ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

Blog-Archives

TICADVI 公式サイドイベント・セミナーのご報告

FINAL TICAD VI LOGO(2017.7.31まで使用OK)8月27日~28日の二日間、ケニアの首都ナイロビにて開催された第6回アフリカ開発会議(TICADVI)の外務省公式サイドイベントとしてミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)とミレニアム・プロミス・ケニア(MPK)の共催で、セミナーを開催いたしました。このセミナーは、「市民社会ネットワーク for TICAD」のNGOセミナーシリーズの一環として、28日午前9時から10時半まで、ライコ・リージェンシー・ホテルにて開催されたものです。

講師やゲストたちと ⓒ市民ネットワーク for TICAD

講師やゲストたちと ⓒ市民ネットワーク for TICAD

セミナーの内容は、ケニアのシアラ県にあるミレニアム・ビレッジ、サウリ村のチームリーダーであるMs.Jessica Masiraとヘルスコーディネーター&医師のMr. Donald Apatの2名が講師となり、2005年から開始されたミレニアム・ビレッジ(10か国80村)第一号としての10年間の経験、とりわけ保健衛生面での実績を話してくださいました。
サウリ村からは、特別ゲストとしてHIV陽性の母親2名とその子ども2名(HIV陰性)も参加し、母親たちがそれぞれの体験談、プロジェクトの成果として子ども(3歳と7歳)たちがHIV陰性を保っていることなどを、涙ながらに語ってくださり、聴衆の感動を誘いました。サウリ村ではコミュニティ・ヘルス・ワーカーが妊婦のHIV検査を実施し、陽性の場合は治療を開始します。出産直後の赤ちゃんも治療され、生後18か月間は母乳のみで育てられるのです。そのほかの飲食をするとHIVに感染する危険性があるためだそうです。HIV陽性の母親たちは定期的に集まり、お互いに励まし合い、経験者からアドアイスをいただき、前向きに生活しています。

鈴木とMVPの支援を受けた子ども(2014年秋)

鈴木とMVPの支援を受けた子ども(2014年秋)

MPJ理事長の鈴木も2014年秋にサウリ村を訪れた際、たまたまHIV陽性の母親から生まれた子どもたちが生後18か月を経て、HIV陰性であることが証明された「卒業式」に参加することができました。30組ほどの夫婦とその子どもが一組ずつ名前を呼びあげられ、音楽と踊りとともに参加者の前に現れ、「卒業証書」を与えられダンスして記念写真を撮るというお祝いの儀式でした。最後には、Jessicaと鈴木が大きなケーキにカットを入れ、参加者全員でケーキを食べながら喜びを分かち合いました。その時、”I am free”というTシャツを着ていたよちよち歩きのFaithちゃんが、1年半後に元気な姿でセミナー会場を走り回る姿を見て、感無量となりました。

質問が沸く会場の様子

質問が沸く会場の様子

さて、セミナーの聴衆は日本人のほかアフリカの方々も半数程度を占め、講義の後には多くの質問がありました。日本の著名な研究者の方も、ミレニアム・ビレッジのコストパフォーマンスに関する質問をされ、Jessicaからは村人一人当たりの予算が110ドルという答えでした。また、外務省のTICADVI大使兼アフリカにおける地域経済共同体(RECs)・平和・安全保障担当大使をされている藤田順三大使も参加され、冒頭に挨拶してくださいました。そして、最後にはHIVに対する偏見が根強い地域で、陽性の方々が公の場で体験を語ってくださるのは、非常に有意義なことであると感想を述べてくださいました。

サウリ村では10年にわたる包括的な分野(農業、教育、保健衛生、インフラ、起業ほか)での介入がなされ、様々な変化を遂げています。当初から見守っている鈴木の印象としては、特に村人に心理的な変化が表れ、援助に頼ることから自立への転換が徐々に感じられます。

セミナーの参考資料(英語)はこちらです。

TICADⅥのサイドイベントへ参加します!

FINAL TICAD VI LOGO(2017.7.31まで使用OK)初のアフリカ開催となる6度目のアフリカ開発会議(TICAD)が、いよいよ目前に迫ってまいりました!

