ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
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Blog-Archives

(南スーダン難民支援事業) 駐在員からの現地レポート

難民居住区(inウガンダ)での活動状況をご報告します!

 

【PSN世帯の訪問】

10月15日、ビディビディ難民居住区内のPSN(特に支援を必要とする難民の人たち)世帯のリストを手に、その中でも高齢者や身体にハンディキャップを持つ人たちを優先的にピックアップして実態を確認するため、協力するPWJスタッフと現地を訪れ、対象の人々に面会しました。この確認調査を踏まえ、よりニーズの大きい世帯を対象としてトイレの建設を行います。

 

目の不自由な難民(中央の男性)と面会

目の不自由な難民(中央の男性)と面会

左側がトイレ(数世帯で共用しているものが多い)

左側がトイレ(数世帯で共用しているものが多い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Global Hand Washing Day】

10/15(日)はGlobal Handwashing Day(世界手洗いの日)でした。

ユニセフが提唱する国際的な行事で、「せっけんを使って正しく手を洗うことで、多くの命を守ることができる」とうたっています。

MPJが活動するユンベ県でも多数の支援団体が協力して早くからイベントを計画し、10/11(水)~13(金)の3日間はプレイベントとして、居住区内の小学校や集会所,市場周辺等で手洗いの必要性を教示したり、多くの人に正しい手洗いに参加してもらったりしました。

手洗いの必要性等をレクチャー(小学校にて)

手洗いの必要性等をレクチャー(小学校にて)

正しい手洗いを実践

正しい手洗いを実践

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつ手洗いが必要かを表示する看板

いつ手洗いが必要かを表示する看板

 

10/17(火)には、メインイベントとして、別の小学校にて地元の有力者たちを招いて盛大な催しが行われました。晴天に恵まれ、ブラスバンドによるマーチング、小学生や芸術集団による歌やダンス、手洗いの必要性や方法を演じるドラマ等々が、大人だけでなく多くの子供たちを含めた参列者が見守る中で披露されました。

プレイベントを含めて、Our Hands, Our Futureという標語を表したそろいのT-シャツを用意して多くの人たちに配るなど、支援者、被支援者ともも関心の高さが感じられたデモンストレーションでした。

Global Handwashing Dayの標語を示す看板

Global Handwashing Dayの標語を示す看板

マーチングバンド

マーチングバンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【独立記念日】

10/9(月)は55回目のウガンダ独立記念日(1962年英連邦王国の一員として独立)でした。各地で盛大な行事が行われたようですが、ここユンベ県でも市街の大広場などで関係者を招いたり、大勢の小学生たちの行進が行われたりしました。

タウン内の通りで行進

タウン内の通りで行進

大広場での行進(ユンベはイスラム教徒が多い)

大広場での行進(ユンベはイスラム教徒が多い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雄大なウガンダの自然】

ウガンダでは車でちょっと町中を離れると、前後左右360°はるか彼方まで地平線が見渡せる雄大な光景に出くわします。日本の本州ほどの面積の中に3,500万人あまりの人々が住んでおり、人口密度は150人/㎢弱で、長野県ぐらいの規模です。

イギリスの元首相チャーチルがかつて「アフリカの真珠」と謳ったほどの美しい国ですが、ここまでの雄大な自然の景観が見られるとは思ってもいなかったので感動的です。

道路に沿ってナイル川が流れる(ユンベ~カンパラ間)

道路に沿ってナイル川が流れる(ユンベ~カンパラ間)

 道路脇に現れたアフリカ象たち(ユンベ~カンパラ間)

道路脇に現れたアフリカ象たち(ユンベ~カンパラ間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2017年10月) 横山  羌泰

 

 

 

 

 

 

NGO海外スタディプログラム 現地からのレポート

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ウガンダの現地NGO団体・TPO Uganda(TPO)へ研修生として派遣されているMPJスタッフの礒部です。ウガンダへ来て早くも一ヶ月が経ちました。

 

