ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
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Blog-Archives

NGO海外スタディプログラム 活動報告

10月13日、認知行動療法セッションにて自己紹介している様子

10月13日、認知行動療法セッションにて自己紹介している様子

 

 

2017年8月末より、ウガンダの現地NGOであるTPO Uganda(Transcultural Psychosocial Organization)でのインターン活動を行ってきましたMPJスタッフの礒部です。あっという間に11月に入り約3ヶ月間のインターンシップが無事に終了し、現地の仲間との別れに寂しさも覚えています。

 

さて、今回のブログでは私のインターンシップのテーマである「災害・紛争等の人道緊急時における心のケアと精神保健・心理社会的支援の運営方法を学ぶ」というトピックについて、学んだことを少し紹介したいと思います。

TPOが活動する現場では、トラウマを抱えた女性たちへの支援や、精神的疾患により普通の人には聞こえない「声」が聞こえる少年のカウンセリング、自殺者の遺族のフォローアップなど、常にセンシティブな状況下で活動を実施しています。TPOスタッフの活動現場を視察することで、人道支援において模範となるNGO従事者の姿勢・心構えを学ぶことができました。

 

 

1.常にポジティブ思考であること

難民と接する中で、TPOスタッフは常に難民がプラス思考になるよう、話をしています。”Let us not lose our hope”と声をかけたり、常に自信に満ちた態度でコミュニケーションを図ることで一つ一つの発言の信憑性が増し、カウンセリングの説得力も増しているように見受けられました。

 

2. ユーモアや娯楽を取り入れること

スタッフによって認知行動療法(TPOの実施するアドバンス心理社会支援)の進め方は様々ですが、どのスタッフも難民と接する際は雰囲気を和やかにするために工夫を施しています。あるスタッフは時折現地語を使って難民を笑わせたり、別のスタッフはセッションの合間に有志による歌やダンス披露を交えることで和やかな雰囲気を作っていました。過去のトラウマについて話すということはつらく、セッション中に泣き出してしまう難民も多くいますが、それでもユーモアを取り入れることによって、その場の雰囲気を明るくさせていました。

 

3. 自立を促すこと

認知行動療法において、カウンセラーはアドバイスする立場ではなく、自分たちで答えを見出すためのファシリテーターの役割を担っています。そのこともあり、TPOスタッフは難民に対して同等の立場で接し、また「答え」はなるべく自分たちで考えるように促していました。例えば、難民から質問があった際、TPOスタッフはその質問に対する答えを別の難民から聞き出します。そうすることで、難民がTPOに頼りすぎてしまう事を未然に防いでいました。

 

4. 誠実であること(人間性)

人道支援において、人間性というのは一番大事な要素であると実感しました。認知行動療法のセッションに同行した際、裨益者として選ばれなかった難民約20名がセッションに参加しようとその場に押しかけてきた場面がありました。その時TPOスタッフは、なぜ彼女たちが選ばれなかったのかを丁寧に説明し、セッションには参加できないけれど何かあった際は個人カウンセリングを実施すると伝えることでその場を収めていました。しかしながら、セッション後にも人が次々と集まり、手が負えない状態になってしまいました。TPOスタッフは2時間のセッション後で疲れもあるなか、それでも顔色一つ変えずに一人ずつ話を聞いて対応していました。

後で聞いたところ、人道支援において、たとえ(その日のような)カオスな状況になっても人道支援者として苛立ちやストレスを表に出してはならない、とのことでした。むしろ、このようなことはTPOが必要とされているという証拠なので誇りを持って仕事をしなければならない、とも話していました。

 

 

人道支援におけるNGOスタッフの模範となる姿勢(まとめ)

インターンシップを通して、上記4つの事柄が人道支援者にとって必要不可欠な要素であると実感しました。心的外傷を負っていたり、難民という立場故に生じる日々のストレスを抱えている難民と接する場合は、これ以上の危害を与えないように(Do No More Harm) 明るく、誠実に、そして自立心を促進させる言動・行動を常に心がけることが人道支援者のあるべき姿であり、NGO従事者はそのことを自覚しなければなりません。

 