MPJは今回のTICADに合わせ、市民ネットワークfor TICAD(Afri-can)主催のサイド イベントの一角として、ケニア・ナイロビにてセミナーを開催します。

MPJの支援先であるサウリ村チームリーダーのJessica・ヘルスコーディネーターのDr. Donaldを招き、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)の成果や課題、SDGsの達成に向けた今後の取り組み、についてお話します。さらに、MVPの一環で支援に力を入れてきたHIV陽性のお母さんとその子どもたちにも、当日特別ゲストとして参加してもらいます。MVPでは、たとえHIV陽性であっても、お母さんたちが自信をもって暮らすことができるよう、子どもたちが健康に育っていけるよう、支援を継続してきました。セミナーでは、この活動についても紹介します。 セミナー開催要領は以下の通りです。

サウリ村で支援を受けた女の子

サウリ村で支援を受けた女の子

「MDGsからSDGsへ:ミレニアム・プロミス/
 ケニア・シアヤ地域におけるミレニアム・ビレッジの経験を通して」
日程:2016年8月28日(日)
時間:9:00~10:30 (ケニア時間)
場所:ライコ・リージェンシー・ホテル (ナイロビ市内)
主催:ミレニアム・プロミス・ジャパン
共催:ミレニアム・プロミス

セミナーの詳しい開催報告は後日HP上で公開いたしますので、そちらにもご期待ください!
市民ネットワークfor TICAD(Afri-can)の広報ページはこちら

MPJの新活動方針をプレスリリースしました!

本日、ミレニアム・プロミス・ジャパンは、今後の活動方針についてプレス発表をいたしました。

これまでMPJは、ミレニアム開発目標(MDGs)達成への寄与をメインテーマとして活動して参りましたが、MDGsは2015年末に一応の目標達成期限を迎えました。それに伴い今後は、MDGsを継承・発展させた新たな開発目標である「持続可能な開発(SDGs)」達成への貢献に精進して参ります。具体的には、「グローバル・ヘルス、難民、女性」を基本テーマとし、MPJがこれまで活動実績のあるウガンダにおいて、主に以下のような取り組みに注力していく所存です。

1.ウガンダ北部の南スーダン難民居住区におけるケア施設の建設と運営
2.難民女性のコミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)への育成
3.CHWの活動によるコミュニティ内の健康と保健衛生環境の向上
4.CHWのコミュニティ運営のできる人材への育成
5.他NGOとの協働による活動規模の拡大

これらの活動を盤石に実施していくためにも、引き続き皆様方からの厚いご支援をお待ちしております。今後のMPJの活動にもぜひご期待ください!

なお、新活動方針の詳しい内容については、MPJ新活動方針プレスリリースをご参照ください。

本件に関するお問合せは、MPJ事務局(TEL:03-5842-2801、FAX:03-5842-2802、MAIL:mpjapan@drive.ocn.ne.jp、受付は平日10:00~18:00)までお願いいたします。

東大五月祭講演会「アジア・アフリカと持続可能な開発」報告書を公開しました

 

去る2016年5月15日、東京大学5月祭にてMPJユースとアジア開発学生会議が共催した講演会「アジア・アフリカと持続可能な開発」の報告書を掲載します。

 

講演会の概要はこちら→  MPJユースが、東大5月祭で講演会を開きます!    

 

 

本講演会では、加藤宏氏(独立行政法人国際協力機構理事)、渋谷健司氏(東京大学医学系研究科国際保健政策学教授)より、アフリカの開発、グローバルヘルスなどについて貴重なお話をいただきました。   

 

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講演の内容を報告書よりご覧いただけます。どうぞお役立てください。

 

報告書はこちら

2016年東京大学五月祭講演会「アジア・アフリカと持続可能な開発」報告書

ダッカ人質事件で犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げ、ご親族の皆さまへ心からお悔やみ申し上げます。バングラディッシュの発展のためにご尽力されてきた方々へのテロに対して、強い憤りを感じております。また、お怪我をされた渡辺玉興さまが1日も早く回復されることをお祈りしております。

MPJ&MPJユース共催研究会のお知らせ!

 8月末にナイロビにて開催されるTICADVIを控え、MPJとMPJユースはアフリカ研究の第一人者のお一人、武内進一氏を講師にお迎えして、下記の要領で研究会を開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております!