今回はTPOの紹介と、この1ヶ月で視察したTPOの事業について少しご紹介したいと思います。

 

TPOは1994年よりウガンダにて心理社会的支援を中心に活動してきた現地NGO団体です。現在は約180名のスタッフが従事し、年間総事業費も約2億円を超えるとても大きな団体です。活動拠点はウガンダ全域25地区に存在し(2017年9月時点)、子どもの保護、女性と子どもの心理社会的支援、SGBVの予防・教育、HIV/AIDS、生計支援、女性のエンパワメント等、多岐にわたる事業を展開しています。

 

TPOが行う心理社会支援では、認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理療法を主軸としています。CBTとは鬱やトラウマに効果のあるセラピーで、悪夢を見たときの対処法やトラウマ克服、運動セラピー等が行われます。CBTは日本でも良く取り扱われる心理療法の一つですが、TPOでは難民支援という特別な状況において、通常のCBTでは機能しないこともあるため、難民向けに独自に改良したCBTを行っています。例えば通常のCBTでは悪夢を見た際はどんな夢だったか具体的にメモを取りますが、難民の大半は字が書けないのでメモを取る代わりに石を用意し、石の大きさで悪夢の怖さを表現するようにしています。

 

冒頭の写真は9月20日にTPOの社会福祉士(ジャミラさん、写真左)に同行し、CBTセッションを視察した際の写真です。TPOのCBTセッションは1グループ12名のメンバーで行われ、週1回、合計10回のセッションで構成されています。この日のセッションは9回目のセッションで、夫や家族との関係・近所との付き合いを円満にするためにはどうしたら良いのか、グループで話し合いがなされていました。CBTセッションに参加している女性に話を聞いたところ、CBTのおかげで夜眠れるようになった、心の病に負けないよう心を強く持てるようになった、夫に対する態度を自分が改めことで、夫との関係が改善された、など数多くの成果が見受けられました。

 

TPOはCBTセッションのほかにも、性やジェンダーに基づく暴力(SGBV)予防のためのワークショップ開催や、重症患者に対する専門病院への紹介、女性のエンパワメント等も支援しています。

 

9月22日、ホストコミュニティに向けたSGBVに関する講習会の様子

9月22日、ホストコミュニティに向けたSGBVに関する講習会の様子

 

TPOには臨床心理士や精神医学者といった専門家が従事しており、30万人近い難民を抱えるビディビディ居住区でも、アドバンス心理社会支援を実施する唯一の団体として活動しています。MPJも来年より、南スーダン難民居住区にて心理社会支援を実施するため、今後もTPOにて心理社会支援のノウハウを学んで参ります!

11/28開催・SDGsフォーラム-ジェフリー・サックス氏と語るSDGs- ご案内

 

11月28日(火)、MPJは朝日新聞社と共催で、MPJ設立に深く関わっていただいたジェフリー・サックス氏をお招きしてシンポジウムを開催します。

 

ジェフリー・サックス氏

ジェフリー・サックス氏

 

ジェフリー・サックス氏は国連事務総長の特別顧問などを歴任し、途上国支援のためのミレニアム開発目標(MDGs)、それを引き継いだ持続可能な開発目標(SDGs)の策定にも関わられました。

今回、サックス氏による講演、国谷裕子氏とのトークセッション、パネルディスカッションを通じ、SDGs策定の背景と意義、日本の果たす役割などについて多角的に探ります。

 

奮ってご参加ください!