TPOで学んだことを今後のMPJの難民支援事業で活かし、人道支援の必須基準(Core Humanitarian Standard)を遵守したいと思います。

 

10月19日、認知行動療法セッションにて、礒部(写真中央)が裨益者のその日の気分を記録している様子

10月19日、認知行動療法セッションにて、礒部(写真中央)が裨益者のその日の気分を記録している様子

 

 

10月26日、認知報道療法にてMuscle Relaxation Exerciseを実施している様子

10月26日、認知報道療法にてMuscle Relaxation Exerciseを実施している様子

 

 

 

 

 

MPJ設立10周年記念・朝日SDGsフォーラムを開催いたしました

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11月28日(火)、MPJ設立10周年を記念しジェフリー・サックス氏(コロンビア大学教授)、キャスターの国谷裕子氏らをゲストにお招きし「朝日SDGsフォーラム」(共催:MPJ・朝日新聞社、協賛:住友商事)を開催いたしました。

 

ジェフリー・サックス教授は持続可能な開発目標(SDGs)の前進であるミレニアム開発目標(MDGs)の策定やMPJ設立に深く関られ、現在は国連事務総長特別顧問(SDGs担当)として、世界中で講演活動を行い大活躍されています。

 

フォーラムには定員をはるかに上回る方々にご応募いただき、会場は満席の熱気に包まれました。そしてサックス教授のパワーあふれる講演、国谷氏や田渕正朗氏(住友商事代表取締役専務執行役員)とのトークやディスカッションで大いに盛り上がったほか、高校生からの質問にサックス教授が答える場面もあり、SDGs達成に向けて日本やグローバル企業が果たすべき役割について若い世代も交えて考える、という非常に有意義な時間となりました。

 

MPJは2018年4月に設立後満10年を迎えます。今後も多くの方々と、世界の貧困削減やSDGs達成への道のりについて議論し考える機会を設けていきたいと考えております。

国谷裕子キャスターとの対談

国谷裕子キャスターとの対談

 

田渕正朗氏を交えてのパネルディスカッション モデレーター:北郷美由紀氏(朝日新聞記者)

田渕正朗氏を交えてのパネルディスカッション モデレーター:北郷美由紀氏(朝日新聞記者)

東大和市立第五中学校で「貧困削減」について話をしました!

東大和市立第五中学校講演会

去る10月7日(土)、東京都オリンピック・パラリンピック教育推進支援事業の一環として、東大和市立第五中学校にて、MPJ理事長・鈴木りえことMPJユースの青野将大、井出有紀の3名が「貧困削減について考える」をテーマに、全校学生とPTAの方々(合計約300名)にお話しする機会をいただきました。

 

鈴木は、国際社会が目標とする「ミレニアム開発目標(MDGs)」から「持続可能な開発目標(SDGs)」への流れを簡単に説明し、アフリカでは一日1.9ドル以下で暮らす人々が多いこと、中学校へ進学できない子供たちが少なくないこと、ウガンダ北部の難民居住区では南スーダンから逃れてきた子供たちが両親と離ればなれになったり両親を紛争で亡くしたりしていることなどを、できるだけわかりやすく説明しました。

 

ユースの学生たちは、文化の面で相互理解を深めるために、二人が今春訪問したガーナでの一般的な食べ物やお金、音楽などをクイズにして、学生に挙手を求めたため、最初は緊張していた中学生の皆さんも徐々にリラックスして、質疑応答時には食べ物についてやアフリカでもっとも困ったことなど、多くの質問をいただきました。最後には、学生代表の生徒さんから一日200円程度で暮らす人たちが存在するということに気づき、自分たちが恵まれていると感じたという挨拶ときれいな花束を頂戴しました。とても素直な生徒さんたちばかりで、私たちも気持ち良く話をさせていただきました。

 

タレントのピコ太郎さんが、今秋、外務省の依頼を受けてPPAPのSDGs版をニューヨークで開催された秋の国連総会で発表したことなども話題にしましたので、前半は少々難しい内容だったかもしれませんが、SDGsが中学生の皆さんの心の隅に残ってくれると嬉しく思います。ちなみにピコ太郎さんはウガンダの観光親善大使に任命され、ウガンダを訪れ大統領とも面会した、と最近のニュースで知りました。

