表取締役)とも会談しました。デジタルグリッドソリューション株式会社は、東京大学と共同で合弁会社を設立し、送電線網を利用できない郊外の地域住民に、マイクロエネルギーの発送電線網の技術提供に取り組んでいます。同社では、すでに試作模型(プロトタイプ版)をケニア共和国に提供し、現在選ばれた郊外の地域で運用試験を行っています。

 

 

[翻訳ボランティア] 学校法人山口学園 ECC国際外語専門学校 国際ビジネス学科

総合英語コース<翻訳専攻>1年 高橋 美月、松本 遥、向川 千晶、森下 裕貴

ミレニアム・ヴィレッジからレポートが届きました ④

Jサックス充実した学校生活は手洗い慣行から
~ ムワンダマ・ミレニアム・ビリッジ(マラウイ)~ Natalia Mrozからの報告

先週、世界中で祝われた「世界手洗いの日」の一環行事として、「より健康に」を合言葉にマラウイのムワンダマ地区の学校が一堂に集まって歌ったり、踊ったりして楽しみました。 そのイベントの間、明るい色の制服を着た600人以上の子供達は、石鹸を使って手洗いすることを約束しました。

これこそ、下痢を防ぐ上で最も簡単でお金のかからない予防なのですが、悲しいことに毎年この疾患が原因で約200万人もの子供達が亡くなっています。
特に、アフリカの地方では、この数字に偏りが見受けられます。私が子供たちに手洗いについて尋ねると、まだ6歳の子供達が手洗いをしている時に訪れる、とても重要な5つのタイミングを私に教えてくれました。そして、両手を軽く擦り合わせ、清潔な水と石鹸を使っておそろしい細菌を洗い流すため正確な方法を実演してくれたのです。 2005年以降、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)は、アフリカ全域の学校で衛生環境の改善に取り組んでいます。昨年は、ユニリーバの協力により、この取り組みにさらに弾みがつき、今後はさらに、エチオピア、ガーア、ケニア、マラウィ、マリ、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、タンザニア、ウガンダの10ヵ国で、このユニリーバの実績のある手指衛生プログラムの導入が検討されています。

ムワンダマのミレニアム・ビレッジ・プロジェクト (MVPs WASH)で中心的な役割を担うバーリングス・バンダ氏は以下のように述べています。“公衆衛生は威厳を示します。それは社会におけるあなたの立場・地位を示しているからです。ユニリーバの代表者、ムワンダマの学校、そしてミレニアム・ビレッジ・プロジェクトとの三者間で署名した公約には、全ての子供達が生きて五歳の誕生日を確実に迎えられるように取り組むことが示されています。 ムワンダマでは、そこで暮らす地域住民の正しい衛生習慣に対する理解促進及び衛生関連のインフラが改善されたことで、すでに大きな成果をあげています。学校には、改良された男女別々のトイレが設置されました。子供たちに野外での排泄を止めさせ、病気の発症と学外への感染拡大の抑制がその理由です。それぞれの家庭でも、子供たちが、より一層良い衛生習慣を身につけることで、地域全体へその恩恵が広がっていきます。

「世界手洗いの日」を主催したディンディ小学校のCristos Ntota教頭は、ムワンダマにおける改善された衛生環境と上昇し続ける教育水準との間に存在する、同氏が唱える相関関係について次のように語っています。 「衛生関連のプログラムやインフラが存在しなければ、子供たちは苦しみ、病院に行き学校へは来なくなるでしょう。国全体がその影響を受ける可能性があります。しかし公衆衛生は発展の始まりであって、さらにこの取り組みを広域に推進することで、未来の労働力を築き、国全体が繁栄するのです。」 過去には、彼はこう言っています。「子供達、特に女の子は、粗末なトイレを使うのが恥ずかしい為に学校を休んでいました。病気がちでもありました。ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)が設置した新しい設備がこの状況に変化をもたらしてきたのです。」
ムワンダマ村の公衆衛生改善のために次に取り組むべきことは、ディンディ学校への清潔な水の供給です。バンダ氏によれば、現在運用している浅井戸を改良する計画が実行されています。太陽光を動力とする複合型水道システムを用いて、ポンプで水を組み上げ、直接学校へ届ける仕組みです。 バンダ氏はこのように述べています。「私たちは8つの学校に雨水の採集設備を提供しました。また、同設備が残りの学校への設置も現在進行中です。手洗いの場を16箇所設置しました。さらに、16箇所が現在建設中です。4つの試錐孔(井戸)が新たに建設され、人が水を飲めるようにするには、マラウイ品質基準局が求める基準値を満たす必要があり、水質管理処理(塩素殺菌)を行うため、それに必要な薬品を各学校へ提供する予定です。
私たちは、現在、地域の全校で主に女子児童の月経衛生管理(MHM)に取り組んでいて、女子児童に配慮した手洗い設備を兼ね備えたトイレの設置を進めています。水と公衆衛生は密接に関係し、連動しています。
バンダ氏はまた、ネルソン村長の村における公衆衛生の改善に胸を躍らせています。その村はムワンダマ集落のひとつで、109人の人々が生活しています。28世帯すべてのトイレに設置する足を乗せる踏み台(SanPlats)を天日干ししています。すでに、全ての家庭に手洗い設備が備え付けられていて、送水ポンプで村の中心へ清潔な水が届けられています。 「私たちの子供が下痢や、マラリア等の他の病気に感染する頻度が減少したという事実は一番うれしく思っています。」とネルソン村長は笑顔で語りました。
バンダ氏によれば、「手洗いと公衆衛生が日々のウイルス感染予防に不可欠なものとして、人々に浸透してきています。このことが、この村を特別なものにしています。ムワンダマはすでにこの例に倣っています。

[翻訳ボランティア] 学校法人山口学園 ECC国際外語専門学校 国際ビジネス学科
総合英語コース <通訳専攻>1年 須田 千紗穂、高木 輝幸、宮田 慎吾、向井 優衣

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