日時:2016年6月18日(土)14:00~16:00
場所:東京大学伊藤国際学術研究センター 3階中教室  
   〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
   http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html (アクセス)
講師:武内進一氏(ジェトロ・アジア経済研究所 地域研究センター長)
テーマ:「アフリカの政治と開発~ルワンダをめぐって」
会費:一般2,000円 学生500円 MPJ&MPJユース関係者無料
申し込み先: mpjapan@drive.ocn.ne.jp まで
        お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、メールにてお申し込みください。
締め切り:6月15日(水)


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武内進一先生

【武内先生のご略歴】
ご学歴
1986年3月 東京外国語大学フランス語学科卒業
2008年2月 東京大学より博士号(学術)取得

ご職歴
1986年4月 アジア経済研究所入所 アフリカ研究(中部アフリカフランス語圏諸国)担当
1992年10月-1994年10月 アジア経済研究所海外派遣員として、ブラザヴィル(コンゴ共和国)、リーブルヴィル(ガボン共和国)に滞在
2005年4月-2009年3月 地域研究センターアフリカ研究グループ長
2009年4月-2012年3月 国 際協力機構へ出向
2012年4月-2014年3月 地域研究センターアフリカ研究グループ長
2014年4月-   地域研究センター次長

ご著書:
『現代アフリカの紛争と国家—ポストコロニアル家産制国家とルワンダ・ジェノサイド』明石書店、2009年. (第31回サントリー学芸賞受賞、第13回国際開発研究大来賞受賞)ほか多数。

その他の社会的活動
日本学術会議連携会員、政策研究大学院大学客員教授、東京大学大学院非常勤講師、東京外国語大学非常勤講師

MPJユースとアフリカからの留学生たちとの交流会報告

ユースの交流会(茶道)(書道にもトライしました!)

 去る4月17日(日)、吉祥寺のNUTLUCKにおいて、MPJユースのメンバーとガーナ、ナイジェリア、ミャンマーからの留学生たちとの文化交流会を開催しました。集まってくださった留学生は合計6名、MPJユースからは9名が参加しました
先ずは、アイスブレーキングとして、ビンゴ形式を用い、マスに書かれた人を探すことから始めたおかげで、すぐに参加者がお互いを知ることになりました。それから、各国の食についてのプレゼンテーションを行い、ランチの時間には皆で「太巻き」作りにも取り組みました。

 午後には、小さいころから茶道をたしなんでいるユースの男性メンバーが、着物を着てティーセレモニーを実演し、お茶についての歴史を説明しながら留学生の皆さまにお茶をご披露しました。それから、一緒に折り紙を折り、書道にもトライしました。最後には、ガーナ人留学生の方々が、人口や国旗の説明、伝統衣装、お葬式等についてプレゼンテーションを行い、ナイジェリア人留学生の方々は、国の位置、言語、ダンス等のプレゼンテーションを行いました。そして、全員でYouTubeを見ながら、ナイジェリアのダンスを踊りました!

 帰り際にアンケートをとったところ、全体として80%が大満足、20%が満足という嬉しい結果になりました。一年後と言わず、数か月後には再度みんなで集まりたいと願っています。

ユースの交流会3ユース交流会4

法政大学女子高等学校の生徒さんたちが、MPJオフィスを訪ねてくださいました!

法政女子高(5月2日)4/45月2日、法政大学女子高等学校2年生の3名(石塚瞳子さん、板垣佑奈さん、堀田優紀乃さん)が、高校の授業の一部としてMPJオフィスを訪ねてきてくださいました。同校は文部科学省からスーパー・グローバル・ハイスクールに指定されていて、持続可能な社会の実現という目的を掲げ、女子生徒さんたちがそれぞれ3つの分野(1.グローバルキャリア、2.多文化共生、3.エンバイロメンタル・スタディーズ)に分かれて学んでいます。そして、自分たちが作成した企画を企業や組織に提案し、とともに実現へ向けた取り組みを通じて、将来的なグローバル・リーダー育成に努めているそうです。訪問してくださった3名は、多文化共生という分野を選び、難民の方々たちをどのように受け入れ、共生していくかについて関心を持たれていました。
法政女子高(5月2日)2/4
彼女たちは、昨年夏に同じくスーパー・グローバル・ハイスクールである玉川学園で開催された授業(いくつかの学校から生徒さんたちが集合していた)に参加され、学園祭などで20箱程度の洋服を集めて、講師として招かれていたMPJ理事長・鈴木りえこの話を聞き、世界の貧困問題などについてさらに詳しい話を聞くために、ゴールデンウィークの休暇中にもかかわらず、東京のオフィスを訪問してくださいました。