 

講演後は、道徳授業地区公開講座の一環として、PTAや地域の人々と意見交換会が開催され、大人の皆さまのご意見も伺うことができました。地域では外国人が増えていて、今、生徒の皆さんが一番必要としている内容の話だったという感想もいただき、恐縮するとともに、私たちも皆様から勉強させていただきました。

 

貴重な機会をいただき、和田孝校長先生、上沢利美副校長先生をはじめ、関係者の皆様に感謝しております。

 

(マラウイ農民グループ支援事業)バオバブパウダー製造に密着!

今回はバオバブの実から作られる栄養価が豊富なスーパーフード、バオバブパウダー製造の様子についてご紹介します。全ての工程を手作業で行なうため、時間と労力はかかりますが、道具さえあれば電気の通っていない村でも簡単に製造することができます。またバオバブパウダー製造後には残った種をバオバブオイルやバオバブジャムの製造にも活用することができ、農民の人々の更なる収入向上へと繋がります。

 

~準備するもの~

バオバブフルーツ、ビニールシート、臼と杵、平たいバケツⒶ、中バケツⒷ・Ⓒ、大バケツⒹ、粉振るい器Ⓔ・Ⓕ(Ⓔよりも網目の細かいもの)

バオバブフルーツ

バオバブフルーツ

臼と杵

臼と杵

粉振るい機C

粉振るい機C

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~バオバブパウダー製造の流れ~

(0) 使用する道具を布で拭いてきれいにする

(1) ビニールシートを敷き、場所を確保する

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(2) シートの上にバオバブフルーツ(バオバブの実)を広げ、殻や繊維などを取り除き、平たいバケツにまとめる

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(3) 平たいバケツから臼に適量(容量の1/3程度)のバオバブフルーツを入れ、杵で砕く image16  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(4) フルーツの中の種が見えてくる程度に砕けたら中バケツAへ移し替える

(5) 中バケツAの中身を粉振るい器Cで大バケツへ振るいかける image20

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(6) 大バケツの中身を中バケツBへ移し替える

(7) 中バケツBの中身を網目の細かい粉振るい器Dで再度振るい、大バケツへ image22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(8) 出来上がったパウダーを詰めて完成!

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バオバブパウダーはビタミンCがレモンの3倍、カルシウムが牛乳の3倍、鉄分がほうれん草の3倍、食物繊維がバナナの50倍、ポリフェノールがアサイーの2倍含まれるなど、栄養価が非常に高い食品です。美肌効果、アンチエイジング、デトックス効果、貧血防止、ダイエット効果、腸内環境を整える、骨を健康に保つ、などの効果が期待できると言われており、スーパーフードとして欧米ではすでに注目を浴びています。 マラウイでは昔からジュースやアイスなどにしてよく食べられており、日本でもブームの兆しか感じられるよう注目の食材です!

(南スーダン難民支援事業) 駐在員からの現地レポート

難民居住区(inウガンダ)での活動状況をご報告します!

 

【PSN世帯の訪問】

10月15日、ビディビディ難民居住区内のPSN(特に支援を必要とする難民の人たち)世帯のリストを手に、その中でも高齢者や身体にハンディキャップを持つ人たちを優先的にピックアップして実態を確認するため、協力するPWJスタッフと現地を訪れ、対象の人々に面会しました。この確認調査を踏まえ、よりニーズの大きい世帯を対象としてトイレの建設を行います。

 

目の不自由な難民(中央の男性)と面会

目の不自由な難民(中央の男性)と面会

左側がトイレ(数世帯で共用しているものが多い)

左側がトイレ(数世帯で共用しているものが多い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Global Hand Washing Day】

10/15(日)はGlobal Handwashing Day(世界手洗いの日)でした。

ユニセフが提唱する国際的な行事で、「せっけんを使って正しく手を洗うことで、多くの命を守ることができる」とうたっています。

MPJが活動するユンベ県でも多数の支援団体が協力して早くからイベントを計画し、10/11(水)~13(金)の3日間はプレイベントとして、居住区内の小学校や集会所,市場周辺等で手洗いの必要性を教示したり、多くの人に正しい手洗いに参加してもらったりしました。

