ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

ウガンダレポート(インターン報告)

 今年4月から7月にかけて、MPJインターンとしてウガンダ共和国のミレニアム・ビレッジ、ルヒーラ村に滞在された湯川真美子さんの滞在レポートをお届けします。
*****
 こんにちは。2011年4月20日~7月1日までウガンダ共和国のミレニアム・ビレッジ・プロジェクトのインターンシッププログラムに参加しました湯川真美子です。今回、私は約2ヶ月半の間、ウガンダ西部にあるルヒーラ村というミレニアム・ビレッジで村の女性が作るクラフト製品(バナナの皮で編んだカゴやビーズアクセサリーなど)の商品開発と商品販売企画に携わりました。
村の女性と商品開発について打ち合わせ.jpg ルヒーラ村の中心部1.jpg ルヒーラ村の中心部2.jpg
【写真】村の女性たちとお話をする湯川さん(左写真・向って右側)、ルヒーラ村の中心部(中央・右写真)


こんにちは。2011年4月20日~7月1日までウガンダ共和国のミレニアム・ビレッジ・プロジェクトのインターンシッププログラムに参加しました湯川真美子です。今回、私は約2ヶ月半の間、ウガンダ西部にあるルヒーラ村というミレニアム・ビレッジで村の女性が作るクラフト製品(バナナの皮で編んだカゴやビーズアクセサリーなど)の商品開発と商品販売企画に携わりました。
ルヒーラ村の近くにあるクラフト製品のトレーニングセンター兼販売所はKabuyanda イノベーションセンターと呼ばれ4年ほど前に設立されました。ここでは、①村の女性がセンターでクラフト制作のトレーニングを受け、②習得した技術をもとに各自の家でクラフト製品を作り、③その後、完成したクラフト製品を商品としてセンターに持ち込み、④センターは商品が売れると女性に売上を還元する、という仕組みをとっています。
Kabuyanda イノベーションセンター.jpg Kabuyanda イノベーションセンターの展示商品(アクセサリー).jpg
【写真】Kabuyanda イノベーションセンターと展示商品(アクセサリー)
ところが、私がセンターを訪れた際、この取り組みは様々な問題を抱えていました。
まず、ルヒーラ村の商品はウガンダの街中で旅行者向けに売られているものとは品質・デザインの多様性といった面で劣っていました。また、センターは街から車で1時間半ほど離れた場所にあり普段は村の人しかお店に訪れる機会がなく、商品の売上のほとんどを時折ルヒーラ村を視察に来る海外からの訪問客だけに頼っている状況でした。このため商品はほとんど売れず、村の女性の商品作りに対する士気は下がっていました。
街中の土産屋で売られているアクセサリー、工芸品類1.jpg 街中の土産屋で売られているアクセサリー、工芸品類2.jpg
【写真】街中の土産屋で売られているアクセサリー、工芸品類
良い商品なしには販売機会の広がりはないと感じ、商品の質を上げる、これがはじめに行った取り組みです。ところが『商品の質』という言葉を村の女性達と理解し合うのにとても時間がかかりました。というのも、村の女性達は海外旅行客が好むような商品をこれまで見たことがなく、商品として価値が発生する『製品の質』がどのようなものであるか想像できなかったからです。私は街中から旅行客が好む商品を買っては女性達に見せ、その商品のどこが優れているのか、どのような商品が売れるのかを何回も話し合いました。
村の女性と商品開発について打ち合わせ.jpg
【写真】村の女性と商品開発について打ち合わせ
ただ、彼女達も私と同じ女性。女性が美しく見えるアクセサリーを作ることの楽しさはやはり各国共通のようで、毎週2回行われるトレーニングにみんな意欲的に参加し、トレーニングの時間が終わっても熱心にアクセサリー作りを続ける若い女性も現れ始めました。また、今回、村から近い街に住みビーズアクセサリー作りを趣味とする女性を村の女性のトレーナーとして迎え入れ、私の帰国後も継続してトレーニングの実施が可能な体制を整えました。
ビーズアクセサリー制作の様子.jpg トレーナーが作ったアクセサリー.jpg
【写真】ビーズアクセサリー制作の様子(左)、トレーナーが作ったアクセサリー(右)
今回の滞在期間は、商品開発に集中して商品販売企画を実践するまでには至りませんでしたが、今後、商品の質がますます上がり、海外旅行客向けに製品販売を拡大する計画が実施されることを応援しています。