彼女たちは、世界的な基準で貧しい人たちは、どのような過程で貧困に陥ってしまったのか、
何が足りないのか、実際にどのような暮らしを送っているのか、MPJはこれまで貧しい人たちが自立できるようにどのような支援活動を行ってきたか、彼女たちが貧困問題を解決するためにどのようなことができるか、など、鈴木にたいして様々な質問をし、また反対にそれぞれの意見を問われて、真剣なディスカッションを行いました。

法政女子高(5月2日)3/4
また、これまで彼女たちが主催者となり、海外の難民キャンプへ洋服を送るCSR活動を行っている企業に洋服を寄付する活動を実施してきたそうです。今後は、MPJとともにアフリカの貧しい人々の役に立つ活動ができるよう、支援活動を検討していくことになりました。法政大学女子高等学校の石塚さん、板垣さん、堀田さん、ありがとうございます!

MPJユースが、東大5月祭で講演会を開きます!

MPJ Youthは、アジア開発学生会議(以下ADYF)と共催で、新たに採択されたSDGs(持続可能な開発目標)についての講演会を五月祭の企画で行います! 講演名は「アジア・アフリカと持続可能な開発目標」です。2016年に新たに採択されたSDGsがアジア・アフリカ両地域にとってどのような意味を持ち、どのような影響を与えるのかについて参加者に知って、考えていただく企画を、講演会を通して行うつもりです! 講演会では、アジアとの比較から、アフリカにおける都市開発に関する問題、また各地域の医療問題への取り組みについての講演を行う予定です。

        

【日時】2016年5月15日(日)14:00-16:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文1号館(東) 法21
【参加費】無料
【参加方法】当日会場にお越しください

【講演者紹介】
独立行政法人国際協力機構理事 加藤 宏様
1954年東京生まれ。東京大学文学部卒業。ハーバード大学ケネディ行政学院終了(公共行政修士)。1978年JICA(国際協力事業団)入団。その後、外務省勤 務、JICA 鉱工業開発調査部、総務部、企画部、アジア1 部、国内事業部などを 経て、2007 年 4 月から国際協力総合研修所長。2008年10月のJICA研究所設立に伴い、同副所長。2013年4月から研究所長、2013年10月より理事に就任。神戸大学大学院国際協力研究科客員教授、国際開発学会理事などを務める。
東京大学医学系研究科国際保健政策学教授 渋谷 健司教授
1991年、東京大学医学部医学科卒、同年に医師免許取得後、帝京大学付属市原病院麻酔科医員(研修医)として勤務。1993年、東京大学医学部付属病院医師(産婦人科)を経て、米国ハーバード大学リサーチ・フェロー。1999年に同大学より公衆衛生学博士号取得。同年、帝京大学医学部産婦人科助手、2000年衛生学公衆衛生学講師。2001年に世界保健機関(WHO)シニア・サイエンティスト(保健政策のエビデンスのための世界プログラム)就任。2004年にWHOコーディネーター(評価・保健情報システム/保健統計・エビデンス)を経て、現職。専門分野は死亡・死因分析、疾病の負担分析、リスクファクター分析、費用効果分析、保健システムパフォーマンス分析、保健外交など。現在、Global Burden of Disease 2010研究コアメンバー、GBD科学評議会、WHO保健統計専門家委員やランセット特別号の組織委員を務める。

*渋谷教授には、本年1月より、MPJの会長として、弊法人の活動にご賛同いただいております。

MPJユース 留学生交流会を開催いたします!

開催間近のお知らせとなりますが、4人のアフリカ人留学生と一緒にクッキングをしながらの交流会を開催いたします。茶道、書道、折り紙などの文化交流も行います。

【日時】4月17日(日)10時~18時
【場所】NATULUCK吉祥寺 キッチン付きセミナールーム”こちら”


参加ご希望の方は、”メールにて”ご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしています。mpjyouth.shinkan.16@gmail.com