手洗いの必要性等をレクチャー(小学校にて)

手洗いの必要性等をレクチャー(小学校にて)

正しい手洗いを実践

正しい手洗いを実践

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつ手洗いが必要かを表示する看板

いつ手洗いが必要かを表示する看板

 

10/17(火)には、メインイベントとして、別の小学校にて地元の有力者たちを招いて盛大な催しが行われました。晴天に恵まれ、ブラスバンドによるマーチング、小学生や芸術集団による歌やダンス、手洗いの必要性や方法を演じるドラマ等々が、大人だけでなく多くの子供たちを含めた参列者が見守る中で披露されました。

プレイベントを含めて、Our Hands, Our Futureという標語を表したそろいのT-シャツを用意して多くの人たちに配るなど、支援者、被支援者ともも関心の高さが感じられたデモンストレーションでした。

Global Handwashing Dayの標語を示す看板

Global Handwashing Dayの標語を示す看板

マーチングバンド

マーチングバンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【独立記念日】

10/9(月)は55回目のウガンダ独立記念日(1962年英連邦王国の一員として独立)でした。各地で盛大な行事が行われたようですが、ここユンベ県でも市街の大広場などで関係者を招いたり、大勢の小学生たちの行進が行われたりしました。

タウン内の通りで行進

タウン内の通りで行進

大広場での行進(ユンベはイスラム教徒が多い)

大広場での行進(ユンベはイスラム教徒が多い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雄大なウガンダの自然】

ウガンダでは車でちょっと町中を離れると、前後左右360°はるか彼方まで地平線が見渡せる雄大な光景に出くわします。日本の本州ほどの面積の中に3,500万人あまりの人々が住んでおり、人口密度は150人/㎢弱で、長野県ぐらいの規模です。

イギリスの元首相チャーチルがかつて「アフリカの真珠」と謳ったほどの美しい国ですが、ここまでの雄大な自然の景観が見られるとは思ってもいなかったので感動的です。

道路に沿ってナイル川が流れる(ユンベ~カンパラ間)

道路に沿ってナイル川が流れる(ユンベ~カンパラ間)

 道路脇に現れたアフリカ象たち(ユンベ~カンパラ間)

道路脇に現れたアフリカ象たち(ユンベ~カンパラ間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2017年10月) 横山  羌泰

 

 

 

 

 

 

NGO海外スタディプログラム 現地からのレポート

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ウガンダの現地NGO団体・TPO Uganda(TPO)へ研修生として派遣されているMPJスタッフの礒部です。ウガンダへ来て早くも一ヶ月が経ちました。

 

今回はTPOの紹介と、この1ヶ月で視察したTPOの事業について少しご紹介したいと思います。

 

TPOは1994年よりウガンダにて心理社会的支援を中心に活動してきた現地NGO団体です。現在は約180名のスタッフが従事し、年間総事業費も約2億円を超えるとても大きな団体です。活動拠点はウガンダ全域25地区に存在し(2017年9月時点)、子どもの保護、女性と子どもの心理社会的支援、SGBVの予防・教育、HIV/AIDS、生計支援、女性のエンパワメント等、多岐にわたる事業を展開しています。

 

TPOが行う心理社会支援では、認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理療法を主軸としています。CBTとは鬱やトラウマに効果のあるセラピーで、悪夢を見たときの対処法やトラウマ克服、運動セラピー等が行われます。CBTは日本でも良く取り扱われる心理療法の一つですが、TPOでは難民支援という特別な状況において、通常のCBTでは機能しないこともあるため、難民向けに独自に改良したCBTを行っています。例えば通常のCBTでは悪夢を見た際はどんな夢だったか具体的にメモを取りますが、難民の大半は字が書けないのでメモを取る代わりに石を用意し、石の大きさで悪夢の怖さを表現するようにしています。

 

