ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)

極度の貧困は根絶できるはずだ
私たちの孫の時代ではなく、
私たちの世代のうちに
極度の貧困は根絶できるはずだ  私たちの孫の時代ではなく、私たちの世代のうちに

サハラ以南のアフリカが抱える問題

サハラ以南のアフリカ:特別の課題

ミレニアム開発目標達成に向けたグローバルな集団的な努力は、大きな成功をもたらしています。進歩状況は、地域間で不均等です、とりわけ、サハラ以南のアフリカは目標の達成から遠いところにいます。この地域は下記の特定の課題に直面しています。

○ 極度の貧困にあえぐ人々の数は、サハラ以南のアフリカにおいては全くと言ってよいほど減少しておらず、1990年から2005年にかけての貧困率は約50%でした。

○ アフリカは一人当たりの食糧生産が、過去30年間で低下している世界で唯一の地域でした。

○ 発展途上国の5歳未満の子供の死亡の半数が、この地域で発生しています。

○ 毎年、世界ではマラリアにより100万人以上の人々が死亡していますが、そのうちの80%はサハラ以南のアフリカの5歳未満の子供で占められています。

○ サハラ以南のアフリカでは、小学校就学率が1999/2000年の58%から2005/06年の71%に劇的に上昇しました。それでも、この地域は、小学校にあたる年齢の約3千8百万人の子どもが学校に行っていないという点で、この目標のグローバルな進歩から遅れています。

○ HIV感染者の大半はサハラ以南のアフリカに暮らしています。

○ 子供の栄養失調を減らすことに関して、進歩の少ない国の大多数がこの地域にあります。

○ 雇用の脆弱性がとても高くなっています。脆弱な雇用は、すべてのジョブの4分の3を占めています。

○ サハラ以南のアフリカの5億人の人々は、基本的な衛生サービスへのアクセスが出来ていない状態です。

○ これらの地域は、改善された飲料水の供給がない地域の中で3分の1以上の割合を占めています。

 

多くの課題にもかかわらず、ミレニアム開発目標に向かって、急速で大規模な進歩は可能であることが、アフリカ全域で実証されています。

 

 

 
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