 

MPJ10周年・朝日SDGsフォーラム ~ジェフリー・サックス氏と語るSDGs~

 

日時:2017年11月28日(火)17:50~20:10

 

会場:有楽町朝日ホール (東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)

 

主催:

特定非営利活動法人ミレニアム・プロミス・ジャパン

朝日新聞社

 

登壇者:

ジェフリー・サックス氏 (コロンビア大学地球研究所持続可能な開発センター長)

国谷 裕子 氏 (キャスター)

田淵 正朗 氏 (住友商事代表取締役専務執行役員)

ほか

 

申込み専用サイト: https://que.digital.asahi.com/epost/10000379 (朝日イーポスト)

 

お問い合わせ先:

ミレニアム・プロミス・ジャパン事務局 TEL: 03-5842-2801 または

朝日SDGsフォーラム運営事務局 TEL: 03-6256-0409

 

11月22日開催 シンポジウムのご案内

特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン主催、サラヤ㈱共催で、サスティナブル社会への道筋を参加者の方々とともに共有するシンポジウムが開催されます。

サラヤ株式会社の更家悠介社長は日ごろからMPJの活動にご理解・ご協力下さり、MPJ研究会でもご講演いただき大好評でした。

 

ぜひご参加ください!

 

【ゼリ・ジャパン ブルーエコノミーシンポジウム】

 “ブルーエコノミー思想からのサスティナブル社会の実現”

 

日時: 平成29年11月22日(水)12:45受付開始、13:30開始~17:30終了

場所: 国連大学 3 階 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)

主催: 特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン

共催: サラヤ株式会社

詳細URL: http://www.zeri.jp/upload/20170922_infomation.pdf

 

総合司会: 一般社団法人エシカル協会  代表理事 末吉 里花

登壇者:

特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン 理事長  更家 悠介

ゼリ創設者 グンター・パウリ

東京大学名誉教授  山本 良一

京都造形芸術大学 教授 竹村 真一

ヴェルサイユ大学 教授  スアット・トップス

ボナヴェルデ社 CEO  ハンス・スティアー

スウェーデン ナティ社 CEO  マーリーン・サンドベルグ

アデレード大学 教授  カールソン・ハーグロヴェス

 

概要:

世界の最新のサスティナブル事業に取組む経営者や、ゼロエミッションの未来のビジョンに取組む研究者を講師に迎え、ブルーエコノミーが構想するサスティナブル社会への道筋を、参加者の方々とともに、前向きに熱く共有いたします。

 

招待お申込方法:

電子メール、申込み専用サイトにてお申し込みくださいませ。電子メールの場合は「件名」、         申込み専用サイトの場合は「何でお知りになりましたか」の欄に「招待参加」とご記載下さいますようお手数でございますがよろしくお願いいたします。

 

申込み専用サイト: http://www.zeri.jp/ivent/index02.html

 

電子メール: info@zeri.jp

 

お問い合わせ先: ゼリ・ジャパン事務局  TEL: 03-6863-8170

(マラウイ農民グループ支援事業)支援対象グループのメンバーをご紹介!

 

一緒に暮らしている孫(両端)とキャサリンさん

一緒に暮らしている孫(両端)とキャサリンさん

 

今回は、マラウイでの支援対象グループのメンバーについて少し紹介したいと思います。

 

第一回目のグループメンバー紹介となる今回は、支援対象グループの一つ、Wokha Producers and Marketing Cooperative SocietyのメンバーであるCatherin Kazembe(キャサリン・カゼンベ)さんをご紹介します。

キャサリンさん

キャサリンさん

 

現在49歳のキャサリンさんは夫を10年前にHIVで亡くし、それまで仕事をせず経済的に夫に頼りきっていた彼女はとても苦労をしました。キャサリンさんにはすでに結婚し自立した3人の娘たちがいました。しかし、以前から病気を患い未亡人でもあった娘の一人が亡くなり、キャサリンさんはその子ども2人を引き取ることになりました。その子どもたちが寂しくないようにと、さらに2人の娘の子どもの中から1人ずつを引き取り、今では4人の孫と共に暮らしています。

自宅の様子

自宅の様子

 

 

 

彼女が住んでいるモンキーベイという地域は特に未亡人が多く、現在も50人以上の未亡人がいるそうです。モンキーベイにはマラウイ湖があり、マラウイの中でも娼婦が多く集まる場所です。(レイク沿いには漁師やレイクビジネスを行なっている男性、また旅行者などが多く、その男性たちをターゲットとして娼婦が多くいると言われています。)そのため男性のHIV感染者が多く、その事実を認めずに薬を拒否した男性は亡くなり、同様にその夫からHIVに感染しても薬を飲み続けた女性が生き残っているそうです。   image6 image5image4

 

 

 

 

 

 

 

2006年にモンキーベイ地区に住む35人の未亡人が集まり、知識や技術を共有し、自分たちの抱える問題を一緒に解決できるようにとこのグループを立ち上げました。現在は主にナツメジャムやナツメワインの製造販売を行なっていますが、グループ創設当初はメンバーの子どもがプライマリースクール(小学1年~中学2年)を卒業しセカンダリースクール(中学3年~高校3年)に合格すると、セカンダリースクールへ通うための資金をみんなで少しずつ出し合うこともあったそうです。

グループのメンバーとMPJスタッフの青木(左下)、天野(右)

グループのメンバーとMPJスタッフの青木(左下)、天野(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループを立ち上げてから、ジャムやワインの作り方、また多くのビジネススキルを学ぶことができました。今ではグループから得た知識を活用し、マラウイ湖で採った魚を売るビジネスや家の賃貸のビジネスもしながら生計を立てており、以前よりも生活は安定することができました。自分の時間を楽しむ余裕もでき、教会の聖歌隊で大好きな歌を歌っている時間がとても好きだと話してくれました。

 

MPJのトレーニングも毎回熱心にノートを取ったりと、いつも積極的に参加してくれているキャサリンさん。今後も様々な知識を身につけて、自立し、賃貸用の大きな家を建てて毎月定期的な収入を得られるようになりたいそうです。キャサリンさんの夢がかなうように、現地の青木、天野をはじめMPJスタッフ一同、心から応援しています。

グループワークの様子(中央がキャサリンさん)

グループワークの様子(中央がキャサリンさん)

キャサリンさんが発表している様子

キャサリンさんが発表している様子

(南スーダン難民支援事業)現地での活動を開始しました!

地平線まで続く難民居住区

地平線まで続く難民居住区

2017年8月、MPJは昨年以来事前調査などの準備を進めておりましたウガンダ北部にて、正式に南スーダン難民支援事業を開始いたしました。 今回の事業は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)からの助成によるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)との協働事業です。まずは1月末までの約半年間、水・衛生の分野で緊急に必要とされている支援を実施して参ります。 MPJ駐在員2名(宮本かりん・横山羌泰)は8月下旬にウガンダへ渡航し、首都カンパラでの諸手続きの後、事業地であるユンベ県に向かいました。 駐在員からのレポートをお届けします。   ☆  現場に赴任 !! 9月3日にカンパラを出発、約10時間半かけて南スーダンに北接するウガンダ北西部のユンベ県の中心地ユンベ・タウンに到着しました。宿泊している小さなホテルはインターネットがつながりにくく、また夜に数時間停電があったり、湯が出なかったりという不便なことが日常茶飯事の状況。町には銀行も郵便局も無いので、必要ならば車で一時間半ほどの大きな町(アルア)まで出かけることになります。人口の大半はイスラム教徒ということで、モスクも街中に見受けられ, 住民は人懐こくて穏やかな様子です。

ユンベ・タウンの街中

ユンベ・タウンの街中

ウガンダは世界でも有数の難民受け入れ国で、政府は各国からの支援により地元民も生活向上が計れると自負していますが、現実には地元の人々の雇用等にはなかなか結びつかず、つい先日には支援団体が作業している事務所に「We want job」などの脅迫文が張られていたとのことでした。   今回、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、先立って活動しているPWJと連携して、県内のビディビディ難民居住区および隣接するアルア県の難民居住区で、主にPSN(Persons with Special Needs:特に支援を必要とする人たち)世帯を中心に給水事業やトイレ設置を含む衛生普及活動、居住環境確保(半恒久的な住居の建設等)の支援に取り組む予定です。 居住区では、その規模の大きさ(約28万人の難民が居住)に驚かされる一方で、質素な生活ながらも明るく陽気にふるまう難民の人々に大いに励まされる思いがしました。

難民の子供たちと住居

難民の子供たちと住居

給水を待つポリ容器の列

給水を待つポリ容器の列

他団体の支援活動状況を把握するために、WASH分野(Water,Sanitation and Hygiene:水と衛生に関する分野)やインフラ関連事業、Security等の関係者間のミーティングに出席して種々の情報を得ることができました。 9/5(火)には、これまでの日本の支援活動内容をアピールすること等を目的として、居住区内の太陽光発電による給配水施設や小学校運営施設でプレスツアーが大々的に行われました。 このイベントには、在ウガンダ日本大使の亀田和明閣下ほか、ウガンダの要人も多く招かれ、盛大な催しとなりました。

プレスツアーにて、くみ上げた水で乾杯(中央は亀田日本大使)

プレスツアーにて、くみ上げた水で乾杯(中央は亀田日本大使)

居住区内の小学校校舎の壁

居住区内の小学校校舎の壁

小学校のトイレ

小学校のトイレ

また9/20(水)には居住区内のチャイルド・フレンドリー・スペース(主に小学校就学前の子どものための施設)および小学校を訪ねて、日本の絵本や横山が持参した衣服(上下計29着)を贈呈することができました。

子どもたちに持参してきた衣服を贈呈

子どもたちに持参してきた衣服を贈呈

ウガンダは都市部を少し離れると地平線がはるか彼方まで見渡せ、思っていた以上に広く感じる自然豊かな国 という印象です。 まだまだ慣れないことも多いのですが、できるだけ早く、可能な支援活動から順次実行に移していきたいと願っています。   2017年9月 MPJウガンダ駐在員:横山  羌泰、宮本かりん

グローバルフェスタに出展しました!

【圧縮版】水泳古賀選手と(NB Press Online三平准太郎氏撮影)

 

9月30日(土)、10月1日(日)の2日間、東京・お台場で行われた国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN 2017」に出展いたしました。

 

当日は2日間とも秋らしい気持ちのよいお天気で、約12万人もの人々が訪れたそうです。

 

MPJブースでは、ウガンダでの南スーダン難民支援事業やマラウイでの農民自立支援事業などを紹介するほか、アフリカにまつわるクイズを実施して、多くの方にMPJの活動に関心を持っていただけるような展示内容にしました。

 

ブースには2017年世界水泳銀メダリストの古賀淳也選手にもお越しいただきました。 古賀選手は途上国の教育に関心をお持ちだそうです。 (冒頭の写真は古賀選手とMPJメンバーでの記念撮影! 写真提供:NB Press Online)

 

 

 

クイズでは理事長・鈴木りえこがウガンダから持ち帰った「栓抜き」が何に使われるのか?を当てる問題がなかなか難しかったようで、多くの方が手に取って頭をひねらせていました。答えが栓抜きとわかると、みなさん「なるほど~!」といった関心の表情。

 

まだまだ知らないことがたくさんあるアフリカですね。単に「遠いところ」で終わらせず、少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

 

 

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またマラウイでMPJが支援する農民グループが生産したバオバブオイルも大々的にPRしました。

ビタミンEをオリーブオイルの10倍以上含むという貴重なオイルで、皆さんにはテスターでオイルの塗り心地をお試しいただき、アンケートにご協力いただきました。アンケート結果は今後の品質改善や販路拡大に生かし、農民の人々の収入向上につなげる予定です。 IMG_1183      IMG_1181                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メインステージでは「持続可能な開発目標」(SDGs)の広告塔になったピコ太郎さんも本邦初公開のPPAP・SDGs版を実演され、スタッフ自身も楽しませていただきました。

外務省主催のNGO海外スタディ・プログラムにて、研修生を派遣!

TPOユンベ事務所の前で磯部(左から2番目)とTPOスタッフ

TPOユンベ事務所の前で磯部(左から2番目)とTPOスタッフ

 

8月28日(月)より、MPJ東京事務所のスタッフである礒部(*1)は、外務省が主催する「NGO海外スタディ・プログラム」の研修生として約3ヶ月間、ウガンダの現地NGOである「TPO Uganda」へインターンとして派遣されました。

本プログラムは、日本の国際協力NGOの人材育成を通した組織強化を目的として確立され、研修生は主体的に研修計画を策定し、各々の能力強化を図ることができるプログラムとなっています。

 

MPJ本部スタッフである礒部はこのプログラムを活用し、「災害・紛争等の人道緊急時における心のケアと精神保健・心理社会的支援の運営方法を学ぶ」というテーマで、ウガンダにて心のケアや精神保健の支援活動を20年以上実施しているTPO Uganda (TPO: Transcultural Psychosocial Organization)という現地NGO団体にて研修を開始いたしました。

 

9月からの2ヶ月間はウガンダ北部に位置するTPO ユンベ事務所へと派遣され、南スーダン難民居住区の「ビディビディ難民居住区」というエリアにてフィールドワークを行い、TPOが実施する難民の心のケア事業に従事する予定です。その後、ウガンダ西部に位置するキリャンドンゴ難民居住区へと移動し、約一ヶ月間、キリャンドンゴにおけるTPOの活動を視察・従事することとなっています。

 

災害や紛争等の人道緊急時において、「心のケア」という分野は繊細に扱わなければならなく、また支援する側も感情移入しすぎることにより、自らも精神的病に犯されるケースもあり、支援活動としては難しい課題となっています。今回の研修では、心理社会的支援を長期にわたり支援してきたNGOにて、その運営方法を学ぶことで、日本の「心のケア」事業の更なる強化に繋がるよう、努めていきたいと思います。

 

 

 

(*1礒部美穂 略歴) 学生時代、南アフリカでのHIV/AIDS アウトリーチプロジェクトについてのフィールドワークや、ガーナにおいてマイクロファイナンス企業にてインターンを経験。 2017年2月よりMPJ常勤スタッフとして勤務。

(マラウイ農民グループ支援事業)逢沢一郎議員視察の様子をご報告!

8月18日、日本・AUアフリカ連合議員連盟会長としてマラウイを訪れていた逢沢一郎衆議院議員が、在マラウイ柳沢香枝日本大使とともにMPJの支援対象グループの一つであるMadisi Agro-processing Groupを視察されました。

 

当日はMadisiグループとMPJのプロジェクト (バオバブ製品の製造販売を通した農民グループの自立支援プロジェクト)紹介、工場内やひまわり油の製造工程の見学をなさいました。

 

グループのメンバーたちは逢沢議員と柳沢大使の訪問をとても喜び、終始大いに盛り上がりました。この翌週、私たちがグループ訪問した際もまだ興奮冷めやらず、また改めてメンバーたちから感謝の言葉をいただきました。メンバーたちに非常に良い刺激となったようです。

 

 

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Madisiグループの代表者が、逢沢議員と柳沢大使へグループについての説明をしている様子。事前にきちんと資料を作成するなど、メンバーたちのやる気が伝わってきました。代表者のオースティンさんやメンバーたちは、はじめは少し緊張した様子でしたが、すぐに和やかな雰囲気で視察は始まりました。

 

 

 

 

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Madisiグループの製造商品であるひまわり油の紹介、工場内見学の様子。時折冗談も交えながら、リラックスした様子で見学されました。

 

 

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ひまわり油の製造工程を見学。ひまわりの種を搾油機に入れ、油が抽出される様子を見学されました。逢沢議員もご自身で写真を撮影され、興味深そうに見入られていました。

 

 

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MPJが実施しているビジネストレーニングについての説明をしている様子。壁には前回行なった原価計算のトレーニングが貼ってあります。

 

 

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最後に逢沢議員から激励の言葉をいただき、メンバーたちも感謝の言葉を伝えていました。

 

 

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視察後にはMadisiグループのメンバーと一緒に記念撮影を行ないました。

 

 

 

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解散後、集まってきていた子どもたちの写真を撮影する逢沢議員。とても気さくで素敵な方でした!

(マラウイ農民グループ支援事業)現地駐在員の暮らしぶりについてご紹介!

今回はマラウイに駐在しているMPJスタッフ(青木・天野)の普段の生活の様子についてご紹介したいと思います。

 

前回のブログ(2017年4月6日付)でもご紹介したように、二人とも元青年海外協力隊のマラウイ隊員¹という事で、マラウイの生活にはすぐに馴染むことができました。現地語であるチェワ語も駆使して、マラウイ人とコミュニケーションを取りながら日々暮らしています。

 

首都リロングウェにはスーパー、新鮮な野菜を売っている地元マーケット、レストランなどもあり、食事面ではあまり困りません。移動手段は日本の中古車を使用したミニバス、タクシー、トゥクトゥク²、自転車タクシーなど様々揃っていて、年々交通量も増えており渋滞するほどです。市内のほとんどの場所には電気と水道が通っていますが、停電や断水は頻繁にあります。オフィス街では現地の人々はきちんとした洋服をまとい、スマホや車を持っていたりと、“アフリカ”のイメージとは大きくかけ離れています。

 

一方で電気も水道もない村での生活は、まさに日の出と共に起き、日の入りと共に寝る、といったシンプルな生活です。村の人々は朝起きたらまずホウキで掃除をし、手洗いで洗濯をし、近所の人たちとおしゃべりをし、食事の時間になれば火を起こしてシマ(マラウイの主食で、トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)を作り、家族揃ってシマを食べ、暗くなったら寝る。毎日「生きる」ために時間を割き、「生きている」という実感が湧きます。国として発展はしていないですが、人とのつながりであったり、今の日本には失われてしまった大切なものがマラウイにはたくさんあるように思います。

 

現在駐在員は首都に住んでいることもあり、村の生活と比べると生活レベルはぐっと上がりますが、それでも街を歩けば誰かが声をかけてくれたり、人と人との距離はとても近く、日々の生活もゆったりとした時間が流れています。

 

 

~1日の様子~

<出勤>
普段は私物の自転車にて出勤。荷物の多い日などはカバザ(自転車タクシー)にお願いしています。

駐在スタッフの天野が自転車タクシーで出勤する様子

駐在スタッフの天野が自転車タクシーで出勤する様子

 

 

<ミーティング>

フィールドワークのない日は事務所で次のワークショップについての打ち合わせや資料作成を行なっています。

ミーティングの様子:左から天野、マティアス、青木

ミーティングの様子:左から天野、マティアス、青木

 

 

<昼食>

昼食は毎日スタッフ全員でシマを食べています。少量を手で丸めながら捏ね、おかずと共に食べます。本日のおかずはウシパ(小魚)とンピル(菜っ葉)。

 

本日の昼食です!

本日の昼食です!

左から青木、天野、マティアス、カムング

左から青木、天野、マティアス、カムング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<休憩中>

男性スタッフは昼食後、マラウイのボードゲーム“バオ”を楽しんでいます。皆とても真剣にプレーしています。バオとは二人対戦で、相手の陣地にある玉を全て取ったら勝ちとなる、日本でいう将棋のようなゲームです。

 

バオをしている様子(左からカムング、青木)

バオをしている様子(左からカムング、青木)

 

 

<帰宅>

現地スタッフは日本語にもとても興味を持っており、様々な日本語をマスターしています。最近覚えた言葉は、「じゃ、また明日!」。

 

現地スタッフのカムング(左)とマティアス(右)

現地スタッフのカムング(左)とマティアス(右)

 

(注1)青木:2012~2014年、村落開発普及員として活動

天野:2014~2016年、青少年活動隊員として活動

(注2)主に東南アジアから南アジアで普及している三輪タクシーの名称