冒頭の写真は9月20日にTPOの社会福祉士(ジャミラさん、写真左)に同行し、CBTセッションを視察した際の写真です。TPOのCBTセッションは1グループ12名のメンバーで行われ、週1回、合計10回のセッションで構成されています。この日のセッションは9回目のセッションで、夫や家族との関係・近所との付き合いを円満にするためにはどうしたら良いのか、グループで話し合いがなされていました。CBTセッションに参加している女性に話を聞いたところ、CBTのおかげで夜眠れるようになった、心の病に負けないよう心を強く持てるようになった、夫に対する態度を自分が改めことで、夫との関係が改善された、など数多くの成果が見受けられました。

 

TPOはCBTセッションのほかにも、性やジェンダーに基づく暴力(SGBV)予防のためのワークショップ開催や、重症患者に対する専門病院への紹介、女性のエンパワメント等も支援しています。

 

9月22日、ホストコミュニティに向けたSGBVに関する講習会の様子

9月22日、ホストコミュニティに向けたSGBVに関する講習会の様子

 

TPOには臨床心理士や精神医学者といった専門家が従事しており、30万人近い難民を抱えるビディビディ居住区でも、アドバンス心理社会支援を実施する唯一の団体として活動しています。MPJも来年より、南スーダン難民居住区にて心理社会支援を実施するため、今後もTPOにて心理社会支援のノウハウを学んで参ります!

11/28開催・SDGsフォーラム-ジェフリー・サックス氏と語るSDGs- ご案内

 

11月28日(火)、MPJは朝日新聞社と共催で、MPJ設立に深く関わっていただいたジェフリー・サックス氏をお招きしてシンポジウムを開催します。

 

ジェフリー・サックス氏

ジェフリー・サックス氏

 

ジェフリー・サックス氏は国連事務総長の特別顧問などを歴任し、途上国支援のためのミレニアム開発目標(MDGs)、それを引き継いだ持続可能な開発目標(SDGs)の策定にも関わられました。

今回、サックス氏による講演、国谷裕子氏とのトークセッション、パネルディスカッションを通じ、SDGs策定の背景と意義、日本の果たす役割などについて多角的に探ります。

 

奮ってご参加ください!

 

MPJ10周年・朝日SDGsフォーラム ~ジェフリー・サックス氏と語るSDGs~

 

日時:2017年11月28日(火)17:50~20:10

 

会場:有楽町朝日ホール (東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)

 

主催:

特定非営利活動法人ミレニアム・プロミス・ジャパン

朝日新聞社

 

登壇者:

ジェフリー・サックス氏 (コロンビア大学地球研究所持続可能な開発センター長)

国谷 裕子 氏 (キャスター)

田淵 正朗 氏 (住友商事代表取締役専務執行役員)

ほか

 

申込み専用サイト: https://que.digital.asahi.com/epost/10000379 (朝日イーポスト)

 

お問い合わせ先:

ミレニアム・プロミス・ジャパン事務局 TEL: 03-5842-2801 または

朝日SDGsフォーラム運営事務局 TEL: 03-6256-0409

 

11月22日開催 シンポジウムのご案内

特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン主催、サラヤ㈱共催で、サスティナブル社会への道筋を参加者の方々とともに共有するシンポジウムが開催されます。

サラヤ株式会社の更家悠介社長は日ごろからMPJの活動にご理解・ご協力下さり、MPJ研究会でもご講演いただき大好評でした。

 

ぜひご参加ください!

 

【ゼリ・ジャパン ブルーエコノミーシンポジウム】

 “ブルーエコノミー思想からのサスティナブル社会の実現”

 

日時: 平成29年11月22日(水)12:45受付開始、13:30開始~17:30終了

場所: 国連大学 3 階 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)

主催: 特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン

共催: サラヤ株式会社

詳細URL: http://www.zeri.jp/upload/20170922_infomation.pdf

 

総合司会: 一般社団法人エシカル協会  代表理事 末吉 里花

登壇者:

特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン 理事長  更家 悠介

ゼリ創設者 グンター・パウリ

東京大学名誉教授  山本 良一

京都造形芸術大学 教授 竹村 真一

ヴェルサイユ大学 教授  スアット・トップス

ボナヴェルデ社 CEO  ハンス・スティアー

スウェーデン ナティ社 CEO  マーリーン・サンドベルグ

アデレード大学 教授  カールソン・ハーグロヴェス

 

概要:

世界の最新のサスティナブル事業に取組む経営者や、ゼロエミッションの未来のビジョンに取組む研究者を講師に迎え、ブルーエコノミーが構想するサスティナブル社会への道筋を、参加者の方々とともに、前向きに熱く共有いたします。

 

招待お申込方法:

電子メール、申込み専用サイトにてお申し込みくださいませ。電子メールの場合は「件名」、         申込み専用サイトの場合は「何でお知りになりましたか」の欄に「招待参加」とご記載下さいますようお手数でございますがよろしくお願いいたします。

 

申込み専用サイト: http://www.zeri.jp/ivent/index02.html

 

電子メール: info@zeri.jp

 

お問い合わせ先: ゼリ・ジャパン事務局  TEL: 03-6863-8170

(マラウイ農民グループ支援事業)支援対象グループのメンバーをご紹介!

 

一緒に暮らしている孫(両端)とキャサリンさん

一緒に暮らしている孫(両端)とキャサリンさん

 

今回は、マラウイでの支援対象グループのメンバーについて少し紹介したいと思います。

 

第一回目のグループメンバー紹介となる今回は、支援対象グループの一つ、Wokha Producers and Marketing Cooperative SocietyのメンバーであるCatherin Kazembe(キャサリン・カゼンベ)さんをご紹介します。

キャサリンさん

キャサリンさん

 

現在49歳のキャサリンさんは夫を10年前にHIVで亡くし、それまで仕事をせず経済的に夫に頼りきっていた彼女はとても苦労をしました。キャサリンさんにはすでに結婚し自立した3人の娘たちがいました。しかし、以前から病気を患い未亡人でもあった娘の一人が亡くなり、キャサリンさんはその子ども2人を引き取ることになりました。その子どもたちが寂しくないようにと、さらに2人の娘の子どもの中から1人ずつを引き取り、今では4人の孫と共に暮らしています。

自宅の様子

自宅の様子

 

 

 

彼女が住んでいるモンキーベイという地域は特に未亡人が多く、現在も50人以上の未亡人がいるそうです。モンキーベイにはマラウイ湖があり、マラウイの中でも娼婦が多く集まる場所です。(レイク沿いには漁師やレイクビジネスを行なっている男性、また旅行者などが多く、その男性たちをターゲットとして娼婦が多くいると言われています。)そのため男性のHIV感染者が多く、その事実を認めずに薬を拒否した男性は亡くなり、同様にその夫からHIVに感染しても薬を飲み続けた女性が生き残っているそうです。   image6 image5image4

 

 

 

 

 

 

 

2006年にモンキーベイ地区に住む35人の未亡人が集まり、知識や技術を共有し、自分たちの抱える問題を一緒に解決できるようにとこのグループを立ち上げました。現在は主にナツメジャムやナツメワインの製造販売を行なっていますが、グループ創設当初はメンバーの子どもがプライマリースクール(小学1年~中学2年)を卒業しセカンダリースクール(中学3年~高校3年)に合格すると、セカンダリースクールへ通うための資金をみんなで少しずつ出し合うこともあったそうです。

グループのメンバーとMPJスタッフの青木(左下)、天野(右)

グループのメンバーとMPJスタッフの青木(左下)、天野(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループを立ち上げてから、ジャムやワインの作り方、また多くのビジネススキルを学ぶことができました。今ではグループから得た知識を活用し、マラウイ湖で採った魚を売るビジネスや家の賃貸のビジネスもしながら生計を立てており、以前よりも生活は安定することができました。自分の時間を楽しむ余裕もでき、教会の聖歌隊で大好きな歌を歌っている時間がとても好きだと話してくれました。

 

MPJのトレーニングも毎回熱心にノートを取ったりと、いつも積極的に参加してくれているキャサリンさん。今後も様々な知識を身につけて、自立し、賃貸用の大きな家を建てて毎月定期的な収入を得られるようになりたいそうです。キャサリンさんの夢がかなうように、現地の青木、天野をはじめMPJスタッフ一同、心から応援しています。

グループワークの様子(中央がキャサリンさん)

グループワークの様子(中央がキャサリンさん)

キャサリンさんが発表している様子

キャサリンさんが発表している様子

(南スーダン難民支援事業)現地での活動を開始しました!

地平線まで続く難民居住区

地平線まで続く難民居住区

2017年8月、MPJは昨年以来事前調査などの準備を進めておりましたウガンダ北部にて、正式に南スーダン難民支援事業を開始いたしました。 今回の事業は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)からの助成によるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)との協働事業です。まずは1月末までの約半年間、水・衛生の分野で緊急に必要とされている支援を実施して参ります。 MPJ駐在員2名(宮本かりん・横山羌泰)は8月下旬にウガンダへ渡航し、首都カンパラでの諸手続きの後、事業地であるユンベ県に向かいました。 駐在員からのレポートをお届けします。   ☆  現場に赴任 !! 9月3日にカンパラを出発、約10時間半かけて南スーダンに北接するウガンダ北西部のユンベ県の中心地ユンベ・タウンに到着しました。宿泊している小さなホテルはインターネットがつながりにくく、また夜に数時間停電があったり、湯が出なかったりという不便なことが日常茶飯事の状況。町には銀行も郵便局も無いので、必要ならば車で一時間半ほどの大きな町(アルア)まで出かけることになります。人口の大半はイスラム教徒ということで、モスクも街中に見受けられ, 住民は人懐こくて穏やかな様子です。

ユンベ・タウンの街中

ユンベ・タウンの街中

ウガンダは世界でも有数の難民受け入れ国で、政府は各国からの支援により地元民も生活向上が計れると自負していますが、現実には地元の人々の雇用等にはなかなか結びつかず、つい先日には支援団体が作業している事務所に「We want job」などの脅迫文が張られていたとのことでした。   今回、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、先立って活動しているPWJと連携して、県内のビディビディ難民居住区および隣接するアルア県の難民居住区で、主にPSN(Persons with Special Needs:特に支援を必要とする人たち)世帯を中心に給水事業やトイレ設置を含む衛生普及活動、居住環境確保(半恒久的な住居の建設等)の支援に取り組む予定です。 居住区では、その規模の大きさ(約28万人の難民が居住)に驚かされる一方で、質素な生活ながらも明るく陽気にふるまう難民の人々に大いに励まされる思いがしました。

難民の子供たちと住居

難民の子供たちと住居

給水を待つポリ容器の列

給水を待つポリ容器の列

他団体の支援活動状況を把握するために、WASH分野(Water,Sanitation and Hygiene:水と衛生に関する分野)やインフラ関連事業、Security等の関係者間のミーティングに出席して種々の情報を得ることができました。 9/5(火)には、これまでの日本の支援活動内容をアピールすること等を目的として、居住区内の太陽光発電による給配水施設や小学校運営施設でプレスツアーが大々的に行われました。 このイベントには、在ウガンダ日本大使の亀田和明閣下ほか、ウガンダの要人も多く招かれ、盛大な催しとなりました。

プレスツアーにて、くみ上げた水で乾杯(中央は亀田日本大使)

プレスツアーにて、くみ上げた水で乾杯(中央は亀田日本大使)

居住区内の小学校校舎の壁

居住区内の小学校校舎の壁

小学校のトイレ

小学校のトイレ

また9/20(水)には居住区内のチャイルド・フレンドリー・スペース(主に小学校就学前の子どものための施設)および小学校を訪ねて、日本の絵本や横山が持参した衣服(上下計29着)を贈呈することができました。

子どもたちに持参してきた衣服を贈呈

子どもたちに持参してきた衣服を贈呈

ウガンダは都市部を少し離れると地平線がはるか彼方まで見渡せ、思っていた以上に広く感じる自然豊かな国 という印象です。 まだまだ慣れないことも多いのですが、できるだけ早く、可能な支援活動から順次実行に移していきたいと願っています。   2017年9月 MPJウガンダ駐在員:横山  羌泰、宮本